ガンドッグレトリーウトライアル協会

貴方の想いで日本の犬達の殺処分を0に
近づけましょう

プレイボゥドッグトレーナーズアカデミー校長

英国APDT公認トレーナー

米国CPDT公認トレーナー

日本APDT事業企画委員

森山 敏彦

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ドッグトレーナーのお仕事

タイトル

【 ガンドッグレトリーブトライアル協会 】

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本文

週末から、河口湖に行っておりました。

何しに行っていたかと言いますと、森山はレトリバーの
ための競技会、ガンドッグレトリーブトライアル協会
と言う協会の会長をやっております。

森山の師匠はイギリスのフィリッパウイリアムズと言う
トレーナーなのですが、彼女は、家庭犬のトレーナー
なのですが、実はガンドッグのトレーナーでもあるのです

ガンドッグとは鳥や小獣の狩りに使われる犬たちの総称で
主にあまり飛ばないウズラや雉の猟を行ううときに活躍
する犬たちの事です。

ポインターやセッター、スパニエルなどがガンドッグと
言うグループに入るのですが、中でもイギリスで
ガンドッグと言うとレトリバーの回収競技のことを
さすようです。

競技の内容は、ハンターが撃ち落とした鳥を回収してくる
と言った一見単純な競技なのですが、実際に行ってみると
めちゃくちゃエキサイティングなドッグスポーツだと
いう事が分かります。

たとえば鳥は広大なフィールドにいっぺんに数十ッ羽
撃ち落とされるのですが鳥がすべて撃ち落とされるまで
レトリバーはリードを付けない状態でステイをして
いなければなりません。

そして、鳥を打ち落とす作業が終了するとレトリバーが
1頭だけ呼ばれそこらじゅうに撃ち落とされた鳥の中から
指定された1羽だけを回収してくるようにジャッジから
指示されます。

要するに目の前に鳥が落ちていてもその鳥を回収して
きてはいけないのです。

例え目の前に鳥が何十羽も落ちていたとしてもても
ジャッジに指示された鳥しか回収してきてはいけません。

なぜかと言いますと鳥たちは散弾銃で撃たれますので、
既に死んでいる鳥もいますが、負傷した状態で生きている
鳥もいるのです。

負傷した鳥は早く見つけて楽にしてあげないと苦しんで
死ぬことになりますから、先に回収して楽にしてあげます。

それが動物愛護の考え方なのだそうです。

「だったら撃たなきゃいいじゃん」と言いたくなりますが
そこは狩猟の国、イギリスですから伝統があります。
(ちなみにヨーロッパ人は狩猟が大好きです、そういう
事の反動で動物愛護精神が発達してきた国々です)

ですから目の前の死んだ鳥の回収は後回しにされるのです。

あるときは200メートルも離れた場所に落ちている鳥
の回収を指示されるときもあります。

ハンドラーは手で鳥が落ちている方向を指し示して犬を
送り出します。

するとレトリバーは指示された方向にどこまでもまっすぐ
進まなければなりません。

そして鳥が落ちている場所まで進んだところでハンドラー
はストップホイッスルでレトリバーを止めます。

もう少し右に鳥が落ちているときは右のハンドシグナルを
出して右に犬を送ります。

左の場合も左のハンドシグナルを出して左に送ります

もっと奥に落ちている場合も同じようにハンドシグナルで
犬を奥に送ります。。

そして犬が落ちている鳥の近くに近づいたらその辺を探せ
と言うコマンドを出します。

見事犬が鳥を見つけて回収してくるという競技です。

要するに100メートル、200メート離れていても
犬をコントロールしながら落ちている鳥のところに
レトリバーを確実に誘導して鳥を回収させるという

シンプルなのですが、かなり難しい競技なのです。

しかしレトリバーはやはりレトリバーです。

この作業をするために作られた犬種なのですからこの作業
が大好きですし、練習すればできるようになるのです。

ガンドッグはヨーロッパではとっても人気のある
ドッグスポーツです。

元々は貴族が広大な自分の領地に他の貴族を招いて行って
いた貴族の社交界の一部だったのですが今では、一般の方も
参加できるとってもポピュラーな―ドッグスポーツなのです。

森山がフィリッパのもとにトレーニングを習いに行き始めた
2000年当時、森山はコウメと言うゴールデンレトリバー
を飼っていました。

森山の愛犬もゴールデンでしたし、ガンドッグの
トレーニングにとても興味を持った森山は必然的に
フィリッパからガンドッグのトレーニングを教わることに
なりました。

そして、「なんと面白いドッグスポーツなのだ」

「ぜひ日本で広めよう」と考えるようになるのに時間は
掛かりませんでした。

森山は日本でGRTAと言う協会を作ってこの素晴らしい
ドッグスポーツを日本に普及させてきたのです。

日本では鳥を打ち落とすという文化があまり馴染みが
ありませんから日本ではキャンバス地で出来たダミー
を、あらかじめブッシュの中に隠しておいたり、

ブッシュの中に投げ込んで、それをレトリバーに回収
させたりしています。

現在、関東、関西を中心に150ペアーほどの競技者が
この競技を楽しんでいます。

今回は来週行われる競技会のジャッジのためのジャッジ
講習会を行っていたのです。

この競技のジャッジ方法はレトリバーの洗練された動きや
意欲確実な操作ができているかなど、ジャッジの主観が
多く入ります。

ですからジャッジ同士の主観の大きな食い違いが無い
ように他のジャッジの方たちとのすり合わせを
していたのです。

そのために週末から人、2人と犬3頭で現地入りして車の
中で2日半ほど暮らしていました。
(半分は遊びだったのですが^^;)

来週の競技会は小淵沢の近くのフィールドで行われるの
ですが、遠い人は関西から遠路はるばる競技会に参加
するために高速を飛ばしてきます。

その方たちにも楽しんでいただくためにもしっかりと
体制を整えておかなければなりません。

とはいえ、最近仕事が忙しくなってしまった森山は、
会長の仕事をすっかりさぼっています。

他の役員の方々におんぶにだっこ状態です^^;

他の役員の皆様!お忙しい中協会の為にいつも有難う
ございます。

この場を借りてお礼申し上げます。

さあ!ボイシー!来週の競技会は頑張って優勝するぞ!

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