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 ドッグトレーナーになりたい!を応援するブログ

プレイボゥドッグトレーナーズアカデミーが過去にお届けしたメルマガ一覧。ドッグレーナーを目指す方へ、ドッグレーナーのお仕事の魅力、スクールの案内など

え?!そんなところに○○が!!!?

犬の身体を触ったら…

こんにちは。
プレイボゥドッグトレーナーズアカデミー事務局と講師も務めております佐藤ですU^エ^U

先日友人の犬に会ったのですが、少々びっくりな出来事が。

その友人の愛犬は小型犬。

私は抱き上げて膝の上で友人の愛犬をナデナデ。

犬を撫でる時は、頭をわしわし撫でるよりも、首回りから下の背中あたりや、大丈夫な犬であれば胸周りを撫でる方が、恐怖心を与えにくいので、私は犬の前胸辺りをナデナデ。

すると「ん?」と気になる膨らみの感覚が。

大きさは小さく、1センチくらいのポコッとした触り心地です。

私はすぐに友人に「前胸に何か出来てる…???」と聞きました。

そんなところに!?犬の身体に埋め込むものといえば?

すると友人は「ああ!これだよね?これはマイクロチップだよ!」と。

私は「ええ~????」と日曜日の夕方の国民的某テレビ番組のマ○オさんのように声を上げてしまいました。(ちょっと書いていて恥ずかしくなってしまいました。笑)
何故なら、マイクロチップは一般的に“首元”に装着されるもので、こんな前胸(前足の付け根辺り)にあるとは思っていなかったからです!

義務化されたマイクロチップ!犬と暮らすって、やることがいっぱい!



ちなみに話の途中ですが、マイクロチップについては過去ブログを↓↓

◆6月から始まる〇〇
https://playbow-dogtrainers-academy.com/32805.php


どうやら調べてみると、マイクロチップは稀に移動することがあるそうで…。

まだ月齢が若い時に装着すると成長とともに体内を移動する(したような?)感じでしょうか?

多くはないケースだとは思いますが、こうなってしまうと仮に首元に専用の読み取り機を当てても、読み取りが出来ません。

私自身マイクロチップの読み取り機を当てたことがないので、当てる時はどんな感じなんだろ~と気になっています。
(空港とかで受ける金属探知機のように全身くまなくチェックするのでしょうか…;?)

こちらはアカデミー事務局でお馴染みのスタッフ瀬尾さんが詳しいので、今度聞いてみようと思います!

(瀬尾さんは前職でマイクロチップに関わるお仕事をされていたんですよ~すごい!)

良い犬生を送るために必要な処置とドッグトレーニング

少し話が脱線しましたが、このマイクロチップが仮に移動していることを前提に読み取り機を当てていたとしても、人が怖い、身体に手が近づいてくることが苦手といった怖がりな犬であれば、読み取り機を当てることが難しく、識別番号を読み取ることが出来ません。

また少ないケースかもしれませんが、初めて見る読み取り機が怖い!と感じる犬もいるかもしれません。

そうならないためにも、万が一に備えてトレーニングをしておくことはもちろん、日頃から身体に触られることに慣らしておくことや見知らぬ人への社会化等、取り組んでおく必要性がありますね。

そう!犬と暮らすって、実はやることいっぱいなんです。

でも1つの命と暮らすわけですから責任重大なのは当たり前。

愛犬の命が燃え尽きるまで、一生一緒に暮らす。

とても大事なことでプレイボゥでも大切にしている考え方ですが、どんな一生を過ごすのかにも注目していきたいですね。

大切な大切な愛犬だからこそ、「ああ!良い犬生だった!!!(にっこり!)」と思って虹の橋のふもとへ出発してもらえるよう、日々接していきましょう!

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犬も飼い主も笑顔になった日<後半>

K9ゲームってどんなゲーム??

こんにちは!
プレイボゥドッグトレーナーズアカデミー事務局の瀬尾です。

早速ですが、前回のK9ゲームワークショップの続きです!⇒前半はこちらから

初っ端から圧巻の松下劇場で始まったワークショップですが、始終その勢いのまま進んでいきます。
犬に飼い主のそばが一番♪と思わせた後は、各ゲームの練習がスタート!

本来のK9ゲームでは、犬は<ノーリード>が基本!
ただし、今回はほとんどの犬がK9ゲーム初心者ということもあり、リードをつけて行うなど独自ルールも取り入れつつやっていきましたよ。
ちなみにK9ゲームはチームでの対抗戦です!

