エヴァから日本のみなさんへのご挨拶

エヴァ・ボットフェルト
Eva-Bodfaldt

この度、またもや皆さんの素敵な国に招待されることになり、私としては本当に光栄の限りです。今から8年前に、初めて日本に招いていただきました。セミナーとクリニックを開いたこと、日本を旅したこと、そして、外国人の私をこんなにも素晴らしくもてなしてくださった温かいご好意の数々。そのひとつひとつが私には、かけがえのない思い出になっています。
前回出会った方たち、そしてこれから出会う方、みなさんにお会いできるのを楽しみにしています。

日本では、私の30年間のキャリアで培った、犬と人との関係についての知識についてシェアをしたいと思っています。私はトレーナーとして犬の飼い主として、「問題を処置する」、というのではなく、問題が起こらないよう「予防」にまわるタイプです。つまり、犬がすでに見せている行動を罰するのではなく、犬が見せている行動を褒めながら、ありとあらゆる可能性の中で、そのトレーニングを組み立てていく、ということなのですね。
この意味することは、まずは土台に「犬と飼い主の関係を築く」ということが必要となります。犬と飼い主の関係作りには、三つの基本的な基礎工事が含まれています。

  • 犬が飼い主についてくるトレーニング
  • 犬が(スイッチ・オフにして)落ち着いていられるトレーニング
  • ご褒美・システムを作っておくこと

ご褒美システムというのは、あなたと飼い主の間に、たくさんのご褒美の種類をたくさん作っておく、ということです。このシステムにたくさんのご褒美ツールがはっていればいるほど、より楽しく、より上手にモチベーションを犬に与えることができます。この詳細については次回のブログで紹介しましょう。
そしてこの三つの土台作りそのものを私は「犬とのコンタクト契約」と呼んでいます。コンタクトを作りましょうね、私たち、つながりましょうね、という意味です。

「犬とのコンタクト契約」は私の本(フォローミー)の主題でもあり、今度セミナーでみなさんにお話する主題でもあります。

秋に会えるのをとても楽しみにしています!

エヴァ先生来日記念
スペシャルセミナーの詳細はコチラ

 
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エヴァ・ボットフェルト(Eva Bodfaldt)

スウェーデンにおけるドッグシーンのカリスマ的存在、 エヴァ・ボッドフェルト。
ドッグ・トレーナーでありコンサルタント。講演会のスピーカーとしても大人気。
北欧の犬本のベストセラー、6万冊を売った「フォロー・ミー」の著者。3カ国語に訳された。
エヴァのトレーンングとコンサルティングの基調は、「学習理論」と「犬と人との協調関係」、そして「正しい動作を見つけて褒める」「犬の個性を尊重する」。
2015年9月に来日し、プレイボゥ主催のスペシャルセミナーを開催予定。