知識を身に着けたら

講義と実習

こんにちは。プレイボゥドッグトレーナーズアカデミー事務局の矢川です。

今月から、48期生でご入学されたアカデミー生の方の店舗実習が始まりました。

現在が48期生になりますからあと2期、予定では来年の1月の入学生がちょうど50期になるのです。

来年の1月にご入学を希望される方は何か特別な感じがします!

プレイボゥでは、基本的に3か月に1回のペースで受講生を募集してきましたので、1年で4回の募集、48期という事は開校してから12年迎えた事になります。

12年。なんかすごいですね、、。

そんな自分も11期生の卒業生になるわけですが、おそらく開校当初から講義と店舗での実習スタイルは変わっていません。

実際、ドッグトレーナーになってから思うのですが、講義と実習どちらも犬をトレーニングするには不可欠ですね。

講義では最初のうち少し難しい用語などが出てくるのですが、店舗で実習を行っていると用語の意味も犬の行動から体感でき、理解できるようになってきます。

また、用語の意味が分かってくると、本やサイトに載っている難しい用語も苦にすることなく理解できてきますので、幅広く勉強することができるのです。

 

トリックを教えてみよう

さて、プレイボゥでは店舗で行う実技のリストがあり、お座りや待て、呼び戻し(おいで)などの基本トレーニング、スピンやバイバイなどを犬に教える方法を学ぶ事ができます。

自分が実習に入られたアカデミー生にしばしばお伝えするのは、犬に対する指示語、特にトリック(芸)の指示語に対してはオリジナリティがある言葉をつけてほしいとお伝えします。

なぜならプレイボゥでは、トリックを犬に教える理由として、飼い主さんの心情に着目している部分があるからです。

犬の保育園に愛犬を通わせている飼い主さんは愛犬の行動に多少なりとも悩まれている場合があります。

おトイレのお悩みや吠え、甘嚙みなどがその例と言って良いでしょう。

犬の行動を変えていくためには、例外もありますが基本的にはある程度の時間が必要となります。

その間、思うように愛犬の行動が変わらない時期もあるでしょう。  

そんな時に飼い主さんのモチベーションを上げるためにトリックの出番なのですが、重要なのが先にも述べたオリジナリティがある言葉です。

この場合においては、愛犬の行動が思うように改善されていない事を考えると、何か励ますような単語が良いのではないかと思います。

犬の指示語を考える際には短めの単語、3文字か4文字ぐらいが良いのではと個人的には思います。

犬

こんなトリックに言葉をつけるとしたら

大事なのは言葉選び

自分は犬にどんな行動教えるかよりも、指示語の言葉を考えます。

行動を先に教えてからだと、どうしても犬のその動きに先入観を持った単語しか出てこなくなるからです。

例えば、人の手のひらに犬が前足をタッチまたは乗せたとします。

その際に指示語をつけるとしたら、皆さんどんな言葉が浮かびますか?

自分は「お手」「おかわり」「おかわり」「タッチ」「ハイタッチ」「乗せて」ぐらいしか浮かびません。

では先に言葉を考えてからはどうでしょう?

3,4文字であればなんでもOKですが、飼い主さんを癒したり、元気づける、励ますような単語が良いですね。

「どんまい」「癒して」や「甘えて」「カンパイ」とかなんでもありです。

お手などは少し犬の片前足を上げるので、人間がお祝いをする時にするカンパイする動きにも似ていますよね。

「うちの犬いっしょにカンパイしてくれる!」となったら何だか元気が出て来ませんか?

指示語を変えるだけでそのトリックの出来栄えが何割増しにもなりますよ!

犬にトリックを教える場合に、まずは言葉の選択からしてみてはいかがでしょう?

その後は犬の可愛らしい動きがその場を盛り上げてくれると思います!

 

9月17日(金)13時30分~15時
オンラインでお届けする、「災害までに、私達ができること」
https://playbow-dogtrainers-academy.com/13397.php
参加費:無料

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