日本の犬たち

貴方の想いで日本の犬達の殺処分を0に
近づけましょう

プレイボゥドッグトレーナーズアカデミー校長
森山 敏彦

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ドッグトレーナーのお仕事

タイトル

【日本の犬達】

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本文

昨日はイギリスの犬と日本の犬の環境の違いを
お話しました。

今日は、日本の犬たちの歴史からお話しようと
思います。

1950年の狂犬病予防法によって日本では
1956年以降、狂犬病の発生例が
ありません。

1950年以前の日本の犬たちは、殆どが外飼い
で、鎖に繋がれていたり、野放しが当たり前
でした。

しかし、狂犬病予防法の施行によって犬は繋いで
飼うか、敷地から出ないようにして飼いましょう
という決まりができました。

そして外をうろうろしている犬は保健所が
捕まえて殺処分してしまいました。

その結果、
日本では狂犬病の発生が無くなったのです。

しかし、犬は繋いで飼いましょうという決まりも
残ってしまったのです。

基本的に日本ではオフリードでの散歩は禁止
されています。

オフリードで散歩していると悪人扱いです。

確かにルール違反だということは分かります。

しかし、昨日書きましたようにイギリスでは
オフリードが当たり前なのです。

国が違うとこんなに犬の扱いが違います。

森山は、良い悪いは別にして、犬をリードで
繋いで散歩する事の弊害が非常に多いと
思っています。

まず、1つ目は犬をコントロールする必要が
無くなります。

犬はリードに繋がれていますので、お子さんでも
非力な女性で何とかお散歩ができてしまいます。

ですので、コントロールする必要が無くなって
しまいます。

イギリスの飼い主さんたちは犬を危険から
守るためにちゃんと犬をコントロールしています。

逆説的に言えばコントロールができていないと
散歩にも出られないのです。

ですからイギリスの飼い主さんたちはお散歩
以外の日常でも犬をコントロールすることが
できます。

2つ目は、歩くスピードは確実に犬の方が早い
のでリードが張ってしまいます。

リードが張ることによって犬は攻撃性が高く
なったり過度に吠える可能性がグンと
高くなります。

ドッグランなどでリードが着いていなければ
大人しいのにリードを着けたとたんに攻撃的に
なる犬って見たことありませんか!

これを
専門用語で言うとタイトリードシンドローム
と言います。

詳しく書くと長くなってしまいますので
省きますが、リードが着いていなければ
タイトリードシンドロームはおきません。

3つ目は、犬が運動不足になってストレスが
溜まるということです。

自然の状態では犬は走ったり歩いたり匂いを
嗅ぎまわったりしながら自由に動き回って
いるはずです。

それがリードを着けて散歩をしているとかなり
自由を奪われてしまいます。

ですから自由運動をしていれば使われる筋肉が
束縛されることで使われなくなり運動不足が
起こりストレスを溜めます。

そのストレスは問題行動として現れる可能性が
高くなります。

4つ目は飼い主さんへの集中が奪われる
ということ。

自然の状態で子犬はリーダーがどこにいるのか
把握していなければ迷子になってしまいます。

ですから常にリーダーのいる場所を確認しながら
遊びます。

ですが、リードを着けて散歩するのが当たり前の
犬は、リードがついているという安心感で
好き勝手なことができてしまいます。

ひとたびリードが外れたら、ここぞとばかりに
走り回って自由を謳歌し、全く飼い主に注目
しなくなります。

その結果、車に轢かれてしまったりすることも
あります。

そのような理由から森山はリード着きのお散歩は
あまり好きではありません。

幸いにして森山の家の前はアカシアの林が
あったり、すぐそばに多摩川の河川敷もあります。

ですから自然の中を自由に散歩させることが
できる環境にあります。

森山はその環境が気に入って約10年前、犬達の
ために引っ越してきたのです。

森山はいつの日か日本もイギリスのように犬達が
自由に走り回るることができる国になることを
願って活動をしています。

それまでは毎日こっそり?オフリードの散歩を
楽しんでいます。

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