お利口な犬に育てるには
こんにちは。
プレイボゥドッグトレーナーズアカデミー 事務局と講師も務めております佐藤ですU^エ^U
突然ですが佐藤は、植木に水をあげた時、 水がスーッと吸い込まれていく様子を ジーッと見ることが好きです。
ホームベーカリーがパン生地をこねている 様子を小窓からジーッと覗いたりと 少しずつ様子が変化する動きに なんだか惹かれます。
なんでなんでしょうね…。
さて、前置きが少し長くなりましたが、 こういった人格(犬格?)を形成する場合、 犬という動物では、以下の2点が 大きく関係していると言われています。
◎両親の性格
◎社会化の有無
まず1つめの◎両親の性格、という点。
日本のことわざで、狐の子は面白という 言葉がありますが、両親に似るといった イメージになります。
高い確率で、両親の性格は 子に遺伝する、と言われていますので、 ヨーロッパのブリーダーさんは、 両親の性格を慎重に選び、交配を 進めていくそうです。
もちろん遺伝とはとても奥深いもので 鳶が鷹を生んだりすることだって あるはずですから、これだけで 子の性格が決まるとは言えません。
そこで次に出てくる ◎社会化の有無も大切になってきます。
社会化とは、簡単に言うのであれば 犬が成犬になってから経験するであろう 物事に慣らす作業のことを指します。
例えば、見知らぬ人、環境や他の犬などに 慣らしてあげるのですが、この経験を 犬にさせてあげるか、させてあげないか、 では大きく犬の運命を左右するのです。
他の犬と出会わず子犬の時期を過ごした 犬は、成犬になってから他の犬を 怖がってしまうかもしれないのです。
他にも、電車を一度も見たことがなかった 子犬は成犬になってから、電車を見て パニックになり、リードが切れ脱走… といったことだって、 起こり得る可能性があります。
こういったことを防ぐためにも 社会化は必須です。
そして、この今お話した
◎両親の性格
◎社会化の有無
はどちらか一方だけを重視すれば 良いものではなく、 どちらもとっても大事なことです。
社会化の大切さが広まってきた今日ですが ブリーディングの重要性も 広まってほしいと思う佐藤でした。