K9ゲームはその名の通り9つのゲームで成り立っているのですが、レベルや時間の関係もあり、実施したのは以下の5つのゲーム。

1)ミュージカルチェア
イメージは椅子取りゲーム。中央に置かれた椅子に飼い主が座りますが、
その間犬はある程度離れた場所で「お座りマテ」をします。
椅子を取れなかった飼い主は、椅子に座っている飼い主の犬へ声掛けなどの妨害OK!
(犬の名前を呼んだり、怖がらせるなどの妨害はNG)
どうにか「お座りマテ」の形をくずせれば椅子を奪えます。

2)ドギーダッシュ
イメージは徒競走。ゴールで待つ飼い主の元に行き、「お座り」できたらゴール。
飼い主は名前を呼んだり、ジェスチャーしたりして犬を来させます。
飼い主のそばが一番!と思っていないと意外と飼い主の元にいかないことも。
名前を呼んだら来るという「呼び戻し」が出来ていることも重要です。
スタート地点では知らない人がホールドするのでそういった部分も許容できる必要があります。

3)リコールリレー
イメージはリレー。1頭ずつゴールにいる飼い主の元に行き「お座り」をし、犬のあたまをポンっとしたら、次の犬が走り出します!アンカーまで終わったら全頭揃って「フセ」をさせるとそれがゴールの合図です!

4)ジョーパップリレー
1頭の犬が、各スペースにいるチームメンバーのところに行き、そのスペースごとに掲げられたお題を
実施していくゲーム。
例えば最初のスペースでは「フセマテ20秒」⇒次のスペースでは「八の字をさせる」・・など。
すべてを成功させればゴール。

5)KONG(コング)・レトリーブ
KONG社が出しているおもちゃが床に散らばっており、それを犬が「持って来る」ゲーム。
おもちゃによって得点が違ったりペナルティがあり、どのおもちゃを持ってくるか指示することが大切!
持ってきたおもちゃを「離せる」ことも重要です。

ゲームについての詳細の案内はこちらから(K9ゲーム公式サイト)⇒https://pet-dog-training.jp/9games/

K9ゲームの成り立ち

こうして実際に犬がやっている姿を見ていると、K9ゲームを実施するには、犬と人が生活するにあたり必要なトレーニング要素がふんだんに組み込まれていることに気づきます。

K9ゲームをするには、とてつもなく高度な技・・ではなく日常的に使う基礎的なマナーが必要になっていくんですね。
K9ゲームの考案者イアンダンバー博士、さすがです。

だからこそ、今回K9ゲームをするのが初めての生徒さんの愛犬も、少しルールを緩くするだけで同じようなことが出来たのです!

さて、練習の後は、2チームに分かれての対抗戦です!
チームごとに誰の犬がどの種目に出るかを決め、いざ勝負!
なかなかの接戦で最後に逆転し勝利するという、白熱したゲーム展開となりましたよ!

犬も人もみんな笑顔に!

おそらく、愛犬を連れてきた生徒さんは、愛犬の知らなかった一面をたくさん見られたと思いますし、
「うちの犬、こんなこともできるようになってたんだ!」と成長を感じられた時間になったと思います。

それも松下先生の華麗な誘導があってこそなのですが、生徒さんの愛犬たち、本当に頑張りました!!!

そして!
このK9ゲームで忘れてはいけないのは何と言ってもゲーム進行のお手伝いをするボランティアスタッフの存在です!

今回は見学者の生徒さんにその役目をお願いしました。
例えばミュージカルチェアの椅子出しやKONG(コング)・レトリーブのおもちゃの用意や片付け、走る種目ではスタートのホルダーの役目など、本当に皆様、快く引き受けてくださり、スムーズなゲーム進行の立役者となってくださいました!

スタートのホルダーは、たとえ犬がかわいくてもその感情を出してはいけません。
犬に好かれてしまったらゲーム進行の妨げになってしまう恐れがあるからです。
そのため、<ただのホルダー役>に徹してもらいます。

また、ゲームを見ている時もたくさんの声援や手拍子など、ワークショップを盛り上げてくれました!
本当にありがとうございます!!

そんなわけで、
松下先生の巧みな進行が土台にあり、
勇気をもって犬同伴で参加してくれた生徒さんとその愛犬がいて、
そしてボランティアスタッフをしてくれた見学の生徒が支えとなり、
本ワークショップは大変な盛り上がりを見せ幕を閉じました。

参加した生徒さんからのアンケートでは、
飼い主としてもドッグトレーナーを目指す身としても、学ぶことがたくさんあったワークショップだったという嬉しい感想もいただきました!

