こんにちは。プレイボゥドッグトレーナーズアカデミー事務局の矢川です。
先日、ペットショップにいた、9か月のシベリアンハスキーの事について書かせていただきました。
その後、メールをいただいた方からのご返信はまだないので、少し心配しております。
最近まで、プレイボゥドッグトレーナーズアカデミーの実習先でもある犬の保育園(大阪松屋町店)にもシベリアンハスキーが通っていたこともあり、やはり気になりますね。
さて、そのシベリアンハスキーの案件から、自分はふとある事が頭をよぎりました。
それは、「ペットショップにいる犬の月齢が上がっている?」ということです。
昨今、犬よりも猫の方がペットとして人気があることも原因の一つとしてあげられますが、その事が原因ではありません。
厳密にいうと、今現在、ペットショップにいる猫の月齢も上がっているでしょう。
その原因は、、。このワードは聞き飽きたと思われているかもしれません。
そうなのです、ペット業界にも新型コロナウイルスの影響は出ているのです。
4月に緊急事態宣言が出され、徐々に解除され始めた地域もありますが、様々なお店での人の数はまだまだ少ないですよね。
ペットショップやブリーダーさんなど生体販売をしている所は、他のサービス業種と同じく、買いに来る人がいてお店が成り立っていますから、買いに来る人がいなければ当然、ペット達はその環境で過ごさなくてはいけません。
本来であれば、ペットショップやブリーダーさんの犬達はおおよそ月齢が約3か月~6ヵ月ぐらいで新しい飼い主が
しかし、買いに来る人がこの約2か月間少なくなりましたので、もしかすると、5か月~8ヶ月ぐらいの犬達が増えているのではと思ったのです。
プレイボゥドッグトレーナーズアカデミーでは、犬が人と一緒に生活していく中で経験するであろう物事に慣らしていくことを犬の社会化とお伝えしています。
社会化はとても大事!できれば1歳くらいまで続けてほしい!
この社会化をするにあたり、適切な時期があり、それを社会化期と呼ばれていますが、実は、この社会化期は月齢1か月~3か月とされています。(あくまで社会化をする適齢期です。週齢で表わされる場合もあります)
社会化ができていない犬はどのような性格の子になりやすいかというと、人や犬、物、音、場所などあらゆる物事に慣れていないので、とても怖がりな犬になってしまいやすいのです。
ですから、月齢を重ねる前に早めに社会化をする必要があります!
まさか新型コロナウイルスの影響で犬の社会化が遅くなってしまう可能性があるとは、、。
もし、これからご自宅に犬を迎えようと思っている方やお知り合いで犬を迎えようと思っている方がいらっしゃいましたら、少しでも社会化の大切さを伝えていただけたらと思います。