盗み食いを防止する方法

こんにちは!プレイボゥドッグトレーナーズアカデミー関西校の竹井です。

昨日竹井は、現在愛猫とトレーニングに奮闘している事をお伝えいたしました!

でも竹井、猫のトレーニングは勉強したことが無いのですよ。竹井が学んだのは犬に教える方法です。
でも実は、犬も猫もトレーニングの方法はほとんど同じです。生き物がどんな風に物事を捉え、学習していくのかという「学習理論」を学んでおけば、後はトレーニングしたい動物の身体の造りや、習性を考えながら応用することが可能なのです!!

修了式でのぼく君

ぼく君も真剣なお顔で勉強中?

なので、この人猫の話ばっかりするなーなんて思わずに、犬に置き換えても同じと考えながらお読みいただけると幸いです。たまたま、竹井の近くにいるのが猫だっただけの話なのです。

昨日は、トレーニングをすることでその子の身を守ることが出来る、というお話だったのですが、竹井が猫をお迎えして一番はじめに教えたことは「キッチンに乗らない」「食べ物を盗まない」この二つです。

キッチンは危険がいっぱい。火がついている所に飛び乗れば大やけどをしてしまいます
また、お迎えした猫の内1匹は(実は2匹お迎えしました!)大変食いしん坊で、食べ物なら何でも欲しいというアレルギー持ちにゃんこ。アレルギーのあるものをうっかり食べてしまうと、最悪はアナフィラキシーショックで死んでしまう事もあり得ます

まさに、命を守るトレーニングなのです。飼い主、超真剣です。

では、この食いしん坊が食べ物を盗まないように、竹井が何をしたかというと…「床で座る」という事を教えました。

ケイティちゃん

お座りしながらテーブルには乗れません!

私が食事をしている間、初めは必死にテーブルに乗ろうとし食べ物を盗もうとしていたのですが、今ではテーブルに足をかけることもせず、きちんと座って、じっと猫用のごはんが出てくるのを待っています。

「キッチンに乗らない」「食べ物を盗まない」その他にも、して欲しくないこと色々ありますよね。

危ないからだったり、誰かが困ることだったり「だめ!」が存在するのは当然のことだと思います。
ですが、これはダメ、あれはダメ、とやって欲しくないことだけを教えると「じゃあ、何ならいいの!?」と愛犬や愛猫は困ってしまいます。
なので、テーブルに取りに来たらダメだけど、座って待っていれば食べてもいいよ、とやってもいい事、やった方が良いことを教えてあげることはとても重要なのです!

ダメな事ばかりで褒めてもらえることが少ない、なんて窮屈な生活になってしまいますもんね。こうしてね、と教えてあげてたくさん褒めてあげましょう。

座って待てばごはんが出てくると、しっかり学習してくれた我が家の猫さんは、おやつが欲しい時は飼い主の前で上手にお座りをしてくれる、できる猫さんになっています!