知っていますか?当たり前の大切さ

ハイドパークの朝

こんにちは。
プレイボゥドッグトレーナーズアカデミー事務局の佐藤です☆彡

Cruftsの話から話題は「当たり前の大切さ」へと変わりました。

この「当たり前」とはどんなことを指すか、と言いますと、イメージのほうがわかりやすいと思いますので、次のことを想像してみましょう。

皆さまが会社への出勤時やお買い物の道中、見知らぬ人とすれ違うことがあるかと思います。

見知らぬ人とすれ違うとき、皆さまは何を感じますか?











佐藤は基本的に、何も感じません。(興味をそそるような人、例えば「芸能人だ!」などは別ですよ!あくまでも一般的・基本的に、でお願いします!)

おそらく皆さまも似たような感覚ではないでしょうか?

当たり前ってどんなこと?

すれ違う人々に「あ!人だ!」「こんにちは~!」なんてしないですよね。

こんな感覚を今回の話題である「当たり前」と表現しましょう。

では、犬にとってこの当たり前の生活とはどのようなものでしょうか?

他所のお家の犬や、人に出会ったとき、電車などの環境に出くわしたとき、「あ。犬がいる。」

「あれは人だな。」「あ~電車ね。」と私たち人間がこういったものに出くわした時と同じように
可もなく不可もない気持ちでいれること。

これが今回ご紹介したい「当たり前」です。

 

社会化のゴールイメージ

この「当たり前」がとっても大切で、このような気持ちになれるよう飼い主が取り組むべきであるとも
言えるのが「社会化」です。

なぜなら、他所の犬と出会ったとき「あ!犬だ!こーんにちはー♪」と自分が連れている愛犬が他の犬と挨拶することが大好きな犬で(つまり犬に対して可の状態のイメージです)、でも、相手の犬は他の犬が苦手そう…というシーンであれば、きっと挨拶はさせないほうがよさそう…。と飼い主は理解することはできると思います。

ここで挨拶が大好きな犬に、挨拶をさせないようこの場を回避すると、挨拶が大好きな犬は挨拶できないこともある意味ストレスになります。

(「なんで挨拶できないの!?」といったイメージです。)

だからこそ、ここで大事になるのは、Cruftsの映像でも観た犬のように犬がいることが自然なこと、特に可もなく不可もない状態当たり前であるように過ごさせてあげること。

これが人間社会で暮らすうえでとっても大切になり、そしてここを目指すことが社会化のゴールなのです。