ドッグトレーナーのお仕事

タイトル

【 いい子にトレーニングはいらないの? 】

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こんにちは!
ドッグトレーナーの学校に居ながら
猫の話ばっかりする
関西校事務局の竹井です!

いいかげん
猫意外の話もしようと思います(笑)

今日は、生徒さまとの面談のお話を。

竹井は、関西校事務局のスタッフとして
生徒さまの事務的な手続きの
お手伝いをしたり、授業の準備をしたり

生徒さまのサポートを
主なお仕事として行っています。

その中に「面談」というものがあるのですが
期限までに間に合わないかも、とか
思っていたように時間が取れない、など
お困り事の相談をされる方もたくさんいます。

プレイボゥに入学された方は
皆さん認定資格を取得するまでに
課題に挑戦されますので
その進め方なども相談にのっています。

プレイボゥの課題は
無料出張トレーニングをしに
実際にお客様のところへ行ってくること。
そして、トレーニングの成果を
動画に撮って提出すること。

具体的なトレーニングの仕方などは
講師の先生方にお願いするのですが
お客様の探し方や、お話の仕方
基本的な考え方などは
アドバイスをすることもあります。

そんな面談中によくあるご相談の一つに
こんなものがあります。

それは、出張トレーニング先のお客様を
お探し中の生徒さんや
トレーニングの動画を撮影するために
協力者をお探し中の
犬を飼っていない生徒さまが
良く出会うお悩み事です。

「犬を飼っている知り合いはいます。
でも、いい子だから困ってないんです。」

「課題の為に、何の問題もない犬を
トレーニングにつき合わせるって
いいんでしょうか…?」

出会う犬はみんないい子。
犬のしつけの重要性が少しずつ
認知されてきた証拠でしょうか。
素晴らしいですね。

ですが、だからこそ
トレーニングに行く先がない
というお悩み事です。

そんな時、竹井はこんなお話をします。

ドッグトレーニングって、問題行動を
解決するためだけのモノでしょうか?

もちろん、困っていることを解決するために
トレーニングはとっても役に立ちます。

ですが、日常生活の中で
これから困りそうなことを予防すること
犬の安全を守ること
そんなことにも、トレーニングは
とっても役に立つんです。

犬のことを勉強してから
飼い主さんと犬の普段の様子を見てみると
それまでとは違った視点で
見ることが出来ます。

より楽しく遊べる方法や
コミュニケーションの方法を教えてあげたり
困っていないからこそできる
「次のステップ」をお伝えして
生活を豊かにするお手伝いをするのも
ドッグトレーナーの大切な役割です。

課題の動画を撮らせていただく場合
「座って待つ」「伏せて待つ」
「人の横について歩く」などの
オビディエンスと言われる
基本のトレーニングを行いますが

これも先々、犬にも飼い主さんにも
ためになるトレーニングです。

待つことが得意になれば
安全管理はとても楽になりますし

横について歩くことが出来るようになれば
車道にはみ出して歩いてしまうことも
グッと減って、安全なお散歩ができますね。

皆さんも、小さい頃
お外では大人と手をつなごうね、と
教えてもらったのではないでしょうか?

あれは、急に飛び出してしまったり
迷子になるのを防ぐためですが

教えられたのは
飛び出す癖がついたから?
違いますよね。

飛び出して事故にあったり
迷子になったりする前に
飛び出してはいけないことも
迷子にならないように気をつけることも
しっかり教えてもらって、
お母さんやお父さんと
手をつないで歩きました。

犬も同じなのです。

危険なことが起こる前に
トレーニングで予防することは
とても重要な事なのです!

