卒業生ドッグトレーナー ストーリー vol.2

仲間とできること

4期生石井麗子さん 1期生 月田聡美さん
4期生の石井麗子さんと、1期生の月田聡美さんはドッグトレーナースクールの実践研修で、たまたま同じ日にエントリーしていた。研修の終わり時間も帰る方向も一緒だったため、いろいろな話をしたという。
石井さんはそのときに「この人とは考え方も目指す方向も一緒だ」と直感し、その日のうちに月田さんを新規店舗スタッフに誘った。

「はじめて会った日からかなり積極的に口説き続けたんですよ(笑)」

石井さんはもともとトリミングサロンのオーナーだったが、店舗が手狭になり、新規店舗に移転予定だった。そこではトリミングだけでなく、子犬の保育園や ドッグランなども取り入れた犬のための総合施設にする計画中で、犬のことを見ることができるトレーナースタッフを探しているところだった。

石井さんはもともとトリミングの勉強をしていたが、「トリミング中に少しでも犬に負担をかけないようにするためには犬のことを知らなくてはならない」と考え、アカデミーで勉強中だった。
トレーニングが学べるところを数箇所見に行ったが、スクールの 説明会では「ペット業界、ドッグトレーナーという仕事について」綺麗事だけではなく実態を教えてくれたスタッフの話に共感した。また森山校長と直接会話を して「この人からドッグトレーニングを習いたい」と思い入学をしたそうだ。カリキュラムも、実習時間が120時間以上、卒業後も無制限でエントリーできる など、実習が充実していることも決め手になったという。

「実習現場では犬と接するだけでなく、飼い主さんとスタッフがコミュニケーションをとる様子を見学できたことがとても印象に残っています」

一方月田さんは、愛護センターの一時預かりなどボランティア活動をしていたが、直接この犬達にトレーニングをしたいと考えていた。いくつか学校を回っている中、講座を体験受講できるところがあり、そこで受講したのが外部講師として来ていた森山校長の授業だった。

「ドッグトレーニング理論の講座でした。順序だててわかりやすく、すごく興味を引きました。森山校長の人柄もとても良くて、もっと話がしたい、この人から学びたいと思いました」

結局その学校には入学しなかったが、どうしても森山校長の授業が忘れられず、森山校長に連絡を取り続けていた。そうしているうちにドッグトレーナースクール開校のお知らせを受け取った。

「森山校長から直接指導してもらえる!待ち望んでいたことなのですぐに出てきました」

彼女は当時仙台に住んでいたが、スクール通学のために東京に移り住んだのである。

月田さんも実習時間の多さが、たくさんの経験を積むことができて役立ったという。その場ですぐ疑問を解決し、実践するように心がけていたことで経験値を上げることができた。
ただ実習を受けるだけではなく、目的を持ち、取り組み方を工夫していった。そんな中、石井さんにお誘いを受ける。

「はじめは戸惑いましたが、石井さんと一緒ならやっていける、そう思ってお引き受けしました」

石井さんは直感型、月田さんは慎重派だがどちらも<やってみよう>と思ったら行動に移す実行力があり、お互いを信頼しあっている。

石井さんは「日本もヨーロッパのように犬が社会にもっと受け入れられるようにしていくのが夢です。電車や店内、どこにでも犬を連れて行けるような文化って素敵ですよね。」そのためには飼い主がしっかり犬をしつけることが大切である。お店でできることは限られる。お店のお客様にどうやって愛犬のお話をすれば、もっと愛犬がよくなるよう努力してもらえるのか、上手に伝えられるようになりたいという。
当スクールでカウンセリング手法について学んだことが、とても重要なものだと実感しているそうだ。
「まだまだこれから勉強です」

月田さんは「またボランティア活動をしたいです。今度は、保護施設の犬達をきちんとしつけして、新しい家庭に迎え入れられるようにしてあげたいです。処分される犬を一頭でも減らしたいです。」
石井さんは「ヨーロッパの保護施設も敷地が広く、日本に比べたら新しい家族が見つかることも多いです。そんな保護施設を作るのも夢です。」 と話すが、二人ともこれが最終目標ではない。こういった活動をしなくてもいい社会にするために活動していきたいそうだ。そのためにはこの店から二人ができることを話してくれた。

「この店から地域の飼い主さんに情報発信をしていきたいです。もっと飼い主さんへ犬という動物について知っていってもらいたいし、気軽に相談できる場所にしたいです。この地域の飼い主さんがみんな犬と楽しく暮らす生活ができるように力になれたらと思います。

森山校長より

石井さんは一言で言うとボス的存在、女性からも男性からも好かれるタイプですね!
アカデミーの生徒さんから成り立つ「殺処分を0にするためのチーム」チームプレイボゥのイベントのリーダーを見事、努められ、チームをまとめ上げてくれました。
石井さんがいなかったらあのイベントは成立しなかったと思います。感謝しかもアカデミー1期生、月田さんの卒業後の仕事まで提供していただいています。
また、アカデミーの生徒さんたちが自分の愛犬をしつけるために森山が行うレッスンの場所も快く提供していただき本当に助かっています。
今後もプレイボゥドッグトレーナーズアカデミーはaimableさんと共に発展していきたいと思っています。よろしくお願いいたします。

月田さんは頑張りや!一度他の学校で、お話をしただけなのにドッグトレーナーになるためにわざわざ仙台から森山を訪ねて上京してきてくれました。森山としても、「この人を一人前にしなければ」と気合が入りますよね!
仕事をしながらアカデミーに通学されていたため、他の生徒さんよりも少し時間がかかりましたが、コツコツと知識と経験を積み重ね、aimableさんで立派にドッグトレーナーとして頑張っている姿を見ることができ、森山はとても嬉しく思います。
今ではお客様もどんどん増えて、嬉しい悲鳴を上げていると聞きました。
夢に向けて確実に行動した結果「夢を夢で終わらせない」を実現しましたね。
今後のご活躍を心からお祈りしています。


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