ずっと犬を学べる場所

プレイボゥドッグトレーナーズアカデミーの【ドッグトレーナー養成講座】では、
【座学】と【実習】の2本柱で犬について学んでいきますが、それ以外にも勉強会やセミナー、今回のような犬同伴可のワークショップなどたくさんの知識やスキルのインプットの場を設けております!

それは入学したら卒業後もずっと続いていきますよ!
卒業したら終わりじゃない!
当スクールは、卒業後も末永く生徒さんと犬について学んでいきたい、お付き合いしていきたいと思っております。

ぜひ、プレイボゥに入って、ずーーーーーっと犬への学びを続けてみませんか?

見学者

見学者のみなさん。「ただのホルダー役」に徹してもらってます!

ミュージカルチェア

ミュージカルチェアの様子。お座りマテ、できるかな?

犬も飼い主も笑顔になった日<前半>

犬も人も笑顔になった!

こんにちは!
プレイボゥドッグトレーナーズアカデミー事務局の瀬尾です。

5月ももう終わろうとしている今日この頃(早いー!!)。
皆様、いかがお過ごしでしょうか?
寒暖差や黄砂にやられ体調を崩している方も多いと聞きます。
ご自愛くださいませ。

さて、本日のメルマガは、先日生徒さん向けに開催されたK9ゲームワークショップのお話です!

そもそもK9ゲームってなに?
という方はこちらをどうぞ♪⇒犬のアンテナ貼ってますか??

久しぶりに<犬同伴可>で開催された本格的なワークショップ。
講師は、20年以上ドッグトレーナーとしてのキャリアを持ち、精力的にK9ゲーム普及の活動もされているDOG TRUSTの松下先生。

参加した犬は、生徒さんの愛犬7頭とスタッフの愛犬3頭の全10頭!
小型犬~大型犬までいろいろな犬種の犬が揃いました!
偶然にもゴールデンレトリバーが3頭揃うという、レトリバー大好きな私にとってはウハウハな光景でした♪
また、普段お話に聞いていたり、画面上で見たことのある生徒さんの愛犬を生で見られたこともとっても嬉しかったです♪

ただ、1頭を除きK9ゲームをまったくやったことのない犬たち。
事前に生徒さんから愛犬の性格なども聞いていたので、このワークショップ、ちゃんと形になるのか・・・?
と実は気が気でなかったのが正直なところ。

ですが!!

結論から言ってしまうと、ちゃんと形になったのです!!!!
これはおそらく愛犬を連れてきた生徒さん自身が一番うれしかったと思いますが、見学の生徒さんも私たちスタッフも、そして松下先生もその場にいた誰もが感動していたと思います!

様々な犬たち

ワークショップが成功した一番の要因は、やはり松下先生の的確な声がけや指示だったと思います。
ワークショップ開始直後、まずは場慣れと犬の性格をみるため、1頭ずつフリーにする時間を設けました。

クレートから犬を出し、ノーリードの状態で会場内をフリーにさせます。
フリーになっている犬以外は、みなクレート待機をしています。
私たち参加者にも松下先生から『犬が来ても反応しないでね』と指示が入ります。

飼い主である生徒さんは、松下先生の指示のもと愛犬に近寄ったり声掛けはせず、会場内を自由に動きます。
つまり会場内で動いているのは、生徒さんとその愛犬。そして指示を出す松下先生のみ。

犬によって全然動きが違いました。

初めての人や犬にあいさつ回りをする犬。
おっかなびっくり見て回る犬。
楽しそうに広い会場を走る犬。
机の上のおもちゃが気になる犬、など。

その間も松下先生からの説明が入ります。
『今ここは、フリーになっている犬にとってとても安全な場所なんです。何かしても何も起こらない。
そう犬に思ってもらうことが大事なんです。犬の好きにさせてあげます。』

『そして、犬が落ち着いた時、飼い主のそばに来たらそこでおやつをあげて褒めてあげます。
とにかくまずは好きに行動させるんです。
自然に飼い主に近づくのを待ちます。』

好奇心旺盛でなかなか飼い主のそばにいかない犬。
ある程度会場を確認したら飼い主を気にするようになる犬。
本当に様々です。

前者の場合も、根気強く犬が飼い主のそばにいくのを待ちます。

でもやっぱり一番は・・

でもさすがは生徒さんの愛犬です。
絆はしっかりできているんですね。

客観的に見ていると、
「うちの犬、多分私のそばに来ないですよ」と言っていた生徒さんの愛犬も、好き勝手動いているように見えて、実は生徒さんを視界にとらえながら動いているのが分かります。