だから、トレーニングに
つき合わせちゃ悪い、なんて思わないで

これができるようになると
こんないいことがあるんですよ!と
胸を張って教えてあげてくださいね。

 

ご褒美の意外な効果

 

ドッグトレーナーのお仕事

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【 ご褒美の意外な効果 】

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こんにちは!
プレイボゥドッグトレーナーズアカデミー
関西校の竹井です。

本日は前回に引き続き
うちの猫さんのトレーニングのお話を。

犬の話しなよって言われそうですが

いやいや、犬のトレーニングにも
言えることなんですよ!
ちょっとお付き合いくださいませ。

実は竹井は、猫のトレーニングを
開始しようと思った時点で
最初の壁にぶち当たっておりました。

それが…

「ご褒美を何にするか問題」

実はこれが、結構重大な問題なのです。

竹井が専門学校で習った方法も
プレイボゥで行う方法も

簡単にいうと
「これやったらいいことがあるよ!」
と教える方法です。

つまり、教えたい行動の後に
ご褒美が出てくれば
「なんだこうやったら出てくるのね!!」と
ご褒美をもらうために
何度も繰り返してくれるわけです。

ですが、このご褒美が魅力的でなければ

「あ、めんどくさいんでやらないです。
別に欲しくないんで。」

となってしまうのですよ…!

トレーニングでよく使うのはおやつですが
うちの猫さんはおやつを食べません。

若い頃に猫用おやつを買って帰っても
匂いを嗅ぐだけで「ナニコレ?」と
立ち去って行かれました…。

欲しがる食べ物といえば
かまぼこ、鰹節、マーガリン。(全て人用)

いやいや、身体に悪いから!!
ただでさえあなた療養食で
食事療法やってるんだからね?!

という事で、まず用意してみたのが
「またたびスティック」

猫が好きなものの代表を使ってみました。

ご褒美についてくるように誘導して
マットの上まで歩くように練習を始めました。

喜んでついてきました!
一生懸命またたびスティックを
追いかけてきました!

一生懸命追いかけすぎて手が出ました!

顔をこすりつけ始めました!

またたびの前でお腹を見せて転がりました!

トレーニングになりません!!

またたびスティック、あえなく退場。

後から考えてみると、猫にまたたびは
恍惚状態になるそうなので
トレーニングに向かないのは当たり前ですね。

じゃあ何にしよう、と考えた時に
思いついたのがウェットフードです。

実は、うちの猫さんは
本当は療法食しか食べちゃいけないのに
1日2回のウェットフードを要求する
という困った癖がありました。

何とか1日2回しか出てこないという事は
学習してくれたのですが
あまりにも強く、強く要求されるので

スプーン(コンビニでもらうアイス用くらい)
の1/4をごはんにトッピングする
という事を行っていました。

ホントは良くないよねー、とか言いながら。

どうせあげるんなら、ご褒美にしたら?
という事で、トレーニングに
ウェットフードを使い始めました。

元々ちょっとしかもらえなくて
猫にとって価値の高いものだったので
とてもいいご褒美になりました!

が、手がべちょべちょになりますし
落とすと拾っても床に匂いと味が残って
気になるようなので
あまりお勧めはしません(笑)

そして、とっても意外だったうえに
竹井家にとって一番嬉しかった
ご褒美の効果は

「猫がウェットフードを
要求しなくなったこと」

トレーニングを始めた時から
猫のごはんにウェットフードを
入れるのをやめていました。

トレーニングをしてからごはんをあげると
何も要求せずに食べたからです。

どうやら、猫にとってウェットフードは
「ごはんの時に出てくるもの」から
「マットしたら食べれるもの」に
変更されたようでした。

卒業研究用のレポートが出来上がって以降
トレーニングは全くしていませんが

それから数年間、彼がお星さまになるまで
ウェットフードを要求する事は
一度もありませんでした。

ペットはものすごく大好きで
めちゃくちゃ要求してくるけど
実はあんまり与えたくないもの。
しかたなーくあげているもの。

もしあるようでしたら
これは結構使える手かもしれません!

