とある犬のブリーダーの30年の後悔

こんにちは。
プレイボゥドッグトレーナーズアカデミー事務局と講師も務めております佐藤ですU^エ^U

ここ数年、ミックス犬の姿をよく見かけるようになりましたね!
ハーフ犬とかデザイン犬、と呼ばれたりもするそうですね。

プレイボゥが運営する犬の保育園にも、様々なミックス犬が入園いて、見かけた時に保育園のトレーナースタッフに「この子は~、○○と○○のミックス!」と犬種当てをして「せいかーい!」「ちがいまーす!」なんてやり取りをして、脳みそを鍛えています!(これがまた難しいのです…!)

とても愛らしい見た目ですが、そういったミックス犬を作出する際には、可愛いという観点よりも大切にすべきことがあります。
簡単に言うならば、正しい知識を持って交配やブリーディングに関わる必要があるのです。

プレイボゥが運営する犬の保育園には様々な犬種を始め、ミックス犬が登園しています♪

怪物を作り出さないために

過去に私は、現在有名なある犬種を作り出したブリーダーさんが【30年後悔している】と話していたニュース記事をブログに取り上げたことがあります。


↓↓そのブログはこちら↓↓

◆怪物を作り出してしまった
https://playbow-dogtrainers-academy.com/35596.php

今回のブログで言う「怪物」を作り出さないためにも、交配を行う時には遺伝的疾患の有無、性格や気質をしっかり見定めることなどがとても
大切です。

何度かメールマガジンでもお伝えしていますが、ヨーロッパでブリーディングをしている方は、趣味(お金目的ではない、といったイメージをしていただけると嬉しいです^^)としてブリーダーをしている方が多いそうです。

日本だと職業というイメージが多そうな印象ですが、ヨーロッパでは「本当にその犬種が好きだから、後世に健全な姿形、性格の犬種を残していきたい」という想いから、別のお仕事の傍ら行うのです。

そして、必ず遺伝的疾患の有無を確かめ、適した性格や気質の犬を選び、交配させます。

さらには、その後の貰い手の生活環境も確認し、ドッグトレーナーについてもらうことを引き取りの条件にしたり、自身が開くパピーパーティーでの子犬の社会化にも参加が必須であったり。

と本当にその犬種が好きだから、手塩にかけた我が子の命が燃え尽きるまで、大切にストレス少なく過ごせるようにするのです。

と話が少しそれましたが、決してミックス犬を作出することが良くないということではなく、しっかりと遺伝的疾患の有無や、性格・気質を見定めることが大切になります。

両親の性格は遺伝する

少し怖い話かもしれませんが、両親犬の性格は遺伝します。
(つまり、攻撃的な性格の父母から産まれた子犬は、将来的に攻撃的な行動を取る可能性が高い…ということです。)

もちろん両親の性格が100%遺伝するかどうかは分かりませんし、性格は生活環境の外部的影響も受けますので、人が望む性格の犬同士を交配させれば良いわけでもありません。

そこで大切になってくるのは、正しい知識を持って犬を迎えること、そして適切な社会化をすることだと佐藤は考えます。

そうすることで、今よりも良い生活環境を犬たちに提供することが出来るはずです。

千里の道も一歩から、ですね!

皆さまもぜひ正しい犬の知識を学び、人も犬も幸せな生活が送れるよう歩んでいきましょう♪