魅力的な犬のしっぽに迫る
はじめに
こんにちは。
プレイボゥドッグトレーナーズアカデミーの依田です。
9月に入った途端、秋らしさを見せるプレイボゥ地方(関東)、皆様いかがお過ごしでしょうか?
つい最近まで、暑い日は朝5時代に散歩に出ないと快適な犬の散歩が出来ませんでしたが、9月に入ってからは雨続きで既に太陽が恋しいです(笑)人間って勝手な生き物ですね(笑)
犬のしっぽは魅力がいっぱい
さて今回の注目すべき体の箇所は、犬ならみんな大なり小なり必ず付いている可愛い尻尾に注目したいと思います。
感情表現が如実に出る犬の可愛い尻尾。
ツンデレな素振りをしてたって、尻尾だけはフリフリ♪
犬の尻尾は能力的にとても優れているのです。
・走るときに体のバランスを取る。
・感情を伝える。
しっぽの構造
あなたは犬の尻尾を触ったことがありますか?
柔らかそうな印象がある反面、意外と触ると筋肉を感じます。
実は犬の尻尾、非常に筋肉が発達しているのです。
尻尾の細やかな骨の周りには花びらのようにしなやかな筋肉が尻尾の骨を囲んでいます。
その筋肉を巧みに利用して、先端を小刻みに振ったり、大きくぶんぶんと振ったり、巻いたり、上がったり、下がったりと表情のように豊かに動いていますよね。
短い尻尾の犬は、ちょっと分かり辛いかと思いますが、彼等なりに様々な表現をしているのです(^^;)
尻尾から伝えられる犬からの感情。
尻尾が上がっていたり、振っていたりすると、印象的に「この犬は機嫌が良い。」と、人は思いがちです。
しかし実のところ、細微な感情を表現しています。
犬に代わって誤解を解きますが「尻尾を振っている=機嫌が良い」という方程式ではありません。
以下に尻尾から伝わる犬の感情表現を、全てではありませんがご紹介いたします。
是非、近しい犬との会話の一環にしてくださると嬉しいです^^。
しっぽの動きを解説
尻尾を振る
尻尾の振り方ひとつにも、早く振る、ゆっくり振ることで興奮度を表しています。
お留守番をしていて飼い主さんが帰宅した時、いつもおやつをくれる大好きな人と会った時、尻尾はきっと素早くブンブンと軽快に振られていることでしょう。
初対面で犬と少しだけ目が合った際、尻尾を軽く振られたという行動は、あいさつ程度の「こんにちは。」です。
私は犬の保育園の登園する犬達に、よくこの挨拶をされるのですが、人間で当てはめると軽い会釈なんだろうなと思うと、社交辞令的で、クスリと笑ってしまいます(笑)
尻尾が立つ
尻尾が振られず、ピン!と立っている状態は、犬の緊張度を表しています。
外側に向けて斜めにピン!と立っている時、それは相手に対して「自分の方が強いんだぞ!」と示している動作と言います。
反面、尻尾が犬の背中側に向かって曲がっている状態は、「自分がこの場で一番だ!」と自信の表れを表現されているそうです。
垂れた尻尾
尻尾が下がっている状態。
気分が良くないことや、調子が悪いことを示しており、精神的不快感を表現しているとされています。
しっぽの魅力のまとめ
以上、いかがでしたでしょうか?
更なる多様な表現方法を織りなす、魅力的な尻尾。
是非、尻尾の感情表現に心を打たれた方はさらに深掘りしてみてくださいね。
当スクールの犬の保育園でも、1日に10頭以上の犬達が登園しています。
怖がりわんこや、元気なわんこの尻尾の動きはコロコロと変わり、日々勉強となる貴重な現場実習。
ふと、人間に尻尾が付いていたらどうでしょう・・・?
嘘はつけなくなりますが(笑)、人間関係がとてもシンプルになり、人特有の悩みの根源が吹き消されるのでは無いかな・・・なんて、想像してみました。
人ももっと犬のように素直に生きていけたら素敵ですね。
それでは、今回は以上となります。
また次回までお楽しみにしてくださると嬉しいです^^。
参考資料:ぺピィネット
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