めっちゃ面白いスウェーデンの動物保護法
朝から授業で喋りっぱなし!
喉がやばい状態です^^;
最近、声帯の筋肉が衰えているようです。
鍛えねば・・・
昨日の続きで、りか子さんのスカイプセミナーのお話です。
昨日のブログが気になる方はこちら。
【第2回目藤田りか子さんのセミナー】(https://playbow-dogtrainers-academy.com/9734.php)
スウェーデンでは犬をケージで飼えない!?
スウェーデンでは犬をケージで飼うことは法律で禁止されているようです。
たとえば車で移動の時などはケージに入れても良いそうです。
しかし犬の体高に対してケージの広さや運搬して良い時間が決まっているようです。
体高25センチの犬なら(チワワやトイプードル)2㎡の広さが必要だそうです。
2㎡ですと2メートル×1メートルですよ!
そんな広いケージが車に入るのかよって感じです。
犬を車で運搬する時間は最高8時間までと決まっているそうです。。
しかも、3時間に1回は休憩してトイレに出さなければならないそうです。
車の中の温度は25度以下マイナス5度以上にキープする必要があるそうです。(スウェーデンは-30度とかになるそうです)
ケンネルの広さにも法律がある!
犬をケンネルで飼う場合のケンネルの広さも決まっているそうです。
体高25センチの犬なら6㎡
6㎡は3メートル×2メートルですよチワワに!
ちなみに体高65センチ以上の犬は20㎡無ければならないそうです。5メートル×4メートルが20㎡です。
このような法律があるからスウェーデンではペットショップで犬を販売することが物理的にできないのだそうです。
スウェーデンでは簡単に犬を繁殖できない
そのほかには繁殖に関する法律もあります。
・遺伝疾患を持っている犬の繁殖は禁止
・攻撃的な犬の繁殖も禁止
・18か月に満たない雌犬の繁殖は禁止
・2回帝王切開した犬の繁殖は禁止
などです。
断耳、断尾はもちろん禁止
ですから日本ではあまり見ることのないしっぽの長いドーベルマンがいたり、しっぽの長いウェルシュ・コーギー・ペンブロークがいるそうです。
本場イギリスではコーギーの断尾は禁止されていませんのでペンブロークの尻尾がどのような状態がスタンダードなのかが分からないのだそうです。
ちなみに大体のコーギーは普段は地面に対して平行なのですが、興奮してくると上を向いてくるそうです。
ですからスウェーデンでの情報がイギリスのコーギーのスタンダードになったようです。

その他にスウェーデンの犬たちはほぼ100%登録されていて、すべてがデータ化されているようです。
全ての犬の遺伝疾患や、ドッグショーや競技会の成績などが誰でもパソコンで見ることができるそうです。
野生動物や馬にも配慮された法律
犬以外にもほかの動物にも考慮が行き届いています。
たとえば、普段はお散歩の時も犬はオフリードで大丈夫なのだそうですが、3月1日から8月20日までは、森の中でのオフリードは禁止されているそうです。
この理由は、鹿などの野生動物の繁殖シーズンに当たるからなのだそうです。
小鹿を育てている母鹿にストレスを与えないようにするためや、鹿の親子がびっくりして逃げ出し、離れ離れにならないようにするためなのだそうです。
馬も社会性を持った動物なので馬房で孤独に飼うことは禁止されているそうです。
たとえ馬房で飼っていたとしても定期的に放牧地に出し、ほかの馬とコミュニケーションを取る時間を与えなければならないのだそうです。
スウェーデンの動物愛護法はすごい!
いや~スウェーデンって本当に凄い国ですね。
いかがでしたでしょうか!スウェーデンの動物保護法!
森山はりか子さんから少しは聞いていたのですが、今回はしっかりと聞かせていただき、改めて考えさせられることが沢山ありました。
ほかにももっとお伝えしたいことが沢山あるのですがこの辺にしておきましょう。
スウェーデンの動物保護法についてでした。