【 環境が人を育てます】
ドッグトレーナーにも環境が必要です!
今日で17期生の座学は完全に終わりです。
来週からは新たに18期生の座学が始まります。
最近の入学生は不思議な傾向が続いていて、実は男性の生徒さんが非常に増えているのです。
昨年ぐらいまでは1期に1人か2人ぐらいしか男性はいなかったのに最近は半数までとはいきませんが3分の1ぐらいは男性です。
実はドッグトレーナーになる人は世界共通で圧倒的に女性が多いのです。
でもここ最近は男性が増えてきたということは、
日本では一家の大黒柱の職業としてドッグトレーナーと言う職業を選択肢に入れる人が増えてきたと言う事なのでしょう。
もちろん女性がお金を稼いでいないと言う事ではないのですが
一般的に言って女性は子供を産んで家庭に入る時期がありますから、男性が稼ぎ頭と言う家庭が多いと思います。
その男性がドッグトレーナーと言う職業を選択し始めたと言う事のようです。
森山はやっとドッグトレーナーと言う職業が世に認められてきたんだなと最近、つくづく感じます。
その昔は訓練所に弟子入りするしか訓練士(ドッグトレーナー)になる道はありませんでした。
しかし今はプレイボゥのような学校もありますし、色々な方法でドッグトレーナーを目指すことが可能になってきました。
ですから子供のころに抱いた夢を大人になってから叶えようとドッグトレーナーに転身する男性が増えたのでしょう。
森山は一人のプロフェッショナルを育てるよりも多くのセミプロを育てたいと考えています。
一人のプロフェッショナルが育つには相当の時間と労力を必要とします。
しかしセミプロの力量まで育てようとすればそれほど労力も時間も必要としません。
ある程度こちらで教えてあげれば後は自分の力で勉強して経験してプロフェッショナルになることができます。
ありがたいことに卒業生で独立している人はみんな力強く成長してくれます。
森山の仕事は環境づくりです。
ドッグトレーナーになるんだ!と決断した人に、
本当にドッグトレーナーになれるように同じ志を持っている仲間を紹介したり情報を提供したりするのが森山の仕事だと思っています。
環境さえ整えば後は自分たちで何とかやってくれます。
そしてドッグトレーナーが世に出てそのドッグトレーナー達が沢山の飼い主さんに影響を与えることによって
日本の犬を取り巻く環境も変わってくるのではないかと思うのです。
ですから森山はドッグトレーナーを育てます。