犬がどうやって学ぶのかを学ぶ

貴方の想いで日本の犬達の殺処分を0に
近づけましょう

プレイボゥドッグトレーナーズアカデミー校長

英国APDT公認トレーナー

米国CPDT公認トレーナー

日本APDT事業企画委員

森山 敏彦

アカデミーの資料請求はこちら
https://playbow-dogtrainers-academy.com/form/index2.html

【ドッグトレーナーのお仕事】小冊子プレゼントはこちら
https://playbow-dogtrainers-academy.com/present.php

----------------------------------------------------
近況

週末からガンドッグの年間チャンピオンを決める
競技会の開催のため長野県へ行っておりました。

その前にパソコンがクラッシュしてしまい、大慌て!

パソコンに疎い森山は大パニックに陥りましたが・・

数時間の格闘の末何とか生き返ってくれました!!

本当は夕方現地入りして体調を整えるはずが到着が
深夜になってしまいました。

競技会の結果は寝不足と練習不足のため案の定、

惨敗・・・

っま、来年があるさ!

とポジティブに考える森山です!!

----------------------------------------------------
ドッグトレーナーのお仕事

タイトル

【 犬がどうやって学ぶのかを学ぶ 】

---------------------------------------------------

本文

前回は人間が犬のリーダーになるためのルールの
お話でした。

森山も以前はこのルールを飼い主さんにお伝えしていた
のですが最近ではこのルールのお話はしていません。

たとえば、食事は犬より人間が先に食べ、人間が食事を
食べ終わってから犬に与えると言うルール、

森山の知る限りオオカミの研究者の文献でもリーダーが
先に獲物を食べると言う事を聞いたことがありません。

実際問題として森山は意識して食事を犬よりも先に食べる
という事をやったことがありません。

森山が食事をしているときでも犬達はおとなしくして
いますので問題はありませんし!

ただ単に人間の食事を与えなければ犬は人間が食事を
している最中でもおとなしくしていますよ。

もっと言うと、おとなしくしていればそのご褒美として
食べ物を与えるという事でもよいのです。

実際ボイシー君は森山の食事中は足元で寝ていることが
多いですね!

あと、狩りの行先はリーダーが決めるのだから散歩の
ときに犬を先頭にしてはいけないというルール

イギリスの公園では犬たちはリードも付けづに自由に
走り回っています。

しかし飼い主がすたすたと歩いていってしまうと犬たちは
飼い主を見失わないように必死についていこうとします。

当たり前ですが、オオカミは子オオカミにリードを付けて
はいませんよね!

子オオカミは
常にリーダーがいる場所を意識していなければ迷子になり
死んでします!

ですから自然の状態では子オオカミはリーダーの存在が
見える範囲で自由にしています。

これは先頭を歩かせないほうが良いというよりも、リード
を付けることによる弊害と言っ他方が良いでしょう。

リードを付けてもいいのですが肝心なことはリードを
張らないという事!

日本では必ずリードを付けて散歩をしなければいけない
と言うルールがあります。

しかし、犬と人間では歩くスピードが違うので必ずリード
が張ってしまいます。

リードが張ることによって犬は引っ張ることを覚えます。
(リードがついていなければ絶対に引っ張れません)

それとリードが張ると興奮して攻撃的になってしまう
犬もいます。

リードが付いていると攻撃的になるけどリードを外した
とたん、大人しくなってしまう犬もいますよ。

これがリードを付けることによる弊害です。

ですから先頭を歩かせないではなく、リードを張らせない
と言うルールにした方が良いでしょうね。

あとは、リダーは高いところで群れを監視したり敵が
近づいてくるのを見張るのでペットの犬もソファーや
ベッドに乗せないというルール

このルールは所有欲を高めないためのルールです。

犬の中にはベッドやソファーを守る犬たちがいます。

これは居心地の良いところという犬にとって大切な資源
を守りたいという欲です。

過去にいた森山のお客さんの飼っていたビーグルは
飼い主さんがベッドに入ろうとするとどこからともなく
現れ、サッとベッドに飛び乗ります。

そして飼い主さんがベッドに入ろうとするとものすごい
勢いで襲い掛かってくるのです。

そうなってしまうとおちおち寝ることもできなくなって
しまいますよね。

往々にして所有欲の高い犬にしていしまう飼い主さんは
リーダーシップが取れていないことも多いのですが、

これはリーダーシップの問題と言うよりも所有欲の問題
です。

子犬の頃からコマンドでベッドやソファーから降りる
ように教えておけば犬をベッドやソファーに乗せても
何の問題も起こりませんよ。

ちなみに森山が飼っていたコウメちゃんはベッドに
乗ることもソファーに乗ることもOKにしていました。

しかし、大型犬をソファーに乗せるとソファーがぼろぼろ
になるし、ベッドに乗せると重くて寝返るが打てなく
なることを森山は学習したのです。

その経験からボイシー君はソファーもベッドも禁止に
していますが・・・

もっとほかにもありますが以上のような理由から森山は
昔から言われているリーダーになるためのルールは
飼い主さんにはお伝えしなくなりました。

最近ではこれらの問題行動は、飼い主がリーダーに
なっていないからではなく、飼い主さんと犬との関係性
の問題(学修させていないだけ)と言われています。

もちろんリーダーシップを取る必要はあるのですがいくら
飼い主さんがリーダーシップをとっても威張り散らして
いるだけでは意味がありません。

なぜならリーダシップは威張るという事ではないですし
犬は人間の言葉が分からないのです。

ですから飼い主さんは犬がどのように学ぶのかを学ぶ
必要があるという事ですね!

森山はブログランキングに参加しています。
下のバナーをぽちっと押してもらえるととても喜びます
  ↓↓↓↓

にほんブログ村 犬ブログ 犬 訓練士・ドッグトレーナーへ
にほんブログ村

----------------------------------------------------

※是非、皆さんのご意見ご感想をお聞かせ
ください。
時間はかかるかもしれませんが、必ず直接
お返事させていただきます。
また、こんな内容の記事を書い欲しいとの

森山mail: school@playbow.jp

----------------------------------------------------
編集発行:PLAYBOW Dog Trainers Academy
森山 敏彦

〒214-0014
神奈川県川崎市多摩区登戸2978 芝原ビル3F
Tel:044-932-0888
E-mail:school@playbow.jp

HP:https://playbow-dogtrainers-academy.com/

Copyright 2009 PLAYBOW Dog Trainers Academy
----------------------------------------------------

-----