犬のリーダーになるためのルール?

貴方の想いで日本の犬達の殺処分を0に
近づけましょう

プレイボゥドッグトレーナーズアカデミー校長

英国APDT公認トレーナー

米国CPDT公認トレーナー

日本APDT事業企画委員

森山 敏彦

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近況

今日はプレイボゥスタッフがCPDT試験に合格した
お祝いにセルリアンタワーのレストランで祝賀会です。

児玉マネージャー、赤堀マネージャー、杉江さん、
CPDT合格おめでとう!

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ドッグトレーナーのお仕事

タイトル

【 犬のリーダーになるためのルール? 】

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本文

犬は群れを作るのか?と言う問題について前回から
書いてきました。

ここで何故オオカミは群れを作るのかと言う根本的
な事について触れておきます。

なぜオオカミは群れを作るのかと言うと、群れを作った
方が狩りの時に有利だからなのです。

神様は本当に絶妙なことをするな、と思いますが
神様は肉食動物よりも草食動物の方が少しだけ
足が速く作ったのです。
(進化の過程でそうなったと考える方が正しい?)

ですからオオカミは単独では中々獲物を捕ることが
出来ません。

そこでオオカミは群れを作って群れで狩りをする
技を編み出したという訳です。

1頭が獲物を追いかけている時、もう1頭は茂みに
隠れて獲物が近づいてきたときに挟み撃ちにしたり

1頭が足に噛みついて動けなくしている間にもう
1頭が首に噛みついて息の根を止めるみたいな!

このように効率よく獲物を倒す技を編み出したという
事です。

ちなみにこの習性があるがために犬は孤独を嫌うのだと
言われています。

だって、自然界の中で1頭になるという事は獲物を
倒すことができない=死を意味することになります。

これが分離不安の原因になっているのです。

ですから犬を分離不安にしないためには子犬の時から
少しずつ留守番などに馴らしていく必要があります。

犬は1頭で長時間、部屋に取り残されたとき寂しさを
紛らわすために吠えたり、物を壊したりするのです。

話を元に戻します、
面白いのはその群れの中には群れのリーダーである
アルファ雄を頂点として厳密なヒエラルキー(階級)
があるのです。

何故そのような階級があるのかと言いますと、群れが
存続していくためには階級を作る必要があったのです。

たとえば群れの中で無秩序に交配がされるとします。

すると力のない弱い個体が子孫を残すことになる可能性
が出てきます。

するとその群れは弱体化していき最終的には天敵に
やられてしまう可能性が高くなります。

ですから群れの中でも一番賢くて強い個体の子孫を
残さねば群れの存在自体が危ぶまれることになります。

そのような理由からオオカミの群れの中では力が強く
賢いアルファー雄とアルファー雌しか子孫を残すことが
出来ません。

そうやって弱い個体は自然淘汰されていくのです。

自然の掟ってすごいですね!

そして群れの中でヒエラルキーが確立するとリーダー
以外のオオカミたちはリーダーに従い群れの秩序を
守ります。

リーダーを中心とした群れは協力して狩りを行ったり
群れ全体で子供たちを育てたりします。

そのような考えをもとに、犬の祖先であるオオカミは
群れを作って群れのリーダーには完全に従うのだから
人間も犬のリーダー(アルファー)になる必要がある
と言われるようになりました。

犬が言う事を聞かないのは人間が犬のリーダーになって
いないからだという理由です。

その人間リダー説の中には、リーダーが最初にを獲物
を食べる権利を持っている、や

リーダーがどこで狩りをするかを決め、先頭を歩く、や

リーダーは群れを監視し、また敵が近づいてくるのを
発見するために高い場所にいる、などがあります。

ですからその理論を応用して人間が犬のリーダになる
ためには「人間が犬より先に食事をする」とか、

「散歩のときに犬に先を歩かせてはいけない」とか

「人間の使うベッドやソファーを犬に与えてはいけない」

とかのルールが出来上がりました。

実は森山も以前はこのルールを飼い主さんにお伝えして
実行してもらっていました。

しかし、今はこのルールはお伝えしていません。

次回はその理由を!

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