以前、森山はあるセミナー講師の追っかけをやっていました。
一度その方のセミナーに参加したところ、非常に気に入ったのでその方がやるセミナーは時間とお金が許す限り参加していたのです。
そうなんです、一回のセミナーが結構高いのですよ!
その講師の先生が主催する沖縄のセミナーは一日の参加費が5万円でした。
交通費などを含めるとセミナーで10万近くが吹っ飛んで行きました。
しかも2人で参加していますから計20万円成り!
まあ、旅行も兼ねていたのでしょうがないのですがね!
流石に東京から沖縄まで追っかけてくる人は少なかったので講師の先生には覚えてもらえましたが講師からしてみれば数十人いる参加者の中の一人です。
その他大勢ですよ。
フェースブックではその先生が何か書き込めば優に数百人の「いいね」が付くほどの人気者です。
アイドルの追っかけとかの気持ちが分ります。
セミナー中ちょっとでも講師の先生がこっちを見てくれたらドキドキしてしまいます。
声をかけてくれようものなら大喜びです。
そしてセミナーが終わって東京に帰ってきました。
そんなある日、その講師の先生から直接森山に電話がありました。
「森山さん、コンサルティングしてあげましょうか」
この方の本業はコンサルタントなのです。
森山は間髪入れずに「ハイ」と言っていました。
要するに神様のような人がうちのコンサルティングをして下さると仰るのです。
値段なんか聞いていませんでしたね。
完全に舞い上がっていました。
それから半年間講師の先生かラコンサルティングを受けることになったのです。
金額は・・・想像に任せます^^;
コンサルティングは費用対効果なので費用以上の効果が見込めれば金額は一時的にかかっても効果が続けば元は取れます。
もちろんその先生の効果は絶大だったことは言うまでもありません。
あの時の森山の心理を今自分で推理してみると「先生に認めてもらえた」という気持ちになれたのです。
有名な大先生がうちの会社に注目してくれたんだ!
コンサルティングをするに値する会社だと認めてくれたんだ!と言う事です。
それがもの凄く嬉しかったのです。
ですからコンサルティングフィーは関係なくなってしまったのです。
普通に森山がどこかのコンサルタントのホームページを検索して見付けた金額だったら絶対にお願いしないぐらいの金額なのです。
その金額を即決してしまうこの心理状態は一体なんだったのでしょうか?
続く・・・