チャイニーズ・クレステッド・ドッグとシベリアンハスキー

寒い日が続きますね

こんにちは。
プレイボゥドッグトレーナーズアカデミー事務局の瀬尾です。

すっかり上着とマフラーが手放せない季節になりました。
事務局内も寒がりのスタッフとそうじゃないスタッフがいて、じゃない方のスタッフには、室内でもキンキンに冷えた手にびっくりされます(笑)

寒さには筋肉量や脂肪量が影響しているといいますが、ぽっちゃり期でもムキムキ期でも寒さは感じていたので、もう根っからの寒がりなんだと思います。

犬の被毛を見ていると、体毛があれば寒さを感じないのかなと考えます。
少しでいいから今より寒さに強くなりたいと思う今日この頃です。

チャイニーズ・クレステッド・ドッグの特徴

ただ、犬が被毛に覆われていると言っても、寒さに強い犬、弱い犬がいます。

そもそも、被毛がない犬もいます。

被毛がない犬を「ヘアレスドッグ」と言い、古くから愛玩犬として存在していました。
抜け毛やフケが少ないため、特にアレルギーを持つ人に向いていると言われています。
また、体温が高いため、湯たんぽや温湿布のような役割を果たしていたと言われています。

ただやはり、被毛がないため、強い紫外線や厳しい寒さ、乾燥などに対してはケアが必要となるようです。

私が出会ったことのある「ヘアレスドッグ」はチャイニーズ・クレステッド・ドッグです。

ジャパンケネルクラブHPより
https://www.jkc.or.jp/archives/world_dogs/1986

とある犬のイベントで会った子なのですが、繁殖犬として過酷な環境で生活していたところを保護されたようです。
イベントで出会った飼い主様の元で今はゆっくりとした幸せな時間を過ごしています。
珍しい犬種になるとこういったケースも少なくないのかもしれませんね。
とにかく、優しい飼い主様に出会えてよかったなと思います。

ただ、やはり寒さに弱く、出会ったのはまだ少し肌寒い4月だったので、毛布にくるまれて気持ちよさそうにしている姿が印象的でした。

シベリアンハスキーの特徴

犬の被毛は原産国によってその特徴が大きく変わります。

被毛にはダブルコートとシングルコートがあり、固くて太い長めのオーバーコートと柔らかくて細い短めの綿毛のようなアンダーコートと二重構造になっているものをダブルコートと言います。
また、アンダーコートがない、またはわずかしかないものをシングルコートと言います。

寒い国が原産の犬の多くは前者のダブルコートの犬が多いです。
犬種でいうとロシアが原産国のシベリアンハスキーやスイスが原産国のセントバーナードが分かりやすいでしょうか。
大きな体も体積に比べ表面積が小さくなるので、体温が変化しにくいようです。

ただ、寒さに強い犬は反面暑さには弱いので、そういったケアはしっかりしてあげる必要がありますね!

シベリアンハスキー

モコモコの被毛が寒さからしっかり守ります!

まとめ

これからますます寒さが厳しくなりますが、私たちは「洋服」という被毛を武器に乗り切っていきましょう!
また、上述のように犬によって寒さに強い犬、弱い犬がいたり、私たちとも体感温度は変わってきます。
愛犬も人間も快適に過ごせる工夫をして幸せな日々を過ごしていきましょう♪

寒くて苦手な冬ですが、犬や猫がくっついてくれる素敵な季節でもあります♪
最後までお読みいただき、ありがとうございました。