ドッグトレーナーに必要なもの

昨日は卒業生の生徒さん達にトレーニングの勉強会に呼んで頂きました。


オプデスのチームテストを受けたいと言う事で森山が呼ばれたのです。

森山は常日頃ドッグトレーナーは訓練競技会に出なければならないと言っています。

チームテストは競技ではありませんが、競技会の雰囲気を知るという意味では最適です。


何故森山がみんなに訓練競技会に出なさいと言っているかと言いますとドッグトレーナーなんだから
自分の犬をちゃんとコントロールできていなければ説得力がないでしょ!
と言う事です。


ドッグトレーナーの犬が引っ張りまくっていたり、わんわん吠えていたり攻撃的だったりしたらみっともないでしょ!
と言うことです。


競技会ではオフリードで横に着けて歩いたり数分間の伏せ待てをさせたりすることができなければなりません。

一応フェンスのようなもので囲まれていますが、その周りには犬や人が沢山いて玩具やおやつを使ってトレーニングしています。

音楽もガンガンかかっています。

その刺激の中でコントロールしなければなりませんのでかなりトレーニングを入れていないと恥をかきます。

ですから訓練競技会やチームテストに出るには否応なしにしっかりトレーニングを入れる必要があります。

実際の生活ではあまり使わないかもしれませんが競技会を目指してトレーニングをすることで自分の技術は飛躍的に上がります。

脚即行進中の伏臥(きゃくそくこうしんちゅうのふくが)要するに犬を横に着けて歩いているときに言葉だけで伏せをさせ人はそのまま歩き続ける。
とか、


称呼(しょうこ)および、正面停座(しょうめんていざ)要するに呼び戻しをして犬が人の正面にぴったりくっついて座ること、、、

なんか絶対に生活の中では使いません。

しかも簡単にはできるようにはならないのです。


ですが、それを教えることによってどんな事でも教えられる技術が身に付くと言う事なのです。

15期の有志の皆さんは練習を重ねてチームテストに出るとおっしゃっていました。


その勇気を讃えます。


皆さんきっと素晴らしいドッグトレーナーへと成長されることでしょう。