スタッフにミスティーは『カモノハシ』と言われましたマズルが太くて長いかららしいのですが・・
話題は変わって、森山はそろそろミスティーのガンドッグの血を試してみたくなり無謀にも競技会に参加してみる事にしました。
4月22日、朝霧高原のキャンプ場でGRTAの競技会が行われました。
GRTAではガンドッグとしての資質を試すためにエントリーテストと言うものがあり、このテストに合格しなければ競技に参加する事は出来ません。
実はこのテストを受けるに当たって私は全く練習をしていませんでした。
と言うか競技に参加する事だけが頭にあってテストを受けなければいけない事を忘れていたのです
テストの内容は2種目あり、ひとつは『呼び戻し』です。競技中、犬が危険な場所に行ってしまったときなど犬を呼び戻す事が出来ないと犬の命を危険にさらす可能性があるからなのです。
テストの内容は犬と10メートル離れて対面し、呼び戻しして座らせます。
シンプルで簡単そうです。
が、しかしこのテストのときミスティーは私の横を通り過ぎ私の後ろにいた人のところまで走っていってしまいました・・・その人が私ではない事に気がついたミスティーは一応戻っては来ましたが・・・
もう1つのテストは20メートル離れたところにダミーを投げ、それを回収すると言ったこれまたシンプルでガンドッグらしいテストです。
さすがイギリスの名門の出身ミスティーさん!ダミースローアーが投げたダミーを難なく回収し私に手渡してくれたところまでは良かったのですが、その後ミスティーは私の左足に絡みつき、腰をフリフリし始めました・・・いわゆるマウンティングって言うやつです。
飼い主に・・しかも飼い主トレーナーなのに・・・でもこれが『ミスティーかわいい~』って結構ギャラリーにうけるんですよね
冷や汗ものでエントリーテストに合格したミスティーさんはノービスクラスに進む事が出来てしまいました。
種目1は30メートル離れたところにダミースローアーがダミーを投げ、それを回収し、同じことを2回行います。
種目2は種目1の距離が50メートルに伸びます。
種目3は50メートル離れた草むらの中に投げ込まれたダミーを回収します。
種目4は同時に2個投げられたダミーを1っこずつ回収します。
ノービスクラスは犬の意欲を試すクラスになっていますので意欲のある犬は少し練習すればクリアーできる内容にしてあります。
http://www4.point.ne.jp/~grt/flow_beginners.htm
見事イギリスの名門の出身ミスティーさん!種目を全部クリアーしてしまったものですから次回からはミドルクラスに進まなくてはならなくなってしまいました。
何故進まなくてはいけなくなってしまったと言うかといいますと、本当はノービスクラスに留まっていても良いのですが、私一応協会の会長をやっている手前、上に行かないと周りから『会長なのにー』とか、『フィールド系のゴールデンなんだから~』とか言われるような気がして・・・(気がしているだけです、実際には言われていないんですけど)あとミドルクラスは競技者層も厚いし結構競技内容が難しいんですよ!
ミドルクラスはコントロールが入ってきますから偶然とか意欲だけでは4種目をクリアーする事は、本当に難しくなります。
さ~次回の競技会!イギリスの名門の出身ミスティーさんの運命やいかに!!
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