犬同士の遊びで学ぶこと

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ドッグトレーナーのお仕事

タイトル

【 犬同しの遊びで学ぶこと 】

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本文

以前、森山がイギリスへ行っているときに不思議に思って
いた事がありました。

それは何かといいますと、イギリス人は犬同しを遊ばせない
のです。

フィリッパのトレーニングクラスでもそうですしロンドンの
公園でも同じでした。

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当時、森山は既にトレーナーをしていましたから犬同しが
遊びを通して学ぶことの重要性を飼い主さんにお伝えして
いました。

犬は遊びを通して咬む力を抑制することを覚えたり、相手と
絆を深めたり、遊びを通してボディーランゲージを覚えたり
します。

ですから犬同士は遊ぶ必要があるのですね!

以前も書きましたがプレイボゥと言うスクール名は犬との
遊びを大切にしているからこそ付けた名前なのです。

ですからイギリス人が何故犬同しを遊ばせないのか不思議に
思っていました。

森山は師匠であるフィリッパに聞いてみました。

森山
「どうして皆、犬同し遊ばせないのですか?」

フィリッパ
「どうして遊ばせるのですか?」

森山
「どうしてって、犬は遊びを通して色々と学ぶのでは・・」

フィリッパ
「それでは犬は遊びを通して何を学ぶのですか?」

森山
「えっと、噛む力を抑制する事とか・・・」

フィリッパ
「犬が遊びを通して学ぶことは攻撃です」

森山
「え~!!」

森山
「そういえば本に書いてあった、犬は遊びを通して狩りの
仕方を学んでいるのです」と・・・

犬は遊びを通して確実に獲物を殺すことを学んでいるのです。

子犬の時には子犬同しが遊ぶことによって噛む力の抑制とか
ボディーランゲージやお互いの絆を作るなど色々なことを
学んで行きます。

ですから子犬の時には犬同士の遊びが必要なのです。

しかし、成犬になったら犬同しの遊びは余り必要では
なくなります。

と言うか遊びを通してよくないことを学ぶ確率が高くなって
しまいます。

確かに犬同士が遊んでいるのを見ているのは楽しい事では
あります。

森山がよくいく多摩川でも犬同しが走り回って遊んでいます。

それを見ていると飼い主はほほえましく思う事でしょう。

しかし犬はその遊びを通して獲物を確実に殺す術を学んで
いる訳です。

相手の首に咬みついたり、足に咬みついたりして相手を
動けなくして息の根を止める練習をしているのです。

飼い主は動く必要はありませんので楽をできます。

犬は楽しく遊んで勝手に疲れてくれますのでこれほど飼い主
に都合の良い散歩はありません。

ですから日本のドッグランや河川敷では犬同士が走り回って
飼い主がおしゃべりをしている光景をよく目にします。

しかし、問題はそれだけではありません。

実は成犬は犬同しの遊びを通して攻撃よりも更に悪いことを
学んでいるのです。

それは・・・

続く。

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プレイボゥドッグトレーナーズアカデミー校長

ガンドッグレトリーブトライアル協会会長

日本APDT事業企画委員

英国APDT公認ドッグトレーナー

米国CPDT公認ドッグトレーナー

森山 敏彦

犬と一生一緒宣言

愛犬を迎えたら一生一緒に暮らす。
それが当たり前の社会であって欲しいですね。

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