イギリスと日本の犬事情の違い

貴方の想いで日本の犬達の殺処分を0に
近づけましょう

プレイボゥドッグトレーナーズアカデミー校長
森山 敏彦

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ドッグトレーナーのお仕事

タイトル

イギリスと日本の犬事情の違い

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本文

森山の愛犬ボイシーはイギリス生まれです。

そして、生後、4ヶ月のときに飛行機で
日本に来ました。

実は、イギリス人は日本人に犬を売りません。

ご存知でしたか???

なぜイギリス人は日本人に犬を
売らないのでしょうか。

イギリスの国民は犬を愛しています。

ですから、日本の犬の飼い方が、
理解できないのです。

犬を庭に鎖でつないで飼う。

ペットショップで見世物のように犬を売る。

日本では当たり前の光景ですが、
どれもイギリスから見れば、信じられない
光景なのです。

数年前、ロンドンの郊外を歩いている時、
路上で人だかりができているのを
みました。

何かと覗いてみると、動物実験反対と言う
抗議の署名活動を行っていました。

地面にテーブルが置かれ、テーブルの上には
数々のパネルが置かれています。

頭に電極を埋め込まれたサルのパネル。

血だらけのビーグルのパネル。

目を真っ赤に充血させたウサギのパネル。

全て日本の製薬会社、化粧品会社の動物実験の
パネルです。

その人だかりは、動物実験反対を訴える
イギリス人が行っているものでした。

森山は複雑な気持ちで署名をしてきました。

インド、独立の父、ガンジーの言葉に、
「その国の成熟度は、その国の動物の扱い方を
見れば分かる」というものがあります。

残念ながら日本はそういった意味ではまだまだ
未成熟な国であると言わざるを得ません。

ですからイギリス人は日本人に犬を売りません。

イギリスのゴールデンレトリバークラブは
日本人に犬を売ると資格を剥奪されるそうです。

イギリスではそれほど日本人の犬の飼い方は
ひどいとされているのです。

ご存知でしたか?

それでは何故、森山がイギリス人から犬を
買えたかというと、毎年イギリスに通い、
「こいつは本当に犬が好きなんだ」と信頼
されることができたからなのです。

森山の師匠フィリッパ・ウイリアムズは
森山が毎年イギリスに通い、トレーニング
方法や健康管理を学ぶ姿勢を評価
してくれました。

そして、イギリスでも最高峰の
ドッグトレーナー資格、APDTの資格を森山に
与えてくれました。

ですから森山は愛犬ボイシーを
フィリッパから譲り受けることができたのです。

森山はフィリッパから日本の犬たちを
取り巻く環境を変えるように
期待されています。

森山はそのミッションを達成しなければ
ならないのです。

森山はヨーロッパの犬の飼い方が全て
正しいとは思っていません。

しかし日本の犬文化はヨーロッパのそれには
遠く及びません。

森山はこれからもちょくちょくイギリスに通い、
イギリス人の愛犬ぶりをじっくり
監察しようと思います。

そして、いつの日か日本の犬たちも
ヨーロッパの犬たちのように自由に公園を
走り回れる日が来るように日々精進
していきたいと思います。。

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