ドッグトレーナー養成スクールを本格的に神奈川県で初めて3年が過ぎ、寺子屋時代から数えると7年になる。
ちなみに店舗の2階の事務所で寺子屋のように教室を行っていた時は生徒の募集はしていなかった。
それでも生徒が結構集まってきたのだ!
そんなにドッグトレーナーになりたい人が多いのなら本格的にスクールにしよう。
そして、社会化をしっかり伝えられるトレーナーを養成して卒業生と一緒に殺処分を減らす活動をしよう。
との想いから神奈川県川崎市にアカデミーを立ち上げた。
最近は本当に色々な職業の方がドッグトレーナーになるために当アカデミーの門をたたく。
森山もそうだったが殆どの方は子供の頃、動物関係の職業に就きたかったが普通の業界?に就職してしまった経験を持っている。
多くの方は転職などもするもののそのまま仕事をつづけ30代から40代で「本当にこのままで良いのだろうか」
と考える時期が来るようだ。
その時に「あ、ドッグトレーナーと言う職業があった」と気が付くようだ。
中には道を歩いていて「ドッグトレーナー」という言葉が降臨したと言う人もいる。
実は森山も同じような経験をした。
30歳の時だった。
当時はサラリーマンをしていたが何か生きがいのようなものを感じられずに生きていた。
「この先本当にこのままの人生でいいのだろうか?」と悩んでいた。
そんな時、ドッグトレーナーと言う職業に出会ったのだ。
あれから随分年月が流れたが、あの時ドッグトレーナーになろうと決断して本当に良かったと思っている。
5年の修行時代を経て出張トレーナーとして独立。
独立後、師匠であるフィリッパウイリアムズと出会い毎年イギリスへドッグトレーニングスキルの取得の為に通い技術を磨いた。
独立当初は、食えない時もあったが、徐々にお客さんが増え、何とかドッグトレーナーとしてやっていく自信が付いた。
当時は直接、愛犬の扱いに困っている飼い主さんに飼い方のご指導をすることで飼い主さんから直接「有難う」の言葉を頂いてきた。
この「有難う、本当にうちの子いい子になりました」「より一層かわいくなりました」
と言う言葉を頂くことはドッグトレーナーの仕事をしていて何よりも嬉しい。
ドッグトレーナーと言う仕事はお客様からお金を頂いてさらに「有難う」の言葉も頂ける素晴らしい職業だ。
決して大儲けできる仕事ではないが、その気になればそれなりに稼ぐこともできるし本当にやりがいを感じる仕事だ。
そして正しい飼い方を飼い主さんに伝えることでペットの殺処分を減らすことにも貢献している。
そんなドッグトレーナーを養成し、犬と人が豊かに共生できる世の中にするのが今の森山の役目だと思っている。
貴方は今の仕事に満足していますか?