パピーナーサリー(子犬の保育園)2

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近況


朝から歯に激痛が・・・・

朝食で食べようと思ったサンドイッチが
激痛で食べられません。


思わず、歯医者に緊急予約


今日はTタッチのセミナーなのに
途中で抜け出すことになってしまいました。


デビー先生、またプレイボゥに
いらしてくださいね!


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ドッグトレーナーのお仕事

タイトル

パピーナーサリー(子犬の保育園)2

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本文

パピーナーサリーを始めたきっかけは
イギリスで見た施設でした。



残念なことにこの施設をやっていたロンドンの
トレーナー、アラン・メンジス氏は
亡くなったと伺いました。



ご冥福をお祈りします。



アランはロットワイラーが大好きで
有名なブルースフォーグル先生の
ドッグトレーニングマニュアルという本の中に
モデルとして登場しているトレーナーです。



イギリスで見たアランの施設には怖がりな成犬達が
沢山集まっていました。



森山は、出張トレーニングをやっていましたので
社会化不足で問題を起こす犬達を沢山
見てきました。



森山はアランの施設を見たときに
「この施設は絶対に日本に必要だ」
と思い、帰国後、すぐにパピーナーサリーの
計画を立てました。



パピーナーサリがーできれば、子犬たちを
計画的に社会化することが可能になります。



更にパピーナーサリーに通う飼い主さんに
啓蒙活動もできます。


しかし、いざ物件を探そうとすると、日本には
そのようなお店は皆無、不動産屋さんに
説明しても全く理解してもらえません。



ですから、森山は「ペットショップみたいな
お店を出したいんです」



と説明するしかありませんでした。
(今も現状はあまり変わりません・・・)



さらに、犬を扱うというと中々物件がありません。



不動産業界では、犬はうるさいもの、汚いもの、
物を壊す、怖い・・・と思われているようです。



散々探しましたが物件はありません。



1年が経ち2年が経ち・・・



森山は諦めました。



森山の計画は挫折したのです。



パピーナーサリーのことは忘れて出張トレーニング
に励む森山がいました。



そんなある日、森山が住んでいるアパートの
大家さんと外で立ち話をしていました。



森山は大家さんに愚痴をこぼしました。



「昔ね、お店を出そうとして不動産屋さんに
相談したんだけど全然犬OKの物件が無いんだよね」



「日本は、犬に不親切な国だよね」



と言うと、大屋さんはなんと「ここででやれば」



「お宅が住んでる部屋の下の階が今度空くのよ」



と仰るではないですか!



森山は「へ?」


このアパートは犬OKの物件なのです。



「灯台もと暗し」とはまさにこのことです。



こんな所に物件があった!!



しかし、通常、店舗と言うものはお店ですから
アパートで開業するなどとは考えても見ませんでした。



しかも、このアパート、めちゃくちゃ分かりづらい
場所にあります。


目の前が多摩川の河川敷ですので環境はめちゃめちゃ
いいんですが、一日にアパートの前を歩く人は、近所の
住民だけですからおそらく数人レベルだと思います。



「こんな場所で店舗ができるの?」



森山は考え込みました。



散々考えた末「やってみよう」



決めました。



その3ヵ月後、森山はパピーナーサリーを
オープンしていたのです。


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