手作り食の基本

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ドッグトレーナーのお仕事

タイトル

【 手作り食の基本 】

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本文

昨日は向ヶ丘教室で手作り食セミナーが行われました。

日曜日にも係わらず、多くの方が参加してくれました。

やはり食事のセミナーは毎度人気があります。

それだけ皆さん犬の食事の事は気になっているのでしょう。

講師はもとプレイボゥのスタッフの辻先生。

辻さんはプレイボゥを独立後、日本における犬の手作り食
のパイオニアである本村伸子先生に師事し、犬の手作り食
を極めた方です。

今から13年ほど前に森山たちはイギリスで手作り食と
出会ったのですがその頃は日本で手作り食を行っている
方は殆どいませんでした。

しかし唯一、本村伸子先生が手作り食の本を出されていた
のです。

本村先生は獣医師でもありますが大学在学中の渡米で
ホリスティック医療に興味をもたれその中でも手作り食
とワクチンの過剰摂取について調査研究をされました。

森山もちょうどその頃イギリスで手作り食とワクチンの
過剰摂取による問題を勉強してきたばかりでしたので、
本村先生の本をむさぼるように読みほぼ暗記した記憶が
あります。

その本村先生の教えに沿って手作り食を広めている辻さん
に定期的に講師をお願いしているのです。

実は手作り食と言うとちょっと敷居が高いという方が多い
のです。

なぜかと言うとそのほとんどの方が栄養のバランスが
分からないという問題です。

そのような疑問を持たれている方に森山は、「それでは
貴方は自分が一日のうちどんな栄養素を取っているか
把握していますか?」とお伺いします。

栄養士でもない限り自分が一日のうちにどんな栄養素を
取っているか把握している人などいません。

大体の人は「最近肉が多かったから野菜を多めに取ろう」
とか「最近太ってきたからダイエットしなきゃ」ぐらい
にしか把握していないのではないでしょうか!

ですから犬の場合も野菜やお肉をいつも同じものにする
のではなく野菜は季節の野菜、お肉は鶏肉、牛、馬肉
魚の4種類ぐらいをローテーションで回すぐらいで
大丈夫です。

それと最近は犬雑誌に人間のメニューのようにすっごく
美味しそうなメニューが紹介されていますが、そのような
メニューは全く必要ありませんから!

「今日のメニューは○○」とかそんなことをしていたら
面倒くさくて誰も手作り食なんてできませんよ!!

肉を全体の6割から7割、野菜は4割から3割ぐらいに
すれば大丈夫です。

後は火を通すか通さないかと言う問題もありますが、
特に野菜は火を通さない方が栄養分が破壊されることが
ありません。

ただし犬は野菜の繊維質を破壊することができませんので
野菜をそのまま与えてもそのままの形で排泄される可能性
が高くなってきます。

ですから野菜はフードプロセッサーなどで粉砕してから
与えるようにすれば、ちゃんと栄養を吸収することが
できます。

お肉を生で与えることに抵抗を感じる人も多いようですが
基本、お肉も生で与えたほうが消化には良いようです。

「え~でも雑菌が心配」と仰る方も多いのですが、犬の
胃酸はとても強いのでまず、第一関門として胃酸で雑菌は
殺されてしまいます。

そして万が一胃酸を生き残って来た雑菌がいたとしても
草食動物よりも短い腸では大抵の雑菌が繁殖する前に
排出されてしまうのです。

ですから犬化の動物は半分腐ったような物を食べても
お腹を壊すこともないのですね!

ちなみに散歩のときに落ちているウ○チを食べてしまう
子っているじゃないですか!

ウ○チには肉についている大腸菌よりはるかに多くの
大腸菌などが付着いているそうです。

でもウ○チを食べてもお腹を壊したり体調を壊したりする
子っていませんよね!

だからと言って何を食べても絶対に安全という訳では
ありませんが、冷凍庫から冷蔵庫に移して解凍した
お肉を与える分には殆ど問題はありません。

あ、豚肉は無菌豚以外は生で与えてはダメですよ!

このように難しく考えないで気がるに手作り食に挑戦
してくれる人が増えるとよいと思っています。

だって手作り食を与えることで全然健康的になるのですよ!

しかも、ドッグフードをカラカラとやっていた時よりも
手作り食を作っているときは遥かに嬉しそうにして
くれます。

次回はドッグフードから手作り食に変えると何が起こるか
を少し詳しく書いていきますね

プレイボゥドッグトレーナーズアカデミー校長

ガンドッグレトリーブトライアル協会会長

日本APDT事業企画委員

英国APDT公認ドッグトレーナー

米国CPDT公認ドッグトレーナー

森山 敏彦

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