最近、森山はパソコンに向かう仕事が多く愛犬ボイシーと遊ぶ時間が少ないのが悩みです。
ボイシー君は遊ぶときはめっちゃ遊びますが事務所ではずっと寝ています。
本当に素晴らしい相棒です。
いまさらながらですが、犬って本当にいいですね!
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ドッグトレーナーのお仕事
パラダイムシフト
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前回もスティーブン・R・コヴィー博士の一節をご紹介させていただきました。
森山は色々な本を読んできましたが、やはり
コヴィー博士の7つの習慣に勝る本は森山の中では見当たりません。
全世界で1500万部を突破し国内でも100万部を売り上げる名書には永遠の人間学が刻まれています。
この本は森山のバイブルであり、何か事があるとこの本に書いてある言葉を思い出し、原理原則は何であるかを自分に問います。
コヴィー博士は著書の中でパラダイム転換という概念を紹介しています。
パラダイム転換の例題に実際にコヴィー博士が地下鉄で体験した例が載っています。
博士が地下鉄に乗っていると1人の男性が子供たちを連れて車両に乗り込んできました。
子供たちはうるさく騒ぎ出し、大声を出したり物を投げたり周りの乗客たちに迷惑を掛けています。
父親は椅子に座ったまま子供達の悪行を咎めることすらしませんでした。
見るに見かねたコヴィー博士は男性に
「貴方のお子さんが皆さんの迷惑になってるようです大人しくさせることはできないでしょうか」
と声を掛けたそうです。
すると男性は「ああ、本当にそうですね、たった今 病院から出てきた所なのです。
あの子達の母親が亡くなったものですから・・いったいどうすればいいのか・・あの子達も混乱しているみたいで・・」
その瞬間コヴィー博士のパラダイムは一瞬にして転換してしまったそうです。
コヴィー博士の心にその男性の心の痛みが一杯に広がり、同情、哀れみの感情が自然にあふれ出てきたそうです。
はたして、森山も人の子です、
そのような状況に出くわしたらおそらくコヴィー博士と同じパラダイム転換が起こることと思います。
人は立場が違えば全く違う考え方をするようです。
ドッグトレーナーは教育者の一面を持っています。
クライアントは仕事の依頼者でもありますが、犬の扱いに関して、私達よりは知識がないのはごく当たり前のことです。
ですから教育者の立場から適切なスキルと知識をお伝えする事もあります。
しかし、一方的に物を言うのではなく、森山は、とにかく、聞く姿勢を持つように心がけてきました。
子犬に12時間、留守番をさせ、「トイレのしつけができないのですが」と仰る飼い主さんがいます。
トレーナーの立場から考えて12時間留守番をさせてトイレのしつけができないのは当たり前です。
もっと厳しく言えば、それでは散歩の時間も取れないし社会化する時間も取れないし、
触れ合う時間さえほんの少しだけしか取れないのですから、いっそ「犬を飼わない方が良いのでは」と思います。
ですが「できなくて当たり前です」とぴしゃっと言ってしまうのは簡単なことですね。
しかし、森山は、こんな場合、この飼い主さんは何故トイレのしつけをする時間も無いのに犬を飼ってしまったのだろう。
と、一応、相手の立場に立って考えるように努めています。
日本はまだまだ犬と一緒に暮らすための情報が行き渡っていないんだな、とか。
よし、僕達の力で日本中に正しい犬の飼い方を広めよう!!と・・・
コヴィー博士の教えをいつも胸に秘めながらいつも、いつでも、
相手の立場に立って物事を考えるように努力はしています。(願望)
努力しているのと、できているのは違います・・
努力はしています・・・一応