もう一つの選択肢

ドッグトレーナーのお仕事

タイトル

【 もう1つの選択肢 】

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本文

森山は以前「人と同じことをやっていたら人と同じ結果
しか得られない」と言う言葉を聞いてから基本的に人と
違う連想をするように心がけています。

人がやっている行動が嫌いと言う事ではないのですよ。

例えば森山が目指す日本の犬を取り巻く環境を変えるには
皆がやっているアプローチ以外にも何か効果的な方法が
あるのではないか?などと考えると言う事です。

そんな思考の癖があるからなのかもしれませんが、
皆がやっている方法以外になんか違う方法があるんじゃ
ないかな??と考える癖があります。

例えばプレイボゥが設立当初から一貫して言っている事に

「子犬を社会化させることで殺処分される犬を減らす」

「正しい飼い方を飼い主に伝えることで捨てない飼い主
を増やす」

と言う物があります。

飼育放棄される犬達を救う活動をしている方たちには
本当に頭が下がる思いです。

私財を投げ打って保護活動に当てたり、生活のほとんど
の時間を保護活動に充てたりと言う事は並大抵でできる
ことではありません。

知人にも保護活動をしている方たちがいてとても崇高な
活動だと思っています。

ですが、プレイボゥは、あえて捨てられる犬達の保護
ではなく「捨てられない犬を育てる」「捨てない飼い主
さんを増やす」と言う蛇口を占める活動を中心に行って
いきたいと言う事なのです。

しつけと言う武器を使って捨てられる犬を減らし捨てる
飼い主を減らすと言う活動はドッグトレーナーにしか
できない活動なのではないかと思うのです。

結果、殺処分を0にすると言う事です。

それについては今まで何度も記事の中で言ってきたこと
です。

そして今日はあなたにもう1つの考え方を提案したいと
思います。

それは・・・

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もう1つ、捨てられる犬を減らすと言う意味で森山は
ブリーダーからKatyを購入しました。

日本で犬を入手する場合、親戚や友人から貰う、保護
団体から入手すると言う経路もありますが一般的には
ほとんどの人はペットショップで犬を購入することと
思います。

あなたもご存知だと思いますが欧米ではペットショップ
での生体販売はしていない場合が多いのです。

その理由は人道的にショーケースに犬を入れて販売する
ことへの罪悪感。

アニマルウェルフェアーと言う動物の権利を守ると言う
考え方などからペットショップでは生体販売を行って
いないのです。

では、欧米ではどこから犬を入手するかと言いますと
シェルターかブリーダーが殆んどです。

ドッグスポーツなど、犬と何か特別な仕事をやりたいと
言う意思のない希望者はシェルターから犬を入手する
ケースが多いようです。

森山達は過去に何回かヨーロッパのシェルターを見学する
ツアーを行っています。

その感想ですが、施設の規模、犬に対する手厚いケアー
には毎回圧倒されます。

犬と特別な仕事をやりたいと言う飼い主は犬種特有の
作業能力を保持させるために犬をブリーディングして
いるブリーダーから入手するケースが多いようです。

ヨーロッパの殆んどのブリーダーはその犬種を心から
愛していて、その犬種特有の能力を最大限伸ばすように
ブリーディングに配慮しています。

ですから本当に大切に育ててその犬の特有の能力を発揮
させる事の出来る飼い主にしか犬を譲りません。

森山はレトリバーの作出目的である回収競技を日本で
やっていますのでその能力に長けているレトリバーを
今回スウェーデンから入手したと言う事なのです。

シェルターは病気の子がいれば獣医が治してから新しい
家族に渡します。

ブリーダーは遺伝性疾患を排除するブリーディングを
心がけています。

ところが日本のペットショップに生態を卸す業者はたまに
テレビでニュースになるような「子犬生産工場」で遺伝性
疾患も病気も全く気にしないで繁殖して、お金に変えると
言う業者もまだまだ多いのです。

勿論日本にも欧米のような良心的なブリーダーもいますが
その数はまだまだ少ないのが現状のようです。

欧米のシェルターやブリーダーの両者とも新しく飼い主
になる人をかなり厳選します。

昨日書いたように新しく飼い主になることを希望する
家族の家族構成や留守番の時間、アクティビティーの
参加の有無など、細かくチェックされます。

そしてシェルターの係の人やブリーダーのチェックに
そぐわない飼い主には犬を譲ることはしません。

なぜこのようなめんどくさい事をするのかと言えば犬を
入手してから「こんなはずじゃなかった」と手放す事を
極力避けたいからです。

欧米では「目と目があったから」とかペットショップの
店員に「小型犬ですから散歩入りませんよ」などと嘘を
言われたり、「クリスマスのプレゼントで」などの理由
で犬を安易に衝動買いしてしまい、飼いきれなくなって
捨てるという事態を避ける理由もありペットショップで
の生体販売をしていないのです。

いかがでしょうか、まだまだ書きたいことはあるのですが
あまりネガティブな情報ばかりだと嫌になってしまいます
よね!

今日はそんな選択肢もあったのか!と理解して頂ければ
森山の願いは達成です。

あなたがもし今後犬を入手しようと思ったとき、できれば
保護団体かブリーダーから入手すると言う選択肢も考慮に
入れて頂ければいいかなって思います。

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プレイボゥドッグトレーナーズアカデミー校長

ガンドッグレトリーブトライアル協会会長

日本APDT理事

英国APDT公認ドッグトレーナー

米国CPDT公認ドッグトレーナー

森山 敏彦

犬と一生一緒宣言

愛犬を迎えたら一生一緒に暮らす。
それが当たり前の社会であって欲しいですね。

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