ドッグトレーナー養成スクールPLAYBOW ドッグトレーナーになりたい!応援ブログ 犬の訓練士修行時代とドッグトレーナーに必要な力

犬の訓練士修行時代とドッグトレーナーに必要な力

昨日は、生徒さんと遅くまで話しこみました。
アカデミーの課題である無料出張トレーニングの報告をしてくれたのです。
嬉しいですね!生徒さんが真剣に課題に取り組んで本気でトライしてくれる姿を見るのって本当に嬉しくなります。
そんな生徒さんを森山は心から応援します。


犬の訓練士としての修行時代
ドッグトレーナーに必要な力

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森山はドッグトレーナーの修行を家庭犬訓練所で行いました。
30歳からの見習い訓練士ですから、かなりの遅咲きです。

普通は20歳前後で見習いとして入るのが一般的ですから10歳ぐらいのギャップがあります。
その当時一番若い先輩訓練士は20歳でしたから本当に10歳年下の先輩です。

しかし、年齢は関係ありません。

訓練士の世界は実力の世界ですから、いくら年が下でも先輩は先輩です。
言葉使いは敬語が当たり前です。
ドアを出るのも、食事をするのも全て先輩が先、見習いは一番最後です

実際にはそんなに体育会系ではなかったのですが、森山はあえて体育会系で先輩訓練士に接しました。

訓練士の世界は師弟関係ですので学校のように最初から訓練は教えてもらえる訳ではありません。
どこの世界も同じですが、見習いは雑用から教えられます。

その頃の訓練所は預託訓練ですから、全ての犬達は数ヶ月間預かって訓練をしていました。
見習い訓練士はまずお預かりしている犬達の犬舎掃除、排泄、食事を与えるなどの訓練とは全く関係ない雑務が仕事の殆どです。

森山は与えられた仕事に全力を注ぎました。
将来は自分で独立しようと考えていましたので、訓練所で行われる仕事の全てを吸収したかったからなのです。

実は、
プレイボゥドッグトレーナーズアカデミーでも実技の時間に掃除や雑務が取り入れられています。
これは森山が修行時代に雑務がとても大切だと感じていましたので、あえて取り入れました。

訓練所では基本的に先輩から訓練は教えてもらえません。

その頃は訓練は教えてもらうものではなく、先輩から盗むものだったのです。

訓練所時代、犬舎掃除の時間に所長がたまに訓練をしていました。
所長はめったに訓練をしませんので所長が訓練をしている姿を見ることは貴重です。

犬舎と訓練場所は少し離れていましたので、掃除をしていると所長の訓練を見ることができないのです。
森山はよく、何か用事を見つけて、その場を離れ、所長の訓練をこっそり窓から見ていました。

文字通り盗み見していたのです。

それ以外にも雑務の間に時間が空くと先輩訓練士が訓練をしている様子を見ることができました。
見習いは勿論、いきなり犬に訓練できませんので、先輩の訓練を見学するのです。
先輩の訓練を見ていると、自分でもやってみたくてしょうがありません。

もっとここをああすれば、うまくいくんじゃないかな、なんて考えながら見学するのです

実は、この頃の経験が森山にとって非常に素晴らしい経験となりました。
この頃の経験から、のちに自分で訓練をさせてもらえるようになった時の応用力が養えたのです。


犬の訓練以外でもそうですが、教えてもらうことは悪いことではありませんが、
教えてもらうことに慣れてしまうと想像力が養われません。


アカデミーの生徒さんでも、「この場合はどうしますか」と言う質問に対し、
「それは教えてもらっていません」と言う言葉が帰ってくることがあります。
しかし、訓練方法の全てを教えることは不可能なのです。

例えば、
絵の書き方を学ぶときにデッサンする技術は学ぶことができても、
芸術的な絵を書くことは言葉では学ぶことができませんよね!

学ぶ人の感性や応用力に加えた努力が必要になってくると思います。

オリンピックを目指す陸上選手にコーチは早く走る理論は教えられますが0コンマ1秒早く走る技術って本人の感覚的なものですよね!
その感覚をつかむために血の滲むような努力をするのですよね。

その0コンマ1秒が金メダルと銀メダルを分けるのだから。

犬の訓練にも教えてもらったことを応用する能力が必要になってきます。

そういった意味では、訓練がしたくてもさせてもらえない見習い制度は
「自分だったらこうするのに」
など、先輩がやっている訓練を心の中で勝手に批判したりすることが出来ます。


そして実際に自分が訓練をする機会が与えられると、
「やっと試すことができる」とばかりに色々な方法を試してみることができるのです。

自分で考えた方法がうまくいかなければ、「ではどうすればうまくいくのだろう」
と考えるようになります。

そういった意味では昔の徒弟制度は理にかなった制度といえるでしょう。

 

私達の子供の頃は玩具はとても高価なもので中々買うことができませんでした。
ですので、
身の回りにあるものが玩具になりました。
釘が1本あれば1日遊ぶことができました。
竹があれば竹を削って竹とんぼを作ったり、竹馬にもなりました。

しかし、今の子供達は、応用力が乏しいように思います。

ゲーム機がないと遊ぶことができない子が増えているようですね。

今の時代、物や情報が溢れすぎてしまって、創意工夫をする機会が失われているようです。

森山はドッグトレーナーとして成功できる人は、
紛れも無くこの「創意工夫」する力を持っている人だと思います。

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