結果は!!!


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ドッグトレーナーのお仕事


タイトル


【 結果は!!! 】

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本文

前日の続きです。

ランチを終えるといよいよアドバンスクラスの競技が始まり
ます。

基本的にこの競技はイギリスのガンドッグワーキングテスト
を回収する模して作りました。

撃ち落とした鳥ではなく、投げられたり、最初から隠して
おいたダミー(キャンバス地の布袋)を回収します。

この競技は犬がハンドラ―の指示に従い100メートル以上
離れた場所でも指示に従うことができなければなりません。

ハンドラ―と犬の信頼関係が必要です。

競技は4種類ありアドバンスクラスはかなりトリッキーな
コースになっています。

最初の競技はウォークアップと言われる競技で4人が横一列
になり全員で一斉に犬と一緒に前に歩きます。

この競技の難しいところは犬が皆オフリードの状態で行わ
れると言う事です。

オフリードの状態で4人が横一列に隊列を組んで歩きます。

その最中に前方50メートルほどのところにダミーが投げ
込まれ、ジャッジの指名した犬がダミーを回収しに行きます。

隣の犬がダミーを回収しに行くときにつられて自分の犬が
走って行ってしまったら失格です。

この時にもステディネスが要求されるのです。

以前はこの競技が練習不足でボイシー森山組は何回も失格
になりました^^;

しかし、今回はまったく練習していなかったにも関わらず
ボイシー君つられて走り出すことはありませんでした。

さすがボイシー君、数回、競技会に参加しただけで何を要求
されているかの意味を理解したようです。

第1種目目は何とかクリアー。

次の競技は100メートルほど離れたところに、ダミーを
投げるところが見えるように投げこみます。

しかしこちらからはブッシュでどこに落ちたか見えない場所
に投げ込まれます。

ダミーが投げ込まれるところをしっかりと確認していないと
犬はどこに行ってよいのか分らなくなってしまいます。

ダミーを投げる前に銃声がするのですが犬は銃声の音のする
方向を素早く見てダミーが投げ込まれるところを確認して
おく必要があるのです。

森山はてっきりそばに立っているジャッジがダミーを投げる
のだと思っていたらさらにその奥のこちらからはよく見えない
人がダミーを投げました。

しかしボイシー君はしっかりと投げ込まれたダミーを目視
していたようで難なくクリアー!

しかしこの競技はダミーを回収して犬が帰ってくるときに
さらに銃声がしてもう一つのダミーが投げられます。

今度はその音に反応して音の方向に行ってしまったら大幅な
減点か失格になってしまいます。

今はダミーを咥えて戻ってこなければならないのです。

それも難なくクリアーして回収したダミーを森山に渡して
からさっき音のした方向へボイシーを送り出します。

こちらからはブッシュが邪魔をして犬もダミーも見えない
のですがボイシー君、難なくクリア!

2種目目も無事に終了です。

問題は3種目目!

スタート地点から70メートルほどのところのブッシュに
ダミーを最初から隠しておきます。

そしてその30メートルほど先にダミーを犬から見える
ように投げます。

そして最初に隠しておいたダミーから先に回収してくる
という競技です。

もちろん犬は目視したダミーを取りに行こうとします。

その犬をストップホイッスルで止めて手前にあるダミーを
回収させなければなりません。

しかもコースは下り坂になっていて犬が走り出すと勢いが
でますから止まりづらくなります。

ボイシー君、森山のストップホイッスルを無視して目視した
ダミーまでまっしぐら・・・・

回収してはいけないダミーを先に回収してしまいました。

その時点でこの競技は失格です。

次の競技は100メートり先に隠してあるダミーを回収
してくる競技。

これも難なくクリア。

3番目の競技さえうまくいっていれば入賞間違いなしだった
ので実に悔やまれます。

結果は5位!

ボイシー君、入賞は逃しましたが頑張りました。

文章では中々伝わりづらいと思いますがこのように、かなり
トリッキーな競技なのです。

そのトリックに引っかからずにダミーを回収できると上位
入賞できるのですが、最近は会員のレベルがかなり上がって
きているので以前に比べて競技の難易度が増してきています。

犬とハンドラ―の意思疎通ができていないと中々クリアー
することができません。

ボイシー君ももう9歳、この競技は競技犬生は長いのですが
あと何年現役で頑張れるか!

引退までにもう一回だけボイシー君に優勝させてあげたい
ものです。

以上競技会報告でした。

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プレイボゥドッグトレーナーズアカデミー校長

ガンドッグレトリーブトライアル協会会長

日本APDT事業企画委員

英国APDT公認ドッグトレーナー

米国CPDT公認ドッグトレーナー

森山 敏彦

犬と一生一緒宣言

愛犬を迎えたら一生一緒に暮らす。
それが当たり前の社会であって欲しいですね。

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