今日もドッグトレーナースクールPlaybowアカデミー中目黒店でお仕事です。
プレイボゥドッグトレーアーズアカデミーは独立開業に特化したスクールです。
なぜ、独立開業に特化しているかと申しますとドッグトレーナーになっても就職先がないからなのです。
森山は、いくつかのドッグトレーナー専門学校でトレーニング講師を務めていました。
そして、その生徒さんたちが殆どドッグトレーナーになれないという現実を見てきました。
ドッグトレーナーを募集している企業はゼロではないのですが本当に少ないのです。
ですからドッグトレーナーとしての就職はほぼ不可能ということになります。
だったら独立開業に特化したスクールにしてしまえ!
ということでプレイボゥは「独立開業」に特化したドッグトレーナースクールなのです。
そうは言っても独立するってとっても勇気がいりますよね。
森山もそうでした。
先日、森山が独立したころのことを思い出していたのです。
森山が独立を意識するようになったのはヨーロッパのドッグトレーニング方法を紹介している、ある1冊の本がきっかけでした。
本の内容は、その当時森山が務めていた訓練所とは全く違うトレーニング方法を使っていたのです。
訓練所のトレーニング方法に疑問を持っていた森山はこんな方法を勉強してみたい、と真剣に考えたのです。
しかし、その唯一の方法は、訓練所を辞め、独立することです。
実は森山は、学生のころからいつかは起業しようと考えていたのです。
でも、なかなかそのタイミングがみつかりませんでした。
訓練所に勤めて5年、そろそろ独立しようかと考えていた時に森山はその本と出会ったのです。
でも、本当に独立してやっていけるのだろうか?
当時は本当に悩みました。
しかし、悩んでいても現状は変わりません。
森山は、独立する不安な点を紙に書き出してみました。
自分の技術が通用するのだろうか・・・
独立したら、安定した収入がなくなってしまう・・・
本当にお客さん来てくれるだろうか・・・・
貯金もあまりないのに大丈夫かな・・・・
営業うまくできるかな・・・・・
などなど
今度は独立することの良い面を書き出してみました。
時間が自由に使える!
嫌な先輩がいない!
稼いだだけ自分の儲け!
大好きな犬と一緒に仕事ができる!
どこの地域で独立してもOK!
好きなだけ自分の勉強ができる!
将来お店を持つことが可能!
個人事業主ってかっこいい!
などなど
なるほど、どちらとも一理あります。
しかし、一度、独立に意識が行ってしまうとどうにかして独立したくなってしまいました。
そこで森山は意識的に独立する良い点に集中するようにしたのです。
人間の心は実にシンプルにできています。
というのは、
人間の心は同時に恐怖心と喜びという2つ感情を感じることはできないのです。
自由に時間を使って働いている自分。
かっこいい車を操りながら仕事をしている自分。
運転席の隣には愛犬が座っていて、愛犬と自分のオフィスに出勤している自分。
そんな想像をし始めると、なんだかわくわくしてきます。
逆に恐怖心に集中すると、どんどん怖くなって思考も体も動かなくなってきます。
どうせ集中するなら楽しいほうに集中した方がいじゃないですか!
独立しなければ、失うものはないけれど今と何も変わりません。
森山は現状を変えたかったのです。
会社の歯車の一つとして一生を過ごすのは耐えられなかったのです。
森山は決意しました。
独立して、仮にうまくいかなかったとしてもコンビニでバイトでもすればいいや位に思って
森山は独立をしてしまいました。
次回に続く