「ばーって好き勝手行っちゃうと思います」と言っていた生徒さんの愛犬も、一定の距離以上は生徒さんから離れようとしないのです。

なおも松下先生の指示は続きます。
『犬がそばによったらおやつをあげて、そのあとも一緒についてくるようなら引き続きおやつをあげましょう!犬に飼い主のそばが一番楽しい!飼い主のそばに行ったらいいことがあると思わせるんです!』

『これは絶対無理やりさせちゃだめなんです。犬に自然にそう思ってもらうことが大事!』

そんな巧みな松下先生の誘導があり、ものの数分間で最終的にはどの犬も飼い主のそばから離れなくなっていました。

序盤からもう圧巻の松下劇場でした!!

長くなりそうなので後半に続きます!
※次回は6月3日(土)を予定しています!お楽しみに(^O^)

フリーになるソフィー

フリータイムの様子。参加者は気づかないふり。犬の好きに動いてもらいます。

松村さんとソフィー

最初は好き勝手動いていた犬も次第に飼い主のそばをついて歩くように!


スクールの様子や犬の豆知識はもちろん、スタッフが好きな犬種を語る動画も配信中♪
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https://www.instagram.com/playbowacademy

排泄処理のいろいろ

こんにちは。プレイボゥドッグトレーナーズアカデミー講師の矢川です。

いきなり私事で恐縮ですが、実は来月に引っ越しを考えています。

不動産屋さんにお話をお伺いすると、コロナ禍で在宅勤務が増えて通勤時間にこだわらない人が増えてきたそうです。

そのため、都心だけではなく、広い範囲にわたって物件を探す人が多くなってきたとおっしゃっていました。

郊外でもなかなか物件が見つからないわけです、、。

でもそんなことは気にせず、私は黙々と引っ越しの準備をし始めます。

荷物の整理とあらゆる所の掃除です。(勢いが大事!)

物件は決まっていないのに掃除が完了し、引っ越す準備が整いつつあります。

順番が逆ですよね、、。

経済的な事も大事

さて、掃除をしている時にふとこんな事を思い出しました。

ある飼い主さんからの質問です。

「プレイボゥさんでは犬が排泄を外した時にどんな消毒液を使って拭いていますか?」

その飼い主さんがおっしゃるには、500mlで2000円以上する除菌、消臭剤を使っていたため、経済的でない事が気になったそうです。

容量は同じで数百円の物もありますから、それに比べると確かに経済的ではないですね。

プレイボゥが運営する犬の保育園では希釈タイプの物を使用しています。(商品名は控えさせていただきます)

水で約250倍に希釈して使用しますので、とても経済的なのです。

動物病院などでも使用されていて、成分は安全ですし、金属などを腐食させないのも良い点です。

犬が排泄をトイレシーツでできるようになるまで、消毒液の使用頻度は多くなりますから、安全でより経済的な物を選びたいですね。

トイレシーツも探してみると、より安価な物が見つかるかも知れませんので、これを機に探してみてくださいね。

お散歩でアレを持ち帰ってきたら

さて、少し話が変わってお散歩時の排泄処理の話になります。

冒頭で私の引っ越しの話をさせていただきましたが、住んでいる場所によっても、お散歩時の犬の排泄処理のルールは異なります。

つまりは自治体によってルールは異なるのです。

犬に公園で排泄をさせてはいけないという場所もありますが、基本的にお散歩中に犬がウンチをした場合、袋に入れて持ち帰るのがマナーですよね。

特に気をつけたい点はご自宅に持ち帰った後の処理です。

大きく分けて2つのパターンに分かれます。

1)トイレに流して処理する。
2)燃えるゴミとして出す。

犬

排泄をどの場所で行ったかにも注意をはらいましょう。



防臭力のある袋も活用して

それぞれ気をつけたい点は以下の点についてです。

・トイレに流す場合はウンチに草や石などがついていないか確認しましょう
(トイレがつまってしまう原因になります。排泄の際、草や石が付かないよう紙などを敷いてあげると良いでしょう)

・燃えるゴミとして出す場合は防臭力のある袋を使用しましょう。

もし皆さんがお引越しされて今まで通りに犬のウンチを処理していたら、実は間違っていた!なんて事もあり得ますから確認しましょう。

飼い主さんから犬のトイレの件について、相談を受ける事はとても多いです。

今回お伝えした内容のように、誰かからトイレに関してのイレギュラーな相談があるかもしれません。

幅広く知識として身につけておきましょう!

