森山の信念

昨日は日曜日の晴天ということもあり桜につられ
ものすごい人が押し寄せてきて、目黒川の周りは
渋谷のハチ公前化していました＾＾；

そんな中、プレイボゥの入社式が中目黒の校舎で
行われました。

先輩トレーナーたちのビデオレターに応援されて
新入社員たちは心を新たにしたことでしょう！

頑張れ、未来のカリスマトレーナーたち。

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ドッグトレーナーのお仕事

タイトル

【 森山の信念　】

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本文

前回は先住犬コウメちゃんの１回の威嚇で、
ボイシー君はコウメちゃんのご飯を盗みに
行かなくなった。

というお話でした。

そうです、森山は、犬たちはこのような学習をする
動物だと思っています。

相手に致命的な傷を負わせることなく、自分の意思
（私のご飯を盗むと噛むわよ）を威嚇で相手に
伝えることができます。

威嚇された方はその意思をしっかりと理解します。

だからこそ、群れの中でむやみな争いが起きず、
平和に共存できるわけです。

最初に言っておきますが、森山は罰を推奨する
訳ではありません。

しかし犬たちは罰を使って相手に自分の意思を伝える
ことをしている動物だと言いたいのです。

ですから、人間もこの方法を使って、犬にやって
ほしくない行動を教えることができます。

たとえば甘噛み。

たとえばお母さん犬に仔犬がしつこく「遊んでよ」
「遊んでよ」と噛みながらじゃれついてていくことが
あります。

すると、お母さん犬は、最初のうちは、うるさいな
という感じで、子犬を無視してどこかへ行って
しまいます。

しかし、子犬が成長してきて乳歯が生えてくると
そうはいきません。

針のような歯で噛まれると、軽い甘噛みでも結構
痛いのです。

仔犬に噛まれてあまりにも痛かったお母さん犬は
瞬間的に顔を子犬のほうに向け同時に鋭く
「ガゥ」と一喝します。

この時の母犬の行動を人間が真似すると甘噛みを
辞めさせることができます。

まず、仔犬とおもちゃで遊んでいるときに偶然でも
牙が自分の手に強く当たったら、子犬がびっくりする
勢いで「痛い」と叫ぶのです。

同時に自分の顔を鋭く仔犬のほうに向けます。

そして、そのまま仔犬を無視して部屋から３０秒ほど
出て行ってください。

そしてまた、部屋に戻り子犬と遊びを繰り返します。

これを何回か繰り返すと子犬は「人間の皮膚に牙を
強くあててはいけないんだ」と学習していきます。

この方法は犬が犬に行う方法と全く同じでは
ありませんが、かなり似ているので犬は
理解しやすいようです。

ちなみに生後３か月ごろまでは優しく噛んでいれば
許してあげます。

しかし決して手を、子犬のかむおもちゃにしては
いけません。

最初から絶対に人間の手を噛んではいけないと
教えていくと噛む力の抑制を覚えずに成犬に
なっていくからです。

そうすると犬にとって本当に嫌なことが起こった時に
（シャンプーとか、爪切りとか）噛む力を抑制する
ことができなくなってしまいます。

しかし、４か月を過ぎるころからは優しく噛むことも
辞めさせるようにしたほうが無難でしょう。

いかがでしょうか。

中にはこの方法を厳しいというトレーナーさんも
いることでしょう。

ですから森山の信念をお伝えしておきます。

以前、ジャックラッセルの飼い主さんが有名な
トレーナーのパピークラスに参加されていたそうです。

その飼い主さんはジャックラッセルに甘噛みを
やめさせたくてそのトレーナーのパピークラスに
参加したのです。

その時は夏だったそうですが、飼い主さんの腕は
かなりのミミズ腫れになっていたそうです。

トレーナーさんから飼い主さんへのアドバイスは
「仔犬が甘噛みをしてきたら無視をしてください」

だったそうです。

そして１ヶ月後、仔犬の甘噛みはさらにエスカレート
してミミズ腫れはさらにひどくなり、飼い主さんは
クラスに来なくなったそうです。

その有名なトレーナーさんの理論は正しいかも
しれません。

教科書通りにお伝えしたのでしょう。

森山もそのように書いてある本を読んだことが
あります。

しかし、飼い主さんはジャックラッセルの甘噛み
を止めさせることはできませんでした。

しかし、残念ながら森山はそれでは本末転倒
ではないかと思うのです。

ドッグトレーナーは結果を出さなければならないと
森山は思っています。

森山のトレーニングに対する信念は、３つあります。

極力、飼い主さんにも犬にも優しい方法。

飼い主さんにできる方法。

効果のある方法。

この３つです。

ドッグトレーナーを目指す貴方、理論通りの方法と
理論通りではないが効果の出る方法、

貴方ならどっちを選びますか？

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