世界基準のドッグトレーナー資格【CPDT-KA】

こんにちは。プレイボゥドッグトレーナーズアカデミー事務局の大竹です。
突然ですが、皆さんは世界的に有名なドッグトレーナーの<資格>について、ご存知ですか?
ドッグトレーナーの資格は沢山ありますが、今日は世界基準のドッグトレーナーの資格、【CPDT-KA】についてお話いたします。

CPDT-KAって何?

CPDT-KA資格は、イアン・ダンバー博士が設立した、世界でもっとも大きなドッグトレーナー組織であるAPDT (Association of Pet Dog Trainers) により企画制作されました。
ドッグトレーナーの業界では、獣医師のような公的な資格がありません。そんな中、APDTは、ドッグトレーナーという専門職の資格認定が必要であると認識し、ドッグトレーナーは、自己の専門知識と技術を推し量るために信用できる基準を必要とし、犬の飼い主は、トレーナーを選ぶ時の信用できるものさしを必要としていました。
そこで開発された試験が、CPDT-KAの試験になるのです。
試験がAPDTにより企画制作された後、資格認定は試験の公平性を期すために設立された別組織の CCPDT(Certification Council for Professional Dog Trainers)によって行われるようになりました。

ドッグトレーニング

CPDT-KAを持つ当スクール講師と愛犬♪

意外な試験内容

CPDT-KA試験は、日本では年に2回(3月頃・9月頃)に開催されています。
試験の出題範囲はとても幅広く、出題数もボリュームがあります。試験内容は180問のコンピューターによる選択式記述試験で、試験時間は3~4時間にも及びます…!
※当スクール講師や受験された生徒さんからの情報ですと、試験はマークシート式だったそうです。


<出題範囲>
①指導スキル 48%
②動物の管理 4%
③動物行動学 7%
④学習理論 36%
⑤トレーニング道具 5%


皆さま、お気づきでしょうか?ドッグトレーナーの資格試験ですが意外にも試験内容の半分近くを"指導スキル"が占めているのです!これはドッグトレーナーの仕事内容に大きく関係してきています。

ドッグトレーナー養成スクール体験入学

ドッグトレーナーには“指導スキル”が必要?

“指導”こそ、ドッグトレーナーの仕事

ドッグトレーナーのお仕事、というと『犬をトレーニングする』というイメージを持たれる方が多いと思います。
しかし、『飼い主にトレーニングをレクチャーする』というのも、実はドッグトレーナーの大切な仕事のひとつなのです。
ドッグトレーニングは犬と飼い主さんのコミュニケーションツールのひとつでもあります。また、何より、その犬と生活をするのは飼い主さんです。ドッグトレーナーだけがその犬へのトレーニングが出来ても意味がありません。
ドッグトレーニングを飼い主さんが使いこなし、愛犬との関係性をより良くする
お手伝いをするのがドッグトレーナーの存在意義、といっても過言ではないでしょうU^(ェ)^U

受験資格は?取得後は?

CPDT-KAは誰でも受験できるわけではありません。受験者は、300時間以上の
ドッグトレーニングの経験を有し、獣医師もしくはCPDT資格保持者からの推薦状を提出する必要があります。
また、受かったら終わり、ではなく3年毎に資格更新の手続きが必要になります。資格の更新にはCEUs(単位)を取る必要があります。合格したドッグトレーナーは資格更新に必要なCEUsを取るために合格後も勉強を重ね、常にドッグトレーニングに関する最新の情報を提供できるように努めなければならないのです。

さすが、“世界基準”のドッグトレーニング資格ですね。

ドッグトレーナーの勉強に終わりはありません。


ちなみに、当スクールの講師のほとんどはCPDT-KAを保持しており、また、当アカデミーの卒業生たちもこのCPDT-KAを受け方が多いんですよ!
生徒の皆さんの合格に向けて、当スクール講師が無料の合格対策勉強会も開催していますU^(ェ)^U

最後に

常に最新の犬情報に触れられる場を提供し、生徒の皆さんをサポートするのもプレイボゥドッグトレーナーズアカデミーのお仕事のひとつです。
プレイボゥドッグトレーナーズアカデミーがどんな学校か、気になった方は
スクール説明会や各種セミナーへのご参加を是非ご検討くださいね^^

参考HP:日本ペットドッグトレーナーズ協会(トレーナー資格“CPDT”)