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ある勘違いから大変な事に?!↓
ご興味がある方はこちらもどうぞ↓

【 お散歩での排泄禁止 】

https://playbow-dogtrainers-academy.com/32820.php
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2頭目に迎えた犬種

こんにちは。プレイボゥドッグトレーナーズアカデミー講師の矢川です。

すっかり新緑の美しい季節となりました。

天気の良い日が続くと気持ちが良いですね!

私は現在、横浜に住んでいるのですが、休みの日に山下公園に行ってきました。

バラが見事に満開を迎えていて、犬連れの方々も多くみられました。

去年も同じような事を書いた気がしますが、去年と違うのは海外の方がとても多くなったように感じます。
これからどんどん日本に観光に来られるのでしょうね。


2頭目を迎えるとしたら

さて、今回も出張トレーニングのお話になります。
私のメルマガでは恒例になりつつありますね。

タイトルにもあるように、飼い主さんはすでに先住犬を飼っていて、2頭目を迎えたお話になります。

皆さんがもし、先住犬を飼っていて、2頭目を迎えるとしたらどんな犬を迎えますか?

もちろん、2頭目は大変だから1頭で我慢するという意見もあるでしょう。

今回お伝えする内容をを読み進む前に、

「自分だったら2頭目はこの犬種を迎える」

という妄想を描いていただくと、より楽しめるかもしれません。
そのご自宅では、4か月のトイプードルの男の子を迎えたとの事で5月の初旬からお伺いしています。
3回目のワクチンが終わり、お散歩にも出始めた頃で、主におトイレトレーニングを教えて欲しいとの事でした。
おやつも大好きで、人にもフレンドリー、月齢も浅いので、トレーニングもとてもやりやすかったです。


あの犬種が2頭目に

さて、初めてご自宅にお伺いしてから2週間が経ったある日、こんなご連絡がありました。

「急遽、本日ボーダーコリーの子犬(男の子)をお迎えする事になりました。先住犬とはちょうど2か月差の月齢です」

そのご連絡を受けた時の率直な感想はというと、
正直な所「・・・」でした。

この「・・・」の意味を厳密に言うと、

・多頭飼いのトレーニングの難しさ

・ハウストレーニングについて

・トイレトレーニングについて(今後のマーキングの可能性)

・ボーダーコリーという犬種

などが瞬時に頭の中を巡り巡って「・・・」になったのです。

後日、この件をアカデミーの講師陣やスタッフにも話すと、やはりみんなから驚きのアクションが、、。

「え~!飼い主さんすごいですね~」

「大丈夫ですか?大変そう~」

などの声がありました。

それらの声の理由は、やはりボーダーコリーという犬種と同居犬がパピーという迎えたタイミングにあるでしょう。

先週のスタッフのメルマガでも少しボーダーコリーについて触れられていましたが、牧羊犬なので、かなりの運動量が必要となります。

お散歩や遊びなどでうまく発散させてあげなくてはいけません。

動くものに敏感な所もありますので、それに対しての対応も必要です。
過去のメルマガやブログなどにしばしば登場するボーダーコリーですが、飼い方を間違えてしまうと大変になってしまう事が多いのです。

犬

こんなに小さくても潜在的な能力を見せ始めます

 

犬を迎える時期

幸い今回の飼い主さんはとても勉強熱心な方でしたので、少し安心しました。
また在宅勤務ということもあり、犬との時間を多くとれるという生活環境もポジティブな内容といえるでしょう。

最後に犬を迎える時期について少しだけお伝えします。

おおよそ5月~6月に子犬を迎えた場合、初めてお散歩に出始める時期が梅雨~夏の時期にあたります。

そのため、雨や暑さの影響で、お散歩練習など、屋外での犬の社会化が限られる事が多いです。

もし、お知り合いなどで近々、犬を迎えようとしている方がいらっしゃった場合、暑さが和らぐ9月末~10月の時期をおすすめしても良いかと思います。

また、犬の多頭飼いをする場合、それぞれの犬種、年齢、性別、ご自宅の広さや生活環境、これまでの飼育経験などを考慮した上で犬を迎えようにしましょう。
そして、ご家族の同意も必ず確認しましょう。

せっかく犬を迎えるのですから、
「こんなはずではなかった、、。」
にならないように犬の知識や犬を迎える準備をしっかりしておきたいですね!

