武士は食わねど高楊枝

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ドッグトレーナーのお仕事

タイトル

【 武士は食わねど高楊枝 】

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本文

森山がドッグトレーナーとして独立したとき、いかにして
お客さんを獲得するかと言う事に躍起になっていました。

愛犬を連れて公園に行き、散歩している人を見つけたら声を
かけて「私はドッグトレーナーです、しつけしませんか?」
などと言っていました。

今考えるとかなり怪しい人物だったと思います^^;

しかも相当怪しそうな人相をしながら近づいてくる人から
「しつけ」なんかしてほしくありませんよね^^;

当然、公園でのキャッチは失敗に終わります。

公園でいかにも訓練士らしく愛犬の訓練をして「訓練士さん
ですか?」と声をかけてくれないかなと期待したり・・・

これも結構怪しかったと思います。

新規のお客さんが獲得できないと数か月で家賃を払うことが
できなくなってしまいます。

当時、森山は独身一人住まいでしたので独立したての時は
毎月、貯金通帳とにらめっこをしなければなりません。

「やばい、このままだと部屋を追い出される」

気持ちが焦ります。

しかし、焦って営業すればするほど結果は出ないものです。

ではどうすれば「うちの子のしつけをお願いします」と
言われるようになるのでしょうか?

人は売り込めば売り込むほど引くものです。

お店行って「これ、すごくいい商品ですよ」
「買ってください」「買ってください」「買ってください」

て言われたら買いたくなくなってしまいますよね。

反対に「この商品、すごくいい商品なんですが本当に必要な
人にしか売る気はありません」

と言われたら逆に買いたくなってしまうのが人の心理では
ないでしょうか!

ドッグトレーナーも「本気で愛犬との関係をよくしたい人
のみご連絡ください」とかホームページに書いておけば
効果は上がります。

極端な話、「しつけしてほしければしてあげてもいいよ」
的な余裕を見せた方が相手はその気になるものです。

森山の場合、地元からかなり遠い神奈川県のはじの方の
ホームセンターでしつけ教室を定期的に頼まれいました。

しつけ教室が終わり最後に個々にしつけ相談になるのですが
地元から遠いので自分のお客さんにはなりません。

ですから、しつけ相談はするのですが問題が深刻な場合や
プロにお願いした方がよさそうなケースのときは

「お近くのトレーナーさんに相談してみてください」と
言っていたのです。

すると大概のお客さんは「先生はどこなんですか」
と聞かれるのです。

最初から売り込む気がまったくありませんから怪しくない
のでしょうね。

その場所からは車で1時間ほどかかるのですがそれでも
「先生のところに通います!」と結構な数のお客さんが
来てくれましたよ。

独立したてのころは魂胆がむき出しになりがちですが、
そこをぐっと我慢して「武士は食わねど高楊枝」を
決め込んでみてはいかがでしょうか!

自分のトレーニングに自信を持っていれば(これ重要)
自信と誇りと余裕をもって振る舞ってみましょう。

絶対に売れっ子トレーナーになること間違いなし!!

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プレイボゥドッグトレーナーズアカデミー校長

ガンドッグレトリーブトライアル協会会長

日本APDT事業企画委員

英国APDT公認ドッグトレーナー

米国CPDT公認ドッグトレーナー

森山 敏彦

犬と一生一緒宣言

愛犬を迎えたら一生一緒に暮らす。
それが当たり前の社会であって欲しいですね。

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