お尻をくっつけてくる犬の心理
こんにちは。 プレイボゥドッグトレーナーズアカデミー 事務局の神野です。
犬とリラックスしくつろいでいるとき、 または、 犬が不安で心細いとき、 人間に背中を向け、お尻をピタリと くっつけて来たという経験、ありませんか?
私の愛犬もグイグイと押し付けるように お尻をつけてくることが、度々あります。 心がキュンとする、 とても可愛い仕草だと思います^^。 皆さんもきっと、この仕草に 癒されるのではないでしょうか?
しかし!この行動、犬は何を伝えたいのか。 犬の心情を知ることで、 さらに犬とのコミュニケーションが 深まる事でしょう。
目は合わさないけど、背中を向けて お尻をグイッと押し付ける行動は。 相手に対して≪信頼・安心≫の気持ちの 表れと言われています。 知らない相手に、背中を向ける行為は 無防備且つ、危険な行為。 これは動物界では常識的な行動です。 人間も聞いたことありませんか? 「背後に気をつけろよ。」なーんて言う、 台詞を。(昭和世代ですね。)
また、犬は昔々の祖先である狼の頃から、 群れで行動する動物です。 なので、眠る時には仲間と体を 寄せ合い、安心感を得ていたとも 言われています。 基本的に犬は、人にくっつくことが 大好きです。 信頼、愛情、安心の表れだからこそ、 リラックス時、はたまた不安で 仕方がない心の状態の時に、 飼い主にくっついて、 心を安定させようとする犬の行動は、 とても愛しく感じます。
しかし、過剰に人についてまわり、 少しでも距離をとると、 「くーんくーん」と鳴いてしまう様 ならば、それは分離不安の傾向が 出てきています。
群れの動物とは言え、お留守番も 人と暮らす以上、必要な状況が 起こり得ます。(冠婚葬祭等) そのため、犬にも自立心を持てる様、 お留守番でも、心を安定に保てる 方法としては、 やっぱりトレーニング(犬のしつけ)が 必要とされるのです。
犬の動作で表す心の状態。 そして、犬の教育の必要性を、 改めて学ぶ機会を作ってみては いかがでしょうか? ドッグトレーナー養成講座を どうぞご検討ください。