2024年にペットショップが廃止に
ついにペットショップが廃止…?
こんにちは。
プレイボゥドッグトレーナーズアカデミー事務局と講師も務めております佐藤ですU^エ^U
2024年、明けましたね!
今年はどんな1年になるだろう、とワクワクしつつも気づけば6月に…なんてことが毎年あるので、今年こそ2024年の目標を立てて1日1日を大切に過ごしていきたいものです。
皆さまは2024年どんな風に過ごしたいですか?
さて、今回はタイトルにもあります通り、2024年にペットショップが廃止になるというお話です。
それは日本ではなく、フランスのお話です。
フランスでは2021年11月に動物福祉法の改正案が可決され、2024年から犬や猫の店舗での販売が禁止になったのです。
ちなみにこの改正案では、2026年からイルカなどのショーが、2028年からはサーカスで野生動物を利用することが禁止になると言われています。
あるWEBニュースでは、「フランスの動物保護団体によりますと、毎年10万匹もの犬や猫などが捨てられているといいます。それは5月から8月に集中しています。」と書かれていました。
フランスでは上記期間がバカンスにあたるそうで、そのバカンスに一緒に連れていくことが難しく飼育放棄する飼い主がいるとの見立てだそうです。
コロナの影響も受けた飼育放棄
さらにはコロナ禍に入り外出制限がかかったことで、猫の飼育が増えましたが、その後飼育放棄するケースが増えたと言われています。
日本のコロナ禍でも似たようなケースが起こりえる可能性は十分ありますよね。
私たち犬に携わる者同士の会話でよく心配されているのが、「コロナ禍中は在宅勤務だったから愛犬との時間も作りやすかったけれど、毎日出勤しなくてはいけなくなった」という状態です。
多くの方が毎日出勤する体制に変わったとしても、目に入れても痛くない可愛い我が子を手放すなんて考えにはならないと思いますが、世の中には様々な理由で可愛い愛犬を手放すケースがあるのも事実です。
フランスではこの悲しい状況を打破するためにも、今回の改正案が可決されたことと思います。
ただ、ここで気を付けなければいけないことは、【ペットショップが無くなる=飼育放棄されるペットがゼロになるわけではない】ということです。
どうすれば飼育放棄は減らせる?
もちろんブリーダーや保護施設の方が、しっかりと飼い主チェックをすると思いますので、安易にペットショップから迎え入れ飼育放棄するケースは減らせると思います。
しかし、ペットショップから迎え入れても深く愛情を注がれ、犬生をまっとうするペットたちもたくさんいます。
(もちろん動物福祉の観点からはまだまだ課題点があると思いますが、一旦ここでは置いておきます。)
逆を言えば、ブリーダーや保護施設から迎え入れたとしても、飼育放棄する人は少なからずいるのです。
だからこそ、大切なのは私たち1人1人が犬や猫を始めとするペットの命の重さを把握し、接していくことだと思います。
そんな命の大切さを伝えるのもドッグトレーナーの仕事のうちの1つです。
2011年には故森山名誉校長がすでに行動していました。
その考えがまさにこのブログに書かれていたのでご紹介させてください。
◆ペットの殺処分0に向けて ドッグトレーナーにできること
https://playbow-dogtrainers-academy.com/9934.php
ドッグトレーナーは犬という動物を正しく理解し、ドッグトレーニングを通して、飼い主様をサポートすることが仕事です。
世の中には愛犬の問題行動に悩み、手放してしまうケースもあります。
そんなケースを防ぐことが出来るのは、ドッグトレーナーしかいません。
最後に
ぜひ皆さまもドッグトレーナーとして、日本全国の犬たち、そして飼い主様をサポートしていきませんか?
1人の力では途方もない道のりに感じますが、プレイボゥドッグトレーナーズアカデミーには、同じ志を持った仲間がたくさんいます!
ぜひ一緒に殺処分ゼロを目指していきましょう!