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ボーダーコリーに
ご興味がある方はこちらのブログもどうぞ↓

【NO DOG,NO LIFE~人間とコンタクトを取りたがる犬種~】

https://playbow-dogtrainers-academy.com/26674.php


次回のブログ更新は5月27日(土)の予定です。

犬種から考えよう!犬の心の満たし方

こんにちは。
プレイボゥドッグトレーナーズアカデミー事務局の大竹です。
先日育休より復帰いたしました^^
お久しぶりの方、初めましての方、どうぞよろしくお願いいたします!

犬の心を知るには、まず犬種から

さて、早速ですが、皆さんは自分の愛犬の心が満ち足りていると思いますか?

私たち人間も、心が満たされていないと、なんだか気持ちがモヤモヤしたり、イライラしたりしますよね。
それは犬も一緒!
犬の心が満たされず、モヤモヤ・イライラを抱えていると、それが問題行動の原因になることも…!
犬の心の満たし方は、その犬それぞれにあるかと思いますが、今日は「犬種」という部分にフォーカスしてお話したいと思います^^

そもそも、なぜ犬は種類が多い?

まず、犬と他の動物の違いとして、「種類の多さ」が挙げられます。
猫の種類が100種類程度なのに対し、犬は公認されているもので300~400種類といわれ、非公認のものも含めると800種類を超えるといわれています。
なぜこんなにもたくさんの種類がいるのでしょうか?

それは「犬に仕事を持たせたから」です。

犬は人とともに仕事をするために、その仕事に合った姿形となるよう、品種改良がおこなわれました。
わかりやすい例を以下に挙げます。

<ボーダーコリー>
牧羊犬。羊などの家畜を集める仕事を担うため、動くものへの執着が強い。
また広い牧場を走り回るため、体力がある!

<ビーグル>
麻薬探知犬。鼻が良いため、鼻を使う仕事を担う。
大きな垂れ耳は、においを鼻のあたりから逃さない蓋のような役割があるとか!

このように、犬はそれぞれの仕事に合った特徴を持っており、その特徴毎に10のグループに分けられています。
長くなりますので、詳しくは以下URLをご覧ください♪

参考:ジャパンケネルクラブ 世界の犬

ちなみに、先ほど例に挙げたボーダーコリーは「牧羊犬・牧畜犬」、ビーグルは「嗅覚ハウンド」に分類されます!

犬種の特徴で“心”を満たす

さて、この「犬種」と「犬の心の満たし方」がどう関係するのでしょうか。

犬は仕事に合った姿形に改良された、と言いましたが、それはつまり「その仕事をすることが生きがい」のような状態になるわけです。

例えば先ほど例に挙げたボーダーコリー。
広い牧場を走り回れるほどの体力があるにも関わらず、お散歩は近所を少し歩くだけ。
それでは、ボーダーコリーの心は満たされません。
有り余った体力を発散できずイライラし、「もっと走らせて!」と吠えにつながったり、おもちゃを壊してしまったり、という問題行動につながる可能性もあります。

ビーグルはにおい嗅ぎが大好き!たくさんにおいを嗅いで…はぁ~楽しかった♪

ビーグルも、においを嗅ぐことが仕事ですので、におい嗅ぎが大好き^^
お散歩のときもにおい嗅ぎに夢中で、お散歩が全然進まない!
これはビーグルあるあるです(笑)
飼い主さんからすると困った行動のように思えますが、においをたくさん嗅いだビーグルはきっと心がとっても満たされているはずです^^

お仕事が忙しい中、パワー有り余る犬種を迎えた飼い主さんのエピソードも載せておきます。
これもまさに、心が満たされていなかった状況です…
ぜひご覧ください。

生活環境に見合った犬種選びを

犬種を知って、愛犬とワンダフルな毎日を♪

どの犬種がどういった特徴を持って生まれているのか。
これを知ることは、ドッグトレーナーとして働くうえでも重要なポイントです。
問題行動のお悩みを受けたとき、「この生活が果たしてこの犬の心を満たせているのか?」という考えも巡らせられないと、問題行動の根本的な解決には至れません。

なので、当スクールでは犬種の勉強にも力を入れてほしい!と生徒さんにお話ししています^^

「犬種」への理解を深めれば、おのずと愛犬への理解も深まります。
ご自身の愛犬がどんな仕事を持って生まれた犬種なのか?
ぜひ一度調べてみてくださいね~♪