遠吠えの祝福
こんにちは。プレイボゥドッグトレーナーズアカデミー講師の矢川です。
先週からプロ野球のクライマックスシリーズが始まりました。
個人的に大ファンのヤクルトスワローズもこれから大事な試合が続きます。
チケットが取れれば球場で観戦しながらの応援も考えている今日この頃です。
イチローさんの愛犬
さて、本日はプロ野球界のレジェンドともいえるイチローさんの愛犬のお話をご紹介いたします。
実は、だいぶ前にイチローさんの愛犬についてはブログで書かせていただきました。
少し遡ってご紹介すると、その愛犬は柴犬で名前は一弓(いっきゅう)くんといいます。
名前の由来はイチローさんの本名が鈴木一郎、奥様の名前が弓子さんですのでその二人の1字をとってつけられた名前と推測できます。
一弓くんはイチローさんが現役を引退するのを見届けた後、2019年の夏に17歳で虹の橋をわたりました。
その後、イチローさんは2頭の柴犬を迎えています。
その2頭の名前はそれぞれ天郎(てんろ)くんと姫弓(ききゅう)ちゃんといいます。
男の子と女の子なのですが、それぞれにイチロー(一郎)さんと奥様の弓子さんの一字が入っていますね。
新しく犬を迎えるにあたって、一弓くんと遠くても血がつながっている方が良いと考えていたようです。
そんな想いで探していた際、一弓くんの祖父(名前は長天坊というらしいです)に行きつき、その血が入っている2頭を迎えたとの事です。
天郎くんは祖父の名前の一字も入っているのですね。
愛犬からの祝福
そんな2頭からイチローさんはある時、祝福を受ける事になります。
祝福を受けたのは、所属したチームの殿堂入り式典の時。
球団職員の計らいで作成したビデオメッセージがイチローさんに送られました。
そのビデオメッセージ内では、2頭の愛犬がこちらを見ながら揃って遠吠えを始めていました。
その遠吠えにあわせるかのように、画面の下には、人の言葉の字幕が。
2頭の犬が、あたかも人が祝福の言葉をかけているような演出でした。
その内容を少しだけご紹介すると、
「あなたは、いつもグッドボーイ、グッドガールと呼んでくれます」
「今度は、私たちがあなたにグッドボーイと叫びたいと思います」
「あなたはマリナーズの殿堂入りです」
「グッドボーイ、グッドボーイ、グッドボーイ」
遠吠えが終わりかける最後には、
「今夜は多めにおやつくれる?」
とオチをつける言葉。
もちろん、彼らが直接言葉を発しているわけではないのですが、イチローさんを想う球団側の演出としては成功だったと言えます。
メッセージ終了後に奥様とハイタッチをする珍しい姿も見受けられました。
ご興味のある方は、「イチローの愛犬」と検索すると動画も見られると思いますので、検索してみてくださいね。
ネガティブになりすぎないように
ドッグトレーナーとして仕事をしていると、吠えや遠吠え、その他の問題行動はネガティブな意味で相談される事がほとんどです。
愛犬の気になる行動をトレーニング中の方も、その行動が改善しない停滞期を感じる事もあるでしょう。
そんな時にちょっとした息抜きの動画としてみていただければと思います。

まとめ
遠吠えだけでなく、なぜ犬がその行動をするのか、犬の気持ちを考える事も忘れないでくださいね!
犬の気になる行動を過敏に気にしない事、ポジティブに考える事で気持ちに余裕ができ、それが解決へのはじめの一歩となると思います!
犬の吠えについてもう少し知りたい方はこちらの記事もどうぞ↓
■吠える犬は悪い子?(https://playbow-dogtrainers-academy.com/30160.php)