最年長の飼い主さん
こんにちは。プレイボゥドッグトレーナーズアカデミー講師の矢川です。
先週の話になりますが、東北地方で大きな地震がありました。
実は私の実家のある、宮城県が震度6という大きな揺れに見舞われましたが、皆さんは大丈夫でしたか?
地震があった直後、実家に電話をしたのですが、電話をしている最中にも2回目の地震があったようです。
地震で揺れているにもかかわらず、電話で話を続ける、自分の母親、、。
他の人から見れば常識外れかも知れませんね。
でもそれぐらい宮城県民は地震慣れしているのです。
地震が怖い人は宮城県民とお知り合いになっておくと、いざという時頼りになるかもしれません。
「~したい」という気持ち
さて、今回は、自分が出張トレーニングにお伺いする事になった飼い主さんのお話をご紹介いたします。
これまでも、私がお伺いした飼い主さんを何件かお話した事があるのですが、今までお伺いした飼い主さんの中で最年長になるのではないでしょうか?
ただ、はじめにお断りしておきますが、決して飼い主さんの年齢を強調したいわけではありません。
「犬の気になる行動を直したい」という気持ちは何歳になっても関係ないですよね。
ましてやベテランドッグトレーナーになるとかなり年配の方もいらっしゃいます。
「~したい」という気持ちを持つだけでもすごいと思うのです。
それぞれのお悩み
個人の情報にもなるため、詳細は控えますが、そのご家族は80代のご夫婦と娘さんの3人暮らしで、9か月の中型犬を飼っていらっしゃいました。
主なお悩みは、
「洋服などを噛んでくる」
「畳などをいたずらする」
「お散歩で匂いを嗅いでいる時に引っ張ると噛んでくる」
「犬に吠えかかる」
「こたつのテーブルに飛び乗る」などなど。
約1時間ほど娘さんにも同席していただき、カウンセリングを行いましたが、娘さんも含めた3人それぞれのお悩みがあるようでした。
また、直して欲しい愛犬の行動についても優先順位が異なっており、それぞれ意見を聞きながら進めました。
私の経験上、日中に犬のお世話をしている方がご高齢の場合、愛犬に対するちょっとした接し方が影響して、犬が好ましくない行動に出る場合が多いです。
端的に言うと、「叱る」場合によっては「叩く」といった行動ですね。
昔ながらの、犬のしつけ方といってもよいでしょう。
ただ、逆にご高齢ということもあり、過剰に犬の行動に反応しないため、犬の気になる行動が良い方向に改善される場合もあります。
簡単にご説明すると、
「お散歩で引っ張ってもゆっくり歩く」(引っ張りの改善)
「吠えても反応しない(近寄らない)」(要求吠えの減少)
などでしょうか。
人にも犬にも
私の経験上と書きましたが、過去にも数件、ここ1か月に至っては70歳以上の飼い主さん(日中にお世話している方も含む)の所に複数件、お伺いしています。
なぜかご高齢の方から多くお問い合わせを頂戴しますね。
プレイボゥのドッグトレーニングは「人にも犬にも優しい」トレーニングを目指しています。
人に優しいとは簡単で誰にでもできるトレーニングと思っていただければと思います。
犬に優しいは言わずもがなストレスや負担がかからないトレーニングですよね。
これらをご高齢の方や子供たちにうまく伝えられたら、ドッグトレーナーとしてのスキルもワンランクアップするのではないでしょうか。
飼い主さんの所に伺う事で、新しい発見や飼い主さんの想いをこれからもメルマガを通してお伝えできればと思います。
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