歩かない犬
こんにちは。プレイボゥドッグトレーナーズアカデミー事務局の矢川です。
今日は飼い主さんからの愛犬のお悩みについてご紹介したいと思います。
ご紹介と言っても、飼い主さんが愛犬のお悩みについてお話する時に出る言葉でしょうか。
ちなみに、よく飼い主さんから相談を受ける愛犬のお悩みは
・吠え・咬み(甘咬み)・おトイレ(食糞などを含む)・お散歩の4つです。
お散歩でのお悩みで飼い主さんがよくおっしゃるのは、「うちの犬、お散歩で歩かないんです。」このようにおっしゃる飼い主さん実は結構多いのです。
はたして本当に歩かないのでしょうか?
ちょっと犬の行動の解釈を変えると厳密には「歩かない」というよりも理由があって「歩けない」の方が正しいかもしれません。
その理由とはいわゆる社会化不足でお散歩に出る時期が遅かったりすると周りの刺激に圧倒されて歩けなくなってしまうのです。
飼い主さんへの質問として「愛犬が歩かなくなった時どうされていますか?」とお尋ねする事があります。
そうすると、大抵の飼い主さんが「抱っこします」という返答が返ってきます。
これは「歩かない」というより、抱っこされるのを「止まって待っている」とも解釈できそうです。
では、どのようにして歩いてくれるようにするかというと、、。それほど難しく考える必要はありません。
一番大好きなおやつか、おもちゃを持って、愛犬が歩くように誘導するだけです。愛犬が歩き始めたら、おやつかおもちゃをあげます。愛犬が歩いた瞬間にあげるのがポイントです。
「何だそんな方法か、、。」と思われる方もいらっしゃるかもしれません。
でも、実際の所、飼い主さんがお散歩におやつやおもちゃを持って行くという概念があまりないのです。
難しいトレーニング方法を考える前におやつやおもちゃの使い方をアドバイスをするだけで問題が解決できる場合がありますので、最初はシンプルに考えてみましょう!