動物園の動物たち

ハズバンダリートレーニングとは?

こんにちは。プレイボゥドッグトレーナーズアカデミー事務局の佐藤です。
今日とある動物園の動物が体重を測定している様子が動画にアップされていました。

「なんの動物だろう…?」と気になり動画を見てみると、登場したのはホッキョクグマでした!
現在は通称シロクマとも言うようですが、厳密にはシロクマは遺伝的疾患により、生まれた白いツキノワグマがシロクマらしいです。

話がそれました。
この動画では、ホッキョクグマは体重測定のためトレーナーに誘導され体重計がある場所へ…。
そこでトレーナーはある動きを取りました。
トレーナーが柵越しにこぶしを出すと、ホッキョクグマが鼻タッチ!その間に体重を測る、というシーンでした。

実はこれ、ハズバンダリートレーニング(受診動作訓練)と呼ばれるトレーニングの一環です。動物がストレスなく健康管理を受けられるように工夫されたトレーニングで、近年、動物園や水族館で取り入れられる機会が増えています。

東武動物公園のアムールヒョウでも実践

文章だとお伝えしづらいので、東武動物公園のアムールヒョウと一緒に公式のYoutubeにて“ハズバンダリートレーニング”について紹介されていましたので、映像を。

◆東武動物公園 アムールヒョウ
https://youtu.be/P-fKJ-oRUgk

いかがでしょうか。モフモフの前肢が可愛い・・・のはもちろんですが!
受診動作訓練またはハズバンダリートレーニングのイメージは、出来ましたでしょうか?

プレイボゥの実習で学ぶハズバンダリートレーニング

近年、動物園や水族館などにいる動物たちには、アニマルウェルフェアという動物の福祉について様々考え取り組まれています。
プレイボゥドッグトレーナーズアカデミーでも、この動物の福祉についてしっかりと考え、取り組んだ実習内容となっています。

例えば・・・先ほどのアムールヒョウの映像の中で、採血練習のため尾を触るシーンがありました。
プレイボゥの実習、そして犬に置き換えて似たようなシーンをご紹介しますと、マズル(口周り)もしくは、歯を見るための診察時には、マズルに触れることが必須ですから、ドッグトレーナー養成講座では【あごのせ】という項目でこのハズバンダリートレーニングの大切さをお伝えしています。 

【あごのせ】と聞くとトリック(芸)のイメージが想像できますが、トリックとしても可愛いですし犬にストレス少なく、診察を受けてもらう為の動作でもあるのです!

動物福祉の視点を大切に

近年、動物福祉(アニマルウェルフェア)の観点から、動物たちの健康やストレス軽減を目指した取り組みが進んでいます。プレイボゥの実習では、犬たちが快適にトレーニングや診察を受けられるような方法を学びます。

犬との生活をお互いストレス少なく送るためには必須のハズバンダリートレーニング。ぜひご来校いただいた際には「ハズバンダリートレーニングを見てみたいです!」とお声がけください!

 運が良ければ、実習先の見学に生のトレーニングの様子が見れるかもしれません
(当日いる保育園生が練習中の場合はお見せ出来ない可能性もあります。) 

児玉先生の愛犬ぼく君の「いーっ」

ち・な・み・に!
 ドッグトレーナー養成講座の講師でもある児玉先生の愛犬ぼく君は、「いーっ」という芸が出来ます。

いーっ!
人の人差し指に上唇を当てて前歯を見せる!

 

まだ発展途上段階の「いーっ」なので完璧なハズバンダリートレーニングではありませんが、芸としても、とてもウケが良いです。 

まとめ

このように、ハズバンダリートレーニングは動物たちにストレスを与えず、楽しく健康管理を行うための大切なトレーニングです。
ぜひ、プレイボゥドッグトレーナーズアカデミーでこのトレーニングの重要性を体験してください。

「ハズバンダリートレーニングを見てみたい!」という方は、ぜひお気軽にお問い合わせください!