ドッグトレーナー養成スクールPLAYBOW 創立者森山名誉校長のBLOG お回りの教え方を馬鹿にしてはいけない

お回りの教え方を馬鹿にしてはいけない

貴方の想いで日本の犬達の殺処分を0に
近づけましょう

プレイボゥドッグトレーナーズアカデミー校長

英国APDT公認トレーナー

米国CPDT公認トレーナー

日本APDT事業企画委員

森山 敏彦

アカデミーの資料請求はこちら
https://playbow-dogtrainers-academy.com/form/index2.html

【ドッグトレーナーのお仕事】小冊子プレゼントはこちら
https://playbow-dogtrainers-academy.com/present.php

—————————————————-
近況

ここ数回、ちょっと真面目に犬がどのように学ぶか
学習理論のさわりのような記事を書いています。

もう少しこの学習理論を続けていこうと思っている
のですが、せっかく書くのならどんなことが知りたいか
リクエストを取ろうとおもいました。

リクエストがあれば是非メールをください。

toshim@cdsplaybow.com

極力もれなくお答えしようと思っています。

—————————————————-
ドッグトレーナーのお仕事

タイトル

【 お回りの教え方をばかにしてはいけない 】

—————————————————

本文

前回は犬は報酬か嫌なことと結び付けないと学習は
起こらないというお話でした。

たとえば人間は長期的な報酬などと行動を関連付けて
行動することができます。

「今、この仕事を覚えておけば将来食うに困らなくなる」
とか!

「頑張っていい大学に入れば良い会社に就職できる」
とか!

しかし、犬の場合は人間のような長期的な時間の概念は
ないのです。

今か直後ぐらいまでしか時間の概念がありませんから
行動の後にすぐに良いことか嫌なことが直結して起こら
ないと行動を学習することができません。

それがゆえに犬は、排泄の失敗を時間がたってから
叱っても何故叱られているのかが理解できないのです。

ですから犬に行動を教えようとする場合、行動の途中か
すぐ後に報酬か嫌な刺激をを与えたり取り去ったりする
必要があります。

今日は行動の後に報酬を与える方法についてお話します。

前回は残念ながら犬は人間の言葉が理解できていないと
いうお話をしました。

たとえば、お座りや伏せはいつも犬がやっている行動
ですので言葉とセットで覚えやすいのですが「お回り」
などの行動はあまり自発的には行いません。

その「お回り」という行動を言葉だけで教えようとしたら
どうなるでしょう。

想像してみてください、
言葉でいくら「お回り~~」と怒鳴っても回るようには
ならないですよね!

それでは、犬に「お回り」を教えるにはどうしたら
よいでしょうか!

それにはプロンプトを使います。

プロンプトとは、行動を誘発する刺激の事を言います。

たとえば、一番簡単なプロンプトはおやつです。

おやつを使って「お回り」をするように誘導して
あげれば犬はすぐに「お回り」ができるようになります。

最初は手におやつを持って「お回り」をさせますが、犬が
「お回り」の行動をできるようになったらすぐに手から
おやつを抜きます。

そして手の動き(ハンドシグナル)だけで「お回り」を
させるのです。

犬は今までおやつにつられて「お回り」をしていました
ので人間の手におやつがあるかもしれないと勘違いし
「お回り」の行動をしてくれます。

そして、行動のあとにおやつを与えます。

するとハンドシグナルだけで「お回り」をさせることが
できるようになるのです。

さてここで考えてみましょう。

行動ができたのに全く報酬を与えなかったら犬はどう言う
行動をとるようになるのでしょうか!

最初の頃は「お回り」したよ!おやつちょうだい!

と言う行動をとるでしょう。

もしかしたら自発的にお回りをするかもしれません。

このように今まで報酬を与えて強化してきた行動に報酬を
与えなくするとその行動が一時的に増加する事があります。

それを消去バーストと言います。

そして何回「お回り」をしても報酬が与えられないと
犬は誘導しても「お回り」をしなくなります。

これを消去と言います。

貴方は喉が渇いたとき自動販売機でジュースを買う
ことがあると思います。

その時にお金を入れて飲みたいジュースのボタンを押すと
好みのジュースが出てきますよね。

これはジュースを飲むと喉の渇きが和らぐという報酬に
より強化された行動なのです。

毎回お金を入れてボタンを押すと冷え冷えのジュースが
出てきますよね。

ですから、もしかしたら誰かが巧妙に仕掛けた罠かも
しれないと疑うこともなく自動販売機にお金を入れると
言う行動ができるのです。

しかし、貴方がお金を入れてボタンを押してもジュースが
出てこなかったらどうします?

貴方はボタンを何回も強く押すか自動販売機を蹴飛ばすか
叩くか、すると思います。
(これ、消去バーストです)

それでもジュースが出てこなければ、憤慨してその場を
立ち去るか、下の方に貼ってある連絡先に電話する
でしょうか?

1~2回その自動販売機で同じようにジュースが出て
こない経験をしたら貴方は次もその自動販売機でジュース
を買おうとします?

しないですよね!

行動が消去されました。

このように犬は行動の後に報酬が与えられることで
行動を学習していくのです。

これを専門用語で「正の強化」と言います。

そのほかにもいくつかの学習方法があるのですが、
それは次の機会にしましょう。

このように「お回り」と言う行動以外の行動も犬が
行動した後におやつなどの報酬を与えていくことで犬は
行動を学習していきます。

具体的には横に付いて歩けたらご褒美とか

犬を呼んで犬が来たらご褒美とか

犬がお利口に待っていたらご褒美とか

こんな感じです。

近年のドッグトレーニングでは主にこの「正の強化」を
使う方法が主流です。

もっと確実に行動を定着させるには強化スケジュールを
使うとかいろいろな方法があります。

続く

森山はブログランキングに参加していますので下の

バナーをぽちっと押してもらえるとすごく喜びます。
  ↓↓↓↓

にほんブログ村 犬ブログ 犬 訓練士・ドッグトレーナーへ
にほんブログ村

—————————————————-

※是非、皆さんのご意見ご感想をお聞かせ
ください。
時間はかかるかもしれませんが、必ず直接
お返事させていただきます。
また、こんな内容の記事を書い欲しいとの

森山mail: school@playbow.jp

※このメールはプレイボゥドッグトレーナーズ
アカデミーに資料のご請求をいただいた方、
メルマガ登録をされた方だけにお送りして
おります。
今後、不要という方はこのまま送信不要と明記
の上、返信してください。

—————————————————-
編集発行:PLAYBOW Dog Trainers Academy
森山 敏彦

〒214-0014
神奈川県川崎市多摩区登戸2978 芝原ビル3F
Tel:044-932-0888
E-mail:school@playbow.jp

HP:https://playbow-dogtrainers-academy.com/

Copyright 2009 PLAYBOW Dog Trainers Academy
—————————————————-

—–