この飼い主さんだからこのトレーニング方法

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ドッグトレーナーのお仕事

タイトル

【 この飼い主さんだからこのトレーニング方法 】

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本文

Kさんと花ちゃんの初回カウンセリングを終え、森山は
花ちゃんのトレーニングメニューを考えました。

ドグトレーニングと言うものは、犬をトレーニングする
だけと言うものではありません。

犬の年怜、性別、犬種、性格などを考慮してトレーニング
メニューを組むのですがそれこそ犬の数だけトレーニング
方法があると言っても過言ではないでしょう。

一番大切なのはこの犬に対して、この飼い主さんだったら
どのような方法が一番ベストか?

という事を考えなければならないと言う事です。

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例えば、若くて活発な飼い主さんであればラブラドール
の活発さを抑えるのに散歩などで犬の運動量を増やす事
によって落ち着かせる方法を取ります。

しかし60歳を超えたご婦人であれば、体力的に運動量
を極端に増やすことはできません。

ですから森山が取った方法は犬に頭を使わせて精神的に
疲労させるという方法でした。

仮に、犬のトレ―ニング方法が10あるとすれば飼い主
さんのタイプも10あります。

そうすると単純に計算しても100種類のトレーニング
方法が考えられると言う事です。

ですからドッグトレーナーはこの犬の性格だからこの
飼い主さんだったらこの方法を使おう!と言う具合に
トレーニングメニューを組み立てる必要があります。

森山がKさんの体力性格などを考慮しさらに花ちゃんに
最善だと思った方法はクリッカートレーニングと言う
方法でした。

クリッカーとは消しゴムぐらいの大きさのプラスチック
の箱に板ばねが入っていて親指で押すと「パチン」と言う
金属音が出るトレーニングの道具です。

それを鳴らすことで犬に「その行動が良かったんだよ」
と瞬時に伝える事ができる素晴らしいトレーニング法
です。

犬にクリッカーが鳴るとご褒美がもらえると言う事を
最初に教えておくことでクリッカーを褒め言葉の代わり
に使うことができます。

すると犬はご褒美がほしくてどうやったらクリッカー
を鳴らしてもらう事ができるか試行錯誤しながらかなり
頭を使うことになります。

そうやって余り体力のないKさんには花ちゃんの体力
よりも知力を多く使う事によって花ちゃんの満足度を
上げていく方法を取ったのです。

しかしこのクリッカー、結構使い方が難しいのですよ。

何故かと言うとクリッカートレーニングはクリッカーを
鳴らすタイミングが重要になります。

ですので反射神経が鈍ってきているご高齢の方には中々
タイミングよくクリッカーを鳴らすことができません。

基本的に森山は50歳を過ぎた方には積極的にクリッカー
トレーニングをお勧めする事はありません。

しかし森山は気力も体力も普通の60歳とは思えない
Kさんであればクリッカートレーニングを逆に楽しんで
頂けるのではないかと考えあえてクリッカートレーニング
をお勧めしてみました。

するとやはりKさんはこのトレーニング方法を楽しんで
熱中して下さるようになったのです。

そして何よりも愛犬の花ちゃんがクリッカートレーニング
を大好きになってくれました。

今までKさんが何をしても花ちゃんに無視させれていた
のがにクリッカートレ―ニングを始めた途端、花ちゃん
がKさんに集中し始めたのです。

やはりクリッカ―トレーニングはKさんと花ちゃんには
ベストな方法だったようです。

小型、大型犬に限らず、1歳になる前の子犬と言う物は
甘噛みやトイレの問題、その他いろいろな問題が続出
します。

ましてや体力の余っているている6か月のラブラドール
であれば数えきれないほどの問題行動が続出します。

要するにどこから手を付けたらよいか分らない状態だと
言うことです。

花ちゃんの場合、行動を教える方法としてはクリッカー
トレーニングを用いましたがそれ以外の方法は対処方法
を用いました。

例えば体力があり余っていて家の中の物にはなんでも
興味を持ち、破壊してしまう花ちゃんには花ちゃんが
噛んでも壊れず、自ら噛みたくなるような玩具を与える
ようにしました。

例えば、コングやナイラボーンと言った玩具がそれに
当たります。

そして噛んではいけない所にはひたすらビターアップル
などの苦味のあるすスプレーを吹きかけておきます。

すると花ちゃんは噛んで良いものと咬むと苦い味のする
物を理解してKさんの大切なプランターの植物やテーブル
の脚をかじる行動は徐々に減ってきました。

噛んで良い玩具を与える以外にも家の中におもちゃを隠し
「宝探しゲーム」を頻繁にやってもらうようにしました。

宝探しゲームは犬の嗅覚と言う本能を刺激し知力と体力
の両方を消費させるとても良い遊びです。

そのようにして花ちゃんのあり余る体力を消費させる
ようにしたのです。

そのほかにはクリッカーを使ってお座りやマテなどの
基本トレーニングを教え散歩の時の玄関の飛び出しや
飛びつきの防止などを教えていきました。

しかし、Kさんの一番の悩み事は家の中の問題ではなく
花ちゃんが大好きなお散歩の時の行動だったのです。

続く。

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プレイボゥドッグトレーナーズアカデミー校長

ガンドッグレトリーブトライアル協会会長

日本APDT理事

英国APDT公認ドッグトレーナー

米国CPDT公認ドッグトレーナー

森山 敏彦

犬と一生一緒宣言

愛犬を迎えたら一生一緒に暮らす。
それが当たり前の社会であって欲しいですね。

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