ヨーロッパの警察犬は?

貴方の想いで日本の犬達の殺処分を0に
近づけましょう

プレイボゥドッグトレーナーズアカデミー校長

英国APDT公認トレーナー

米国CPDT公認トレーナー

日本APDT事業企画委員

森山 敏彦

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近況

だいぶ涼しくなってきましたね!

ボイシー君のお散歩も快適です。

でも人間には大丈夫でも犬にはまだちょっと暑いかな!

皆さんも犬の熱中症にはまだまだ気を付けて下さいね!

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ドッグトレーナーのお仕事

タイトル

【 ヨーロッパの警察犬は? 】

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本文

毎度おなじみになってきました、
先日の藤田りか子さんのスカイプセミナーの内容を
今日もシェアーしてみたと思います。

この記事を初めて読む方のために藤田りか子さん
の紹介を少々。

りか子さんはスウェーデンに在住されている動物ライター
です。

ヨーロッパを中心に色々な国に出向いて動物の記事を
書かれています。

本人は馬が専門と仰っていますが、犬の記事もかなり
多く、日本の犬雑誌でヨーロッパの犬の事情が書いて
ある物の大半はりか子さんの記事だと思います。

森山は偶然りか子さんと知り合い、かれこれ10年
ぐらいお友達をさせてもらっています。

今回はスカイプで10回に渡りヨーロッパ人の犬との
係わり方についてセミナーを行って頂いているのです。

しかし、毎回思いますが、りか子さんのセミナーは
本当に興味深い内容が満載です。

トレーナーとして知っておいた方が良い情報ばかり
なのです。

今回の内容は「スウェーデンにおける犬の気質テスト」

動画や写真も満載でとってもリアルに見ることが
できました。

まず、スウェーデンでは犬の気質テストは非常に
ポピュラーなことなのだそうです。

スウェーデンでは犬を入手するにはブリーダーから
譲り受けるか、シェルターから譲り受けるのが一般的
です。

ブリーダーから犬を譲り受けた飼い主は、ある時、
ブリーダーから「犬の気質テストを受けます」と
連絡が来るそうです。

ブリーダーは自分が送り出した犬の月例が18か月を
過ぎるとケンネルクラブが主催する気質テストを
受けさせるために飼い主に連絡を入れます。

なぜかと言うとスウェーデンのブリーダーは自分が
作り出した犬たちの性格を把握し、管理したいので
気質テストを必ずと言ってよいほど受けるそうです。

飼い主も当たり前のように受けるのだそうです。

テストを受ける飼い主も素晴らしいですがブリーダー
としての責任感、素晴らしいと思いませんか!

その犬種の気質を守り、ふさわしくない気質の犬は交配
しないことによって淘汰していくのだそうです。

そしてその犬種の気質がケンネルクラブに全てデーター
として残っているそうです。

このケンネルクラブの取り組みも素晴らしいですよね!

りか子さんにそのデーターを見せていただいたのですが
犬種ごとに気質がグラフ化されていてこの犬種は一般的に
どんな気質かという事が視覚的にはっきり分かるように
なっています。

今回のセミナーでもりか子さんは気質テストの様子を
動画で見せてくれたのですが実は、数年前、森山が
スウェーデンを訪れたとき、この気質テストを生で
見せてもらったことがあります。

その気質テストはシェパードがポリスドッグになるための
テストでした。

森山がその貴重なテストを見ることができたのは
スウェーデンの警察犬訓練士にトレーニングを教えている
「エヴァ・ボットフェルト女史」にセッティングして
貰うことができたからなのです。

りか子さんによるとエヴァはスウェーデンでは知らない
人がいないほど有名なドッグトレーナーだそうです。

スウェーデンの国営テレビで犬の行動を解説している
カリスマドッグトレーナーなのです。

元々エヴァもりか子さんにスウェーデンのガンドッグ
トレーナーを紹介してほしいとお願いして知り合う
ことができました。

エヴァによると、そのシェパードは少し神経質だった
ようでポリスドッグには向かないと言っていました。

テストの内容は、まず遊びから始まります。

タオルを投げてどのように反応するかや引っ張りっこ
をしたときの噛む力を見たりするそうです。

面白かったのは、自動車修理工場の人が着ているような
「つなぎ」が地面に置いてあり、袖の部分に棒を通して
上から引っ張るとでっかい人間の形をした怪物が
いきなりバッと飛び出してきます。

ちょうど日本の「かかし」がいきなり飛び出してくる
ような感じです。

このテストに対して犬は怖がっても良いのですが、
どれだけ早くリカバリーできるかを見るのだそうです。

もう一つは金属でできている洗濯板をとてつもなく
大きくしたようなものを滑り台のようにして、その
洗濯板の上から石を転がすのです。

物凄い音が出るのですが、その音に対する反応も
見ていました。

そのほかにはソリの上に人間の形をした「張りぼて」
が乗っていてソリに結ばれているロープを引っ張ると
ソリが犬の方にぐわーと近づいてくる仕掛けもありました。

タオルで遊ぶ以外は人間でもかなり怖いような物ばかり
です。

森山が見たシェパードはどうやら失格だったようです。

今回りか子さんの見せてくれたデーターによると
シェパードよりもマリノワの方が気質が安定していて
ポリスドッグとして優れていると言うデーターが
ありました。

事実、スウェーデンを中心としたヨーロッパでは
ポリスドッグはどんどんシェパードからマリノワに
変わっているようです。

日本ではまだまだあまり見る事のない犬種ですが、
スウェーデンのようにデーターの蓄積があるからこそ
そのような変化が可能になってくるのでしょうね!

その他、フラットコーテットレトリバーとラブラドール
は気質的にも能力的にもとても優秀な犬種
だという事です。

残念だったのはゴールデンレトリバーが怖がりな傾向
があるということ。

ゴールデンレトリバーの優しい気質が怖がりになって
いったのでしょうか?

それにしてもスウェーデンと言う国は、ただ犬を
飼うという事ではなく、犬のことを徹底的に理解し
その犬の特性を確実に残し、

犬が犬らしく生活できるように、できるだけ配慮し
それができる飼い主でなければ犬を飼わないと言う
のが当たり前と言う国です。

今回のセミナーでは私たち日本人も大いに見習わ
なければならない点が沢山見えてきました。

仔犬の社会化だけではなく、これからやらなければ
ならないことが山盛りです。

先は長いけど日本の犬たちの将来の為にがんばるぞ~

いかがだったでしょうか!今日のお話、参考に
なりましたでしょうか!


スウェーデンの犬たちは幸せそうですね!
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頑張ってもっと良い記事書きますから!

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