伝えることも重要な役割

こんにちは。プレイボゥドッグトレーナーズアカデミー関西校の竹井です!

竹井は大阪生まれ、大阪育ち、大阪在住の根っからの大阪人です。
そんな大阪っ子の竹井としては大変馴染み深い場所を、先日ニュースで目にすることがありました。
大阪市にある天王寺動物園です。

関西の皆さんはもちろんご存知ですよね!
1915年1月1日に開園し2015年には100周年を迎えた、長い歴史の中で愛されてきた動物園です。
そんな長い歴史の中で、動物園が担ってきた役割を皆さまはご存知でしょうか?

動物園の役割は、大きく以下の4つに分けられます。
・種の保存、環境保護
・教育
・調査、研究
・レクリエーション
4つ目のレクリエーションに関しては、人の楽しみのためあるいは商業的な部分が大きいように思いますが、その他の役割は、主に人と動物との共生のために動物園が担っている役割です。

野生動物を園内に保護し、その中で
どんな習性があるのか、どんな能力を持っているのか、その生き物がより過ごしやすい環境はどんな場所なのか、よりスムーズに繁殖を進めるには何が必要なのか、そんなことを研究しているのです。
パンダ

希少動物の繁殖も重要なお仕事です。



そして、動物の正しい知識を来園者たちに広めていくというのが「教育」という役割です。

竹井は、ドッグトレーナーのお仕事と少し似ているなーと思いました。
種の保存、環境保護には当てはまらないかもしれませんが、活躍しているドッグトレーナーさんは皆さん、開業後もセミナーなどに参加し随時新しい知識を得ていらっしゃいます。
自分で研究しているわけではないですが、まだまだ研究段階にある犬のことをしっかりと知ろうとされているのです。
勉強会

プレイボゥの勉強会にも卒業生がたくさんいらっしゃいます!



そして、一番大きな役割である「教育」。
犬に何かを教えるのがドッグトレーナーの仕事ではありません。

犬がどういった生き物で、どんな風に考えて行動し、どんな環境を好むのか
それを色々な人に伝え、人との生活の中で折り合いをつけるにはどうすればいいのかを考え、指導するのがドッグトレーナーの仕事です。

そして、飼い主さんと犬との生活がさらに豊かで楽しいものになれば、それはレクリエーションにも繋がっていくのではないでしょうか。

そんなことを考えながら、久しぶりに天王寺動物園に行きたくなった竹井でした。