ノーリードの是非

貴方の想いで日本の犬達の殺処分を0に
近づけましょう

プレイボゥドッグトレーナーズアカデミー校長
森山 敏彦


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ドッグトレーナーのお仕事

タイトル

ノーリードの是非

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本文

昨日はノーリードの是非について書きました。

今日もその続きです。

森山はイギリスに行くと必ず公園へ行き、
犬ウォッチングをします。

イギリスの普通の家庭犬は普段どのように
生活しているのかを見たいのです。

今年はアカデミーの生徒も同行してロンドンの
ハイドパークを見に行きました。

飼い主さんとゆっくりのんびり散歩している犬、

枝を投げてもらって夢中で遊んでいる犬、

植え込みや草の匂いを嗅ぎまわっている犬

どの子もノーリードです。

勿論、公園ですからヨチヨチ歩きの人間の
赤ちゃんも散歩を楽しんでいます。

イギリスではこんな光景は日常の一部で
誰も特別なこととは思っていません。

ごくごく当たり前の光景です。

しかし、
日本では赤ちゃんが散歩している横で
大型犬がフリーで遊んでいるなど、
ありえない光景です。

そんな事をしたらすぐに「危ないのでリード
付けてください」と言われてしまいます。

これが日本とイギリスの違いです。

イギリスと日本では犬を飼うという歴史と
文化が違いますからしょうがないと言えば
しょうがないのですが・・・

イギリスは動物愛護の先進国と言われ、
犬に優しいトレーニングの発祥の地でも
あります。

森山の所属するイギリスAPDTは
チョークチェーンや体罰を禁止しています。

それでも犬達は公園を自由に散歩することが
できるのです。

羨ましい限りですね!!!

その代わり、イギリス人は犬を飼ったら
必ずしつけを行います。

体罰のようなしつけではなく、倫理的な
方法を使う方が多いのです。

しかし、かなり厳格にしつけを行います。

「いけないことは絶対にいけない」と
教えます。

日本人にはこの厳格さがかけているように
思います。

家族のように育てるのはいいのですが、
厳しさが無い。

テーブルの上に犬を乗せてしまったり、
吠えても「犬だから」という理由で
そのまま吠えさせておく。

イギリス人は絶対にそんなことはしません。

だってそんな事を許していたら、犬を自由に
させてあげることができなくなって
しまいますから!

犬のために厳格なしつけを行うのです。

人間の子供でも同じですよね!

イギリスでも日本でも、
甘やかし放題甘やかす親なんていませんよね!

でも日本人は犬だとそれができない・・・

森山は、単にしつけの仕方を知らないだけ
なのだと思います。

だって知っていれば誰だって吠えっぱなし
にはしませんよね

先日、
犬を飼っている方なら誰でも知っている
ある有名な企業の方から相談を
いただきました。

ご自分の犬の
無駄吠えで困っていらっしゃるそうです。

森山は少しだけアドバイスをしました。

その方は「そんな方法があるのですね」
「是非やってみます」と仰っていました!

犬関係のお仕事をされているわけですから
誰よりもしつけの情報を知っていても
よさそうなのですが、全く知らないようです。

情報が行き渡っていないのです。

これが日本の現状なのだな~と
つくづく感じました。

ですから、前回書きました、行政の方の
「犬をノーリードにするよな試験は困る」
と言うような意見が出てくるのだと思います。

しかし、危険ではない場所を選んで、
正しくしつけをすれば、犬を自由に走らせて
あげることはそれほど難しくはありません。

日本の飼い主さんは、犬をしつけるための
情報を持っていないだけなのです。

今回の事件?で森山は、しつけの大切さ、
楽しさをもっともっと社会に広げなければ!!
と更に強く決意しました。

付け加えて言いますが、しつけをしないで
ノーリードにするのは犬を自由にしない
飼い主より更に性質が悪いです。

この人たちがいるから犬嫌いの人が増える。

公園から犬が締め出される。

外で排泄ができなくなる。

結果、犬が社会から締め出される。

森山はノーリード賛成派です。

しかし、あくまでもそれは、ちゃんと
呼び戻しができると言うことが前提です。

犬に100%ということはありませんが、
少なくとも普段の生活で呼び戻しが
できるようでなければノーリードに
するべきではありません。

この辺を勘違いしている飼い主さんが
とても多いのは残念でなりません。

森山の悲願、「日本の犬をヨーロッパ並に」
はまだまだ遠い道のりのようです。

しかし、「千里の道も一歩から」確実に
ゆっくり前を向いて歩いていきましょ!

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