オスワリ!オスワリ!オスワリ!

こんにちは。
プレイボゥドッグトレーナーズアカデミー事務局と講師も務めております佐藤ですU^エ^U

2023年ももう11月…残すところ、あと約2か月ですね…。

毎年このくらいの時期になると、なぜ「あぁ…、やり残したことはないかな…」と1年間を振り返りつつ、焦ってしまうのでしょうか…。

きっと佐藤だけではないはず…(^^;笑

さて本日お届けしたいのは、犬のトレーニングを勉強する際、多くの方が「あ~っ…!今までやっちゃってた…!」となってしまうお話を。

簡単に言うなれば、一般飼い主がやりがちなドッグトレーナー的NG行動…、逆に言えばドッグトレーニングのコツという感じでしょうか。

やってしまいがちなドッグトレーニング
【名前を呼んで犬にとって苦手なことをする】

まずやってしまいがちなドッグトレーニングケースその1。


◎名前を呼んで犬にとって苦手なことをする

これは例えば爪切りが苦手な犬がいたとしましょう!

そんな犬に対して飼い主が爪を切る前に、「○○ちゃん~」と呼んでから(その後捕まえて)、苦手な爪切りをする…なんていうシーンです。

これはドッグトレーニングの勉強を始めると「あちゃ~やっちゃってた~」という言葉を、学び始めの生徒さんからよく聞くものでもあります。

名前を呼んでから何か犬にとって苦手なことを行うと犬の頭の中ではこんな学習が成り立ちます。

名前を呼ばれる=苦手なことが起こる

つまり名前を呼ばれたらいや~な印象が思い浮かび、最悪の場合名前を呼んだら逃げていく…といった事態にもなってしまう可能性があるのです。

ドッグトレーニングでは愛犬の名前や呼び戻しの合図(オイデ等)は、100%良いことが起こる合図として犬に教えます。

そうすれば、万が一リードが手から離れてしまったとき、100%良いことが起こる名前や呼び戻しの合図を使うことで、犬の安全を守ることが出来ることにも繋がります。

やってしまいがちなドッグトレーニング
【指示語の連呼】

次にやってしまいがちなドッグトレーニングケースその2。

◎指示語の連呼

例えばオスワリを犬に指示したいとします。

愛犬に「オスワリ」と声をかけると、「?」とお座りしませんでした。

そんな時多くの飼い主はもう一度「オスワリ」と言います。

それでも犬が「?」な状態であれば、さらにもう一度「オスワリ」。

それでも出来なければ…と指示語を連呼することがあります。

これは犬に「オスワリ(合図)を言われても必ず座らなくて良いんだ!」とか「オスワリオスワリオスワリオスワリがお座りの合図だ!」といった学習に繋がる可能性があるからです。

プレイボゥドッグトレーナーズアカデミーでのトレーニングは、基本的に褒められた経験(成功体験)の積み重ねが出来るよう、犬へアプローチしていきます。

つまりこの場合であれば、もし1回目の「オスワリ」という指示で、犬が座らなければ、次は必ず褒めて成功体験を経験させたいため、ほぼ100%お座りできるような合図を使って練習したりします!

オスワリ!オスワリ!!オスワリ!!!…いくら必死に言っていても、犬は人の「お座り」の意味は理解できないのです

プレイボゥドッグトレーナーズアカデミーで学ぶ【ドッグトレーニング】とは?

どんなトレーニングなのか、実際見てみたいな…ともし思ったら!
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今日から始めよう!正しいドッグトレーニング

と今回は簡単に2つのやってしまいがちなドッグトレーニングケース、すなわちドッグトレーニングのコツをお伝えいたしました!

いかがでしたでしょうか? どれも今日から取り組めることです!
ぜひ犬への接し方でより良く出来そうなところがあれば、どんどん取り組んで愛犬との生活を安全に、そして豊かに過ごしていけると良いですね^^。