こんにちは。プレイボゥドッグトレーナーズアカデミー関西校の竹井です。
昨日の配信では「動物の権利」というタイトルのブログをご紹介しましたが、皆様は「5つの自由」というものをご存知でしょうか?
元々は、家畜の飼育環境改善のために提唱されていたものですが、現在は家畜だけでなく人の飼育下に置かれるすべての動物に対しての、動物福祉の基本的な考え方として世界中で認められています。
全ての動物ですので、犬にだって亀にだってもちろん自由が必要なのです!
5つの自由とは、下記を指します。
・飢えと渇きからの自由
・肉体的苦痛と不快からの自由
・外傷や疾病からの自由
・恐怖や不安からの自由
・正常な行動を表現する自由
どれも私たちが、普通に生活する中で必要としているものですよね。
この5つの自由が認められない世界と考えると、とても恐ろしい所に思えます。
ですが、自由の中にもやはりマナーや配慮が必要になるのは人も動物も同じではないでしょうか?
吠えるのは正常な行動だから、この子は吠えたがっているからと誰かが困っていることをないがしろにしてしまっては、その誰かの自由を阻害してしまうことになってしまいます。
何事も、バランスは必要です。
吠えていい時、ダメな時、メリハリがつけられるといいですね
そんな時に「どこまでなら制限しても負担にならないか」「行動表現の自由を侵さない方法で折り合いをつけることはできないか」そんな方法や程度を考え、提案すること。
それもドッグトレーナーの役割かもしれません。