犬の名前を連呼すると…

犬の名前を連呼すると何が起こるのでしょうか?
こんにちは。プレイボゥドッグトレーナーズアカデミー事務局の佐藤ですU^エ^U
突然ですが皆さまは、愛犬の名前をどれくらい呼びますか?普段の生活で意図あって名前を呼ぶことは何ら問題ありませんが、実は、ドッグトレーニングの観点から愛犬の名前をむやみやたらに連呼することで弊害を及ぼしてしまうことがあります。
例えば、『犬が振り向かないので、名前を連呼する』とか『名前を呼んでから叱る』(プレイボゥでは叱らず、褒めて伸ばすドッグトレーニング方法ですが)といったシーンです。
皆さま、もし心当たりがあればなるべくこういったシーンでの名前の連呼は避けたほうが無難です。
名前の連呼を避けるべき理由
愛犬の名前が「ポチ」だったとして。そして、もしドッグランに遊びに行って帰る際「ポチー!帰るよー!」と呼んでも戻ってこない…、なんてシーンがあったとします。
すると多くの人はこんな風に呼ぶことでしょう。
「ポチ!ポチー!帰るよ!ポチ!」
犬の耳には届いているかもしれませんが犬にとっては「飼い主さん呼んでいるけどまだ帰りたくないし、他の犬と遊んでいる方が楽しいし~」と戻ってこなければ、犬は自分の名前を呼ばれてもある意味簡単に言うなれば「無視」しても良いんだ!ということを学習していきます。
さらに名前を呼んでから○○することで
さらに、名前を呼んでから叱る、もしくは叱るに限らず犬にとって嫌なことをしてしまえば、犬は名前に嫌なイメージがついていきます。例えば、お悩みのケースで見かける「名前を呼ぶと逃げる」犬がいたとしましょう。
飼い主様の接し方を見てみると苦手なシャンプーをする前、「ポチ!おいで!」と捕まえるような形でシャンプーをしている…ということが影響していたりします。
つまり、苦手なことをされる前に必ず「ポチ!」と呼ばれ捕まえられてしまう…
という経験をした犬は、名前を呼ばれたら“捕まえられて苦手なことをされるのかも…”と感じ、逃げるようになってしまうのす。こういったことを避けるためには、名前に対して良い印象を持ってもらえるよう人間が常日頃意識する必要があります。
だからこそ…まとめ

だからこそ、むやみやたらに名前を連呼しないように気を付ける必要があるということですね!ぜひ覚えて、愛犬や身近な犬に接してみましょう♪意識して行動するだけでも犬の行動が変わりますよ!