ガンドッグトレーニング3

近況

やっと2ヵ月半ぶりに車が帰ってきます^^;

そのまま千葉県袖ヶ浦市にある百目木公園に
お泊りで、ポチタマでお馴染みの松本秀樹さんの
イベント参加です。

久々のキャンピングカー泊、ワクワクします。

土日は千葉県袖ヶ浦百目木(どうめき)公園
にてイベントやっていますのでお時間のある方は
遊びに来てくださいね~

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ドッグトレーナーのお仕事

タイトル

ガンドッグトレーニング3

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本題


皆さんこんにちは
プレイボゥドッグトレーナーズアカデミー校長の
森山です。


さて、前回はガンドッグの競技がイギリスで
どのように行われているかを書きました。


今日はガンドッグトレーニングについて少し
詳しくお話しましょう。



ガンドッグとしてのトレーニングで
一番基礎になるのは指示された方向にまっすぐ
進むことです。


打ち落とされたゲーム(鳥)が落ちているであろう
場所をハンドラーが手で指し示し、その方向に
わき目も振らずまっすぐ進むことは一番の基本では
ありますが、これが難しい。



皆さんはご自分の愛犬に呼び戻しは教えると思いますが、
離れていけと教えることは少ないと思います。



森山は師匠のフィリッパから「これができていてば
レトリーブはほぼ完成」と言われました。



練習ではゲームの変わりにダミーを使います。



ダミーをいつも同じ場所に置き、徐々に人間と犬が
ダミーから離れていきます。


最初は短い距離からはじめ、だんだん距離を
離して行き、最終的には犬とダミーの距離は
200メートル程、離れます。


ダミーの場所を固定することで犬はダミーを
見失うことなく回収することができます。


次に大切なのがホイッスルです。


ホイッスルはガンドッグトレーニングには欠かせない
道具で、これ無しではガンドッグはできません。


フィールドでは犬とハンドラーは200メートルも
離れることがありますから、いくらハンドラーが
大きな声で怒鳴っても聞こえません。


さらに本番で、人が大きな声を出すと鳥が
逃げてしまいます。


ホイッスルの音は遠くまで聞こえますし、
鳥のさえずりに似ていますのでゲームも
びっくりしないのだと思います。


ホイッスルはガンドッグトレーニングだけでなくても
普段使ってもとっても便利です。


公園などでピーと鳴らしたら愛犬がぴゅーって
戻ってきたらかっこいいじゃないですか!!


森山は愛犬ボイシー君と出かけるときは必ず
首にホイッスルを掛けています。


俗に言う犬笛ですが、犬笛を吹くと犬が寄ってくると
思っている方が多いようですが、犬笛を吹いても
犬は寄ってきません。


最初は犬も「何の音だろう?」と思って
寄ってくるかもしれませんが、そのうち寄って
こなくなります。


最初は根気よくホイッスルを鳴らした後に
ボールを投げてあげたり、ご褒美をあげたりして
条件づけをしていきます。


犬が理解してくると、どこにいてもご褒美を
貰いに飛んでくるようになります。


森山は愛犬ボイシー君がへそ天で寝ているときに
わざとホイッスルを鳴らすこともあります。


気持ちよさそうに寝ているのにホイッスルの音に
反応して飛び起きます(ごめんねボイシー)


何故、そんな可愛そうなことをするかというと
いつ、どこでホイッスルが鳴るか分からないという
学習をさせるためです。


そういったトレーニングをしておくと、
どんなときにでもホイッスルに反応してくれるように
なりますよ!


よくやってしまう間違いが、練習のための練習
をされる人がいます。


「ある特定の場所で特定の動きをすると特定のご褒美が
もらえる」と犬が学習しているケースはとても
多いですね。


いわゆる練習のための練習です。


ですから、普段の生活の中に練習を入れていく
ととっさのときに使えて便利ですよ。

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