私はトレーニングをしなくなりましたが
うちの猫さんはもしかしたら
ウェットフード欲しさに
「マット」と言われるのを
待っていたかもしれませんね。

ドッグトレーニング応用編

 

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【 ドッグトレーニング応用編 】

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こんにちは!
プレイボゥ関西校事務局の竹井です。

本日は、ドッグトレーニングのお話をする時に
よく聞かれる質問にお答えしたいと思います。

その、よく聞かれる質問とは

「トレーニングって、猫にもできるんですか?」

というもの。

自信を持ってお答えしましょう。

できます!!

だって竹井、やりましたもん!

竹井は、専門学校のドッグトレーナーコースを
卒業しました。

私が通っていた学校は、卒業年度には
何人かでグループになり
ひとつテーマを決めて調べ、レポートを作り
プレゼン形式で発表する
というものがありました。

いわゆる卒業論文のようなものです。
学校では、卒業研究と言っていました。

仲の良い3人でグループを組んだのですが
ドッグトレーナーコースの学生としては
もしかしたら珍しいのではないかという
グループが出来上がりました。

誰も犬を飼っていなかったのです…!

3人でテーマを何にするか相談が始まりました。

「卒業研究、何しようね」

「犬になんかさせて調べるのは無理だね」

「犬いないもんね」

「猫ならいるけどね」

「うちも猫ならいるー!」

「じゃあ猫でやろう」

という、何ともふわっとした感じで
テーマが決定しました。

タイトルは
「キャットトレーニング
~ドッグトレーニング応用編~」

そのまんまです。

内容もそのまんまなのですが

自分たちが勉強してきたトレーニングの方法を
そのまま猫に使って成功するか?!

というものです。

結果として私が感じたことは

「猫って意外と気まぐれじゃない」
「犬と猫の身体の作りは思ってたより違う」

上記の2点です。

猫は気まぐれだから言う事聞かない
というのは結構言われることでもありますが

トレーニングの結果
ご褒美の為にはがんばるがんばる(笑)

我が家の猫さんには「マット」という
トレーニングをしました。

「マット」と言われたら
自分からマットの上に行って待つ
というものなんですが

約2ヶ月ほどの練習で
とっても上手になりました。
(ちょっと自慢です)

マット、と声をかければいそいそと動き出し
マットの上でちょこんと座り
じっとご褒美が出てくるのを
待っているのです。

猫だって、気まぐれだけど
犬と同じようにご褒美が欲しいんです。

そして「犬と猫の身体の作り」ですが

我が家の猫さんは
マットの上で座っていたのですが
通常、犬のトレーニングでマットというと
伏せて待つことの方が多いです。

「マット」は例えば、食事中だったり
お客様が来た時だったり
比較的長時間静かに落ち着いていてほしい時に
使う事が多いので、お座りよりも伏せの方が
あっているのです。

じゃあ、なぜうちの子は座っていたのか?

単純な話、伏せができなかったのです。

お座りをさせた状態で
ご褒美を鼻先に持っていって
猫の頭が伏せの位置に近づくように
そのままご褒美を持った手を
床に下ろしてみました。

お座りのまま、頭だけついてきました。

柔らかいですね。さすが猫。

おやつを持った手を、少し自分の方へ引いて
猫の上体が前に来るように誘導してみました。

おしりをあげて歩きました。

いやいや、伏せようよ。
もう一回ねー。

何度やっても歩きます。
そこでふと気が付きました。

猫の伏せって、前足は頭の後ろだよね。
犬の伏せと全然違うよね。

犬は伏せの時、身体を後ろに引いたり
前足を前に出したりするけど
猫って垂直に身体下ろすよね。
犬と一緒のやり方じゃ無理じゃない?

という事で「犬と同じやり方でできるのか」が
テーマだった私たちは
同じじゃできない伏せを諦め
お座りでトレーニングを進めました。

トレーニング理論ばかりを気にしていた
私たちにとっては、目からウロコ。

トレーニングって色んな事を
気にしないといけないんだなーと
実感した出来事でした。

猫や他の動物にも
ドッグトレーニングは応用できますが
挑戦してみる場合は
その動物の体のつくりや習性も
よく考えてトレーニングしてみて下さいね!