久々に本気で怒りました

貴方の想いで日本の犬達の殺処分を0に
近づけましょう

プレイボゥドッグトレーナーズアカデミー校長
森山 敏彦

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近況


今日、新店舗の契約です。


これから約1ヶ月かけてお店を作っていきます。



ここの壁の模様はどうしよう?


椅子はどんな椅子がいい?



などなど、創作的なとっても楽しい作業が
続きます。



素敵なお店が出来上がり、
沢山のお客様に利用して頂いているイメージが
頭に浮かんできます。



お店がオープンするまでの経過を随時、
ご報告していきますね!

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ドッグトレーナーのお仕事

タイトル

久々に本気で怒りました。

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本文


先週末、
幕張メッセでJAPDTのカンファレンスが
行われました。



森山はJAPDTの事業企画委員と言うものを
仰せつかっています。



ですから主催者側になるのですが、今回の
カンファレンスは1つの多きな発表が
あったのです。



それは、
JAPDTによるペットドッグオーナーズ試験
の概要を発表するというものでした。



JAPDTは欧米のような人と犬との共生社会を
目指し、将来的に犬が電車に乗れたり、
公園で自由に走り回れたりする社会を
作ることが目的のひとつでもあります。



この試験は、その第一歩となるように、
しつけの必要性と楽しさを飼い主さんに
理解してもらうための試験なのです。



試験には色々な項目があり、ちゃんと
飼い主が犬をコントロールできているかを
見るテストや社会性を見るようなテストが
含まれています。



その中に、例えば散歩中にリードが手から
すり抜け、犬が飼い主から離れてしまった
時に呼び戻すことをを想定したテストが
あります。



基本的にこのテストは室内で
行われるものですので、犬は安全が
保たれています。



しかし、場所が確保できず、やむおえず、
屋外でテストを行うことも想定しています。



実はJAPDTの会員の中に行政の方がいらして、
今回このテストを発表したときに、
クレームが出ました。


それは、
「このようなテストを作ると必ず外で
ノーリードで練習する人が出てくるから困る」



と言うクレームでした。



文言が正確ではありませんが日本には、
「犬を屋外に連れ出す場合は
必ず引き綱につなが無ければいけない」



という条例があり、犬は自由に
外を走り回ることを禁止されています。



確かにこの条例によれば、犬をオフリードに
することは条例違反です。



しかし森山は、説明会の終了後、行政の方に



「犬を確実にコントロールできる人の
監督の下でであればオフリードは
許されていますよね」



と、質問しました。



JKCなどの競技会は一般の飼い主が訓練士の
監視の下、犬をオフリードにして競技会を
楽しんでいます。



結構曖昧な条例ですが実はこのような
競技会や練習会は犬をオフリードに
することができるのです。


しかし、行政の方は、「JKCと貴方達の協会は
違うでしょう!」とのお言葉!



森山は最初、意味が分かりませんでした。



確かに協会は違いますので組織の違い?
と思ったのですが、行政の方は、


JKCや警察犬訓練士と貴方達は
違うでしょ!と言う意味のようです。


JKCや警察犬訓練士の方たちは厳しい訓練で
確実に犬をコントロールします。



しかし、「貴方達にはそれができないでしょ」
という意味のようでした。



その方は行政の方でもありますが、ある
犬の協会の理事もされているらしいのです。



その協会では、犬に罰を使うことは
完全にタブーです。



森山は罰を推奨する立場ではありません。



むしろその逆です。
できるだけ罰は使わないほうがが良いと
思っています。



しかし、全く罰を使わない
トレーニング方法には疑問を感じています。



罰を全く使わなければ、それはそれで犬には
優しいかもしれませんが、森山から見ると
あまり効果的なトレーニング方法とは
思えません。



ですから、その協会の方たちは屋外で
犬のリードを外すことはありません。



違う言い方をします。



「外で犬のリードを外したらコントロール
できないのです」



ですから行政の方から見ると、JAPDTの
トレーナーも犬をコントロールすることが
できないと思っているようなのです。



自分達の物差しで私達を判断して欲しくないと
思います。



森山は犬が大好きです。



ですから犬の勉強をしました。



犬とはどんな動物かと言いますと、
犬は元々狼で、狩をして獲物を取りながら
暮らす動物でした。



ですから一日中獲物を求めて歩き回ったり、
獲物を追いかけて走り回ったりしながら
生活していたのです。



今でもその本能は、強く引き継がれています。



犬種によっても違いますが、犬にはそれだけの
体力があるのです。



そして、その体力をどこかで発散しなければ
ストレスとなり、必ずその歪が問題行動となって
出てきます。


森山は
犬たちを自由に走らせて上げたいのです。


勿論、そのためには犬を確実にコントロール
する技術を持っていなければなりません。



森山はイギリスでそのトレーニングスキルを
学んできました。



犬をコントロールしながらも自由を与えて
あげるために。



今回の試験はそのための第一歩なのです。



それを行政の方は根本から否定されました。



その協会では、絶対に外でリードを離しては
いけないそうです。



それは、「犬に自由を与えるな」



と言うことに等しいと思います。



確かに犬嫌いの方から見れば、犬が外を
走り回っているのを見れば嫌な気分に
なると思います。


ですから飼い主には犬をコントロールする
技術が必ず必要になってきます。


確かに犬をコントロールする技術を全く
持たないでフリーにしている飼い主さんも
沢山います。


それには森山も憤りを感じます。



ですが、
「だから犬を自由にすることは許されない」
ではないと思うのです。



草や地面の匂いを嗅ぎながら、走り回ったりする
自由を、日本の犬たちは禁止されているのです。



再度言います、
日・本・の・犬・た・ち・は・禁止されて
いるのです。



ヨーロッパでは犬たちは飼い主にコントロール
されながらも自由に公園を走っています。



国が違うとこんなにも違うのです。



すいません・・・熱くなってしまいました。


長くなってしまいましたので次回に